パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は6度、最高気温予想は11度で、お天気は曇りとなっております。

昨日までと違って今日はちょっと肌寒いパリ。

でも週末からはまた良いお天気が続くようなので、冬の終わりをしみじみ感じながら、エネルギーチャージしておこうと思います。

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ということで、フランスで初めて、なのでフランス人旦那と結婚して初めて、タラの煮付けを作ってみました。

というか、魚の煮付けを作るの自体がフランスで初めて。

と言うのも、フランスに来た頃はまずはフランスの食材に慣れなくちゃだったし、慣れてくると今度はその食材で料理をするのが楽しくなったのです。

そうこうするうちに旦那と暮らし始めました。

すると今度はフランス人に新鮮で自分もやはり落ち着く日本食も食べたくなる。

ただ煮付けはなかなか作ってみようと思わなかったのですよね。

なぜならやはりお寿司やラーメン、餃子などの日本食はだいたい喜ばれるのはわかっているけど、煮物などの茶色系のものは、外国人にはウケがあまり良くないんです。

しかも旦那は焼き魚も苦手。

シャケの塩焼きとかサバの塩焼きとかあんなに美味しいのに…。

でも、煮付けは甘辛味。

もしかしたら食べれるかも、と思って、もしダメだったら私が食べればいいや、と思ってお試しです。

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そのタラの煮付けです。

本当は皮つきが良かったけど、フランスで売ってるタラは皮をとってあるものが多いので皮なしです。

水でさっと洗って水分を優しくしっかりふき取って、塩を振って少しおいて、出てきた水分をキッチンペーパーでまた優しくふきとって、臭みをとり抜きました。

そして、まず一度沸騰させた生姜入りの醤油の甘辛汁にタラを入れて、汁をかけながら中火でさっと煮て、火が通り過ぎないうちに取りだしました。

次に予め茹でておいたホウレン草を入れて、これもさっと煮て取り出しました。

残った煮汁を煮詰めて、とろみがついたらタラとホウレン草にかければ出来上がり。

さてさて旦那の反応は?

意外や意外!

まったく問題なく普通に食べてるし、美味しい?と様子をうかがいながら聞いてみると。

うん、美味しい♪とパクパク食べてる~。

やはり甘辛味が決めてなのでしょう。

それと塩をして臭みをとったのもポイントかな。

フランスには春菊がないので代わりのホウレン草だったけど、ホウレン草も煮付けに合います。

これは超簡単だしあっさりで身体に優しいしで、味噌漬けに次ぐ、我が家の和の魚料理の定番に決定です!

ただし多くのフランス人は魚の骨が苦手で旦那も超苦手。

なので丸ごとの魚の煮付けは避けた方が良いので、切り身限定かな、と思っております。

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この時の副菜は、大根おろし添えの出し巻き卵。

普段大根おろしは添えないのだけど、たまにやってみたらめちゃくちゃ美味しい♪

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ワカメと紫玉ねぎと人参の生姜ゴマ酢和え。

海藻海藻健康健康。

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人参とカブのぬか漬け。

ほんの少しだけお醤油をちょろりとかけるのが大好きです。

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冷凍しておいたおでんの残り汁に人参、干し椎茸、レンコンを加えて作った炊き込みごはん。

この炊き込みで和風オムライスを作ってもグッド。

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そしてカブとネギのお味噌汁です。

お味噌は、パリの日本食材店で買った、ちょっと白味噌っぽいまろやかなお味噌。

アジアンスーパーでは田舎味噌しか売っていないので、久しぶりの違うお味噌、新鮮です。

で、最近はこのお味噌汁に柚子胡椒を少し入れるのがお気に入り。

まろやかな風味に爽やかな辛みがアクセントになって香りも良くてさらに美味しくなります。

こんな感じで、大成功だったタラの煮付け作戦?!

やっぱり醤油甘辛味は頼りになります~。

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