今日のパリの気温は朝は-1度、最高気温予想は7度で、お天気は晴れとなっております。
わんこ散歩の時に歩く通りに、春と秋になるといつも綺麗な赤いバラが家の壁ぞいに模様のように咲く、こじんまりとした美しい古い家があります。
バラの季節になると、綺麗だな、と見惚れながら通るのですが、庭でも窓辺でも住人の方を1度も見けかたことがありませんでした。
なのでどんな人が住んでいるのかな、と、何年も思っておりました。
で、数日前、旦那とその通りを歩いていると、旦那が誰かに気付いて、笑顔で声を掛けました。
そしたら、それがその家の住人のムッシューだったのです。
旦那は顔見知りだったようで、私は心の中で、この人が住民さんか、と思いました。
で、その家の前で門をはさみながら少し話をしました。
最初は最近はどう?みたいな感じだったのですが、つい最近妻が死んでね、とムッシューが話始めました。
そして、パリ郊外のこの家を売却したこと、フランスの西海岸のヌーベル=アキテーヌにも家があるので、そこに15日後に引っ越しして、1人で暮らすことなどを話してくれました。
淡々と話していたけれど、奥さんの死、家の売却、パリを完全に離れての1人でスタートする新生活。
短い期間でそう何度もあるわけではない人生の中の大きな変化を、受け止め、進めていっているんだな、と思いました。
私も離婚して住まいを引き払い、マンスリーマンションで渡仏準備、そしてパリへの移住を、1年の間で経験して、今でも、よくやり切ったな、と思うことがあるので。
初めて会った方だけど、ちょっと心にくるものがありました。
それから、いつも見惚れていたバラの咲く家の住民さんにやっと会えたのに15日後には引っ越してしまうので、会うのはこれが最初で最後かもな。
亡くなった奥さまには1度も会えなかったことも残念だったな。
と、そんな’ことも思いました。
でも人生は、人との出会い、別れ、すれ違い、この繰り返し。
しかたありません。ムッシューは定年退職して数年経っているそうなので、60代半ばくらいでしょうか。
奥さまが亡くなったばかりなので、こんなことをいうのはあれかもなのですが、それでもムッシューの人生は続くので。
新たな出会いも含め、新生活が少しずつ自然に充実していけば良いな、と。
私なんかが言うことじゃないけど思いました。
いくつになっても恋をするのが、したいのがフランス人。
(みんながみんなではないですけど)元気復活のためにも切り替え大事。
な~んて、切り替えベタの私が言うのもなんですけどね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
応援クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村
コメント
コメント一覧 (2)
そこの住人を見た事はなかったんですね。
旦那さんは、顔見知りでもmoiさんは、初めての
対面になる薔薇の家の住人・・・
せっかく会えたのに最初で最後の対面になりそうなんですね。
しかし、もの悲しい話ですね。
奥さんが亡くなってしまったんですね。
そこで、この家を売り、西海岸の家に引っ越すんですよね。
奥さんの死も大きな変化なのに、新しい生活とは、大変ですね。
亡くなった奥様も元気だった時代に2人の仲良さそうな
様子を見れたら良かった感じはしますね。
日本人はじくじくしちゃうけど、切り替えが早い傾向のある
フランス人なら、この後もちゃんと新生活を
楽しく暮らせる感じはしますね。
いくつになっても恋もできるから元気ですね。
旦那はもう20数年今の場所に暮らしているし、職場まで歩いて通っているので、その通り道で顔見知りになった方々は全員じゃないけど、知っているようです。
私はわんこ散歩で近所をよく歩くけど、通りかかった家の住人さんには挨拶程度ですし、うちのわんこがはちゃめちゃ子なので、人よりわんこに気をとられている感じで、あまり人の顔を覚えていないんですよね。
バラの咲くお宅は、窓に綺麗なレースのカーテンがかかっていて、庭も古風な家もきちんとお手入れされている様子で、住んでる方が綺麗にしているんだな、と思っておりました。
もしかしたら亡くなった奥様がしていらっしゃったのかもしれません。
今までずっと2人だったのが急に1人になる。
それも男性が1人だと、慣れないことも多いかと思います。
でもヌーベル=アキテーヌは素敵な地域だし、海が近いし、お天気もパリよりず~~っと良いので、気分が晴れやかになるかもしれません。
それと、はい、フランス人は切り替えが早い傾向ですし、亡くなった人が忘れられないから、とか、申し訳ないから、とかでその後新しいパートナーを探さない。
ということは基本的にないので、ムッシューの新しい生活が素晴らしいものになれば良いな、と願っております。