今日のパリの最低気温は14度、最高気温予想は26度で、お天気は薄曇りとなっております。
この記事を更新しようと思った時、ニュースが伝えられました。
ジェーン・バーキンが76歳で亡くなったとのことです。
数か月前にTVで観た時に、顔がとてもむくんでいて、ああ太ったのかな、と思っていたのですが、身体の不調があったのかもしれません。
ジェーン・バーキンと言えば日本の方にはエルメスのバーキンでよく知られていますが、私が印象的だったのは、彼女がもう何十年も前からバーキンを使っていない、とインタビューで言っていたこと。
バーキンがあまりにも独り歩きし過ぎて、逆に引いたようなさめたような気持ちだったのかな、なんて思いました。
ある在住ブロガーさんが、たまたまジェーン・バーキンとパリのスタジオで一緒になって、とても感じが悪かった、と書いていたけど。
確かその後だったと思うのですが、そのブロガーさんに、政治や映画など私の知らないことがわかり勉強になるのでいつも楽しみにしています。
と、率直なコメントをブログのURLと共に送ったら、意図的に無視されたことがありました
その時に、ジェーン・バーキンがというより、この人に妙なプライドがあったのかもな、なんてちょっと思ったことがあります。
とにかく、イギリス出身だけどフランスのミューズ的な人で、フランスで外国人の私にとっても特別な人でした。
ご冥福をお祈りいたします。
ということで、本題になりまして、約1年前のこの記事で、フランスの宅配便の適当なお仕事ぶりをお伝えしました。
→フランスの宅配ドライバーは小包を投げ入れ、嘘をつく?!で、また苦笑いの出来事が数日前にありました。
また宅配の荷物(ZARAの箱)が柵の向こうから、庭の中に投げ入れられていたのです。
(そのまますぐカメラ持ってきてフォトしました)前回と同じで、私は家にいて家のベルは1度も鳴りませんでした。
またか、と思いました。
でも私はネットで買い物はしないし、旦那もほとんどしません。
しかも旦那がたまに買う時は私に、近々宅配の荷物が届くからね、と必ず言います。
なので、何だろう?
と思いながら取りに行きました。
そして見てみたら、住所うちじゃない~届け先間違ってる~。
合ってるのは番地だけで2本別の通りでした。
ベルは鳴らさない、荷物は投げ入れる、届け先も間違ってる、って、どんだけ適当なんだよ~。
ま、持ってみるとかなり軽くて壊れ物じゃないような感じではあったので、ドライバーさんも中身がわかってて投げ入れたんだろうけど。
(いやでもやっぱ投げ入れはどうなのよ)で、帰ってきた旦那に伝えたら、すぐそのお宅に届けに行ったのですが、戻ってきた旦那に、日本の宅配便がこれしたら苦情が殺到してものすごいことになる、と言ったら。
旦那はくすっと笑って、以前はこんなこともあったよ、と話し出しました。
我が家も交流があるご近所さん宅に、ある日、やはり宅配便が投げ入れられていたのですが、庭にいた大型犬のわんこが箱を食いちぎって、中の品物もめちゃくちゃに破壊していたそう。
それをご近所さんは笑い話にしていたそう。
話している旦那も、思い出しながらまた笑っていました。
その品物は宅配会社が弁償したの?と聞くと、それは忘れたそう。
とにかくフランスの宅配便はこんなんなんです。
これに比べ日本の宅配便は、配達スピードが早くて時間指定、日時指定も出来て、丁寧に荷物を扱ってくれるし、多くのドライバーさんが笑顔で対応してくれます。
フランスの宅配便でこんなことがあると、よく思い出すことがあります。
日本に住んでいた時、時間指定した宅配便が時間ギリギリになっても来ないと、まだかなまだかな、とちょっとイライラすることがありました。
今思えば、ドライバーの方は朝からたくさんの家を回っているのだから、時間内ギリギリになる場合も、時には時間を過ぎる場合もあるのは当たり前のこと。
それに日本の真夏なんて、道をただ歩くだけでも倒れそうなのだから、ほんと~に大変だと思います。
汗だくの方もたくさんいらっしゃいました。
最近はフランスでもやっと、この日に届きます、という通知がメール等で来るけど、少し前まではいつ届くかわからなかったし、注文してから1週間くらいで届くことも、投げ入れ、嘘、間違いは今もしょっちゅう。
でもなんかもう慣れてきちゃって、逆に、日本で宅配便が正確なのはお客さん側にとっては嬉しいことだけど、働いてる側にとっては大変なんだろうな。
もう少しどちらも緩い感じになっても良いのかもな、なんてことをちらっと思うことがあります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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コメント
コメント一覧 (8)
Twitterに訃報が出ていました。
私はバーキンさん主演の映画のDVDは2本だけ、持っています。
1968 ワンダーウォール
1972 マドモアゼル à GO GO(女の望遠鏡)
ワンダーウォールはサイケデリックなファッションが素敵だけど意味は分かりにくいアート寄りの映画。
マドモアゼル à GO GOは、娯楽映画で、4人の女性のファッションとか素敵です。
エルメスのバーキンは有名ですね。
もう何十年もバーキンは使ってないのですね。
昭和の頃のピーエルカルダンとかのデザインが素敵でした。
だからエルメスもおそらく昭和の頃、ステキだったんだろうと思います。
moiさんのコメントは酷く無いのに、
とある仏在住ブロガーさんが意図的に無視したのが酷いですね。
そのブロガーさんがバーキンさんを感じ悪いと書いた事が本当か疑問ですね。
そのブロガーさんの方こそ態度が悪く、バーキンさんがウンザリして感じが悪くなった可能性もありますね。
ベルを鳴らして、いないなら放るのも分かるけど、ベルを鳴らしもしないで
いきなり放るのは、ヒドいですね。
しかも、別な人の荷物が放り投げられていたんですね…(+o+)
とりあえず、宛名の人に届けてあげたんですね。
投げ入れのせいで、
庭にいた大型犬のワンちゃんが箱を食いちぎってボロボロにした事もあるんですね。
尚、壊したのはワンコさんなので、宅配会社に弁償の義務はない気もしますね。
日本の宅配は時間にきっちりで働く人は大変ですね。
時間指定よりうんと早く来る事も多いです。夜の指定が午前の早い時間に来るのもザラ。
うちが在宅とみて、近くを通ったので、荷物をとりあえず持ってきちゃったぁ…みたいな感じです。
でも、早いのは、問題ないですね。
尚、夜の指定にしたのは、お出掛けの可能性を考慮にいれての事です。
宅配する家の在宅状況も予測して働いてますね。
勝手に思っていたことですが、ご本人は、かご🧺のほうが好きだったんじゃないかな?と思ったことがありました。
宅急便は…ワンコが破壊してたら、何かしら?とそっと片付けてしまうかも🤣なんて思ってしまいました。
宅配の件、心中お察しします。(前回の記事もURLから拝読しました)
私もパリ郊外在住ですが、以前ドイツから食品配送を頼んだら、
やや大きめのダンボールだったのですが、
やはり塀の外から投げ入れられてました。幸い損傷はなかったですが、、、。
宛先違いも多々あり、でも無事届けばまだいい方です。
ベルを鳴らさない、というのもよくあり、
日本から届いた小包も、ベル鳴らさない、不在通知も入れない、
よって小包があることを知らず、局での保管期間2週間を過ぎて日本に返送。
ということも何度かありました。
その都度、郵便局本社など抗議手紙を書きましたが、
「ベルを鳴らさない、不在通知については関知してない」とのことで効果なし。
国営郵便局でさえ人出不足からか、配達は民営業者に委託していて責任を分割するので、
郵便局、配達業者、それぞれの責任感の度合いが薄れていると感じます。
ベルのところに「配達物はベルを鳴らしてくれ」といった注意書きを貼るなど
自衛するしかないのが、フランス生活の困難なところですね。
日本だったら、、、、と私もよく比べますが、
逆にストレスがたまるかもしれません(苦笑)。
あと、2021年から海外からの小包にかなり高額な関税がつくようになりましたね。
GAFAなど標的にしたものだと思いますが、
日本からの郵送にも悉く高額関税(内容申請額の3~4割分!)で憤慨します。
メールで抗議しましたが、返事は「EU、DomTom以外は例え商品が無料でも関税要」とのこと。
ここで引き下がらず、さらに郵政省幹部に抗議予定です。
最後に以前から気になっていたのですが、
「パリ生活社」という何でも屋さんの個人会社?が以前パリにあり
Oさんという方が代表で、修理系など何度かお世話になったのですが、
御ブログはその会社の方ですか?違ったらすみません。
時節柄ご自愛下さいませ。
日本の猛暑、フランスでもニュースで伝えられております。
あの暑さは熱中症など、とにかく危険です!
少し温度が落ち着くまで涼しいおうちでゆっくりなさってください。
ジェーン・バーキンがかごの方が好き、本当にそうかもしれません。
ノルマンディーの田舎に別荘を持っていて、そこがとても好きでしょっちゅうそこで過ごしていたそうなので、かごでマルシェとか行っていたかも。
そっと片づけるなんてmeriさん優しいですね♪
ワンちゃんもおっとり穏やかに暮らせますね。
お話を読んだところ、我が家界隈の宅配便や郵便よりもっとひどいように感じました。
私は今のパリ郊外に来て、荷物が届かなかったことはまだ1度もないんですよ。
ただしパリ市内に住んでいた時は、日本を出る前に日本から船便で送った荷物が届いても不在票が入っていなくて大変でした。
抗議手紙、このどフランス人&どフランス社会では効果がないかもしれませんね。
でも日本に荷物を送り返されたらとてもショックだし、それが何度もあったら怒りもそりゃわきますね…。
2021年からの高額な関税のことは知りませんでした。
3、4割って恐ろしい…。
日本のご家族も気軽に送れなくなってしまいますね。
パリ生活社という会社があったのですね。
知らなかったです。
私はその会社さんとは何も関係なくて、会社じゃないのに社ってついてたら、それもまた面白いかな、と思って何となくつけたブログ名なんですよ。
Oさんがお元気だと良いですね。
お互い、フランス生活には今だにびっくりさせられることがありますが、日本の良いところを忘れず、暮らしてまいりましょうね。
私はジェーン・バーキンの映画を観たことがありません。
ウラジミールさんは本当にいろんなことに興味を持ち、よくご存知でびっくりします!
送ったコメントは120%良いことしか書いていないので、私のブログとわかってのこの対応には本当にがっかりしました。
以来、このブロガーさんがいくら映画や政治のことを書いても伝わってこないように私は感じでしまいます。
1番最初の宅配投げ入れの時は衝撃的なくらいびっくりしました!
フランス(人?)恐るべしです。
東京なんかだと結構ピリピリ時間に厳しい人が多いのかもしれませんね。
私の働いていた職場も毎日山のような宅配便で、ドライバーさんは時間との戦いといった感じでした。
地方の方がいくぶんゆっくりしているのかな。
荷物が早く届く分には良いですよね。
フランスではひと昔前は、いつ届くのか、荷物紛失が多いので本当に届くのか、といった感じでした。
私はたまたまですが、荷物が紛失したことはなくてすべて届いているのでラッキーです。
ここAllierの田舎の郵便屋さん、のんびりしていて丁寧で良かったぁ~~。
確かにパリはもちろん、パリ郊外もどんどん便利になっていて、日本食材が結構手に入りやすかったりはとても嬉しいです。
でもずっと住むところではないかな、と私は思います。
やはりゆったりしたところで穏やかに暮らすのが、心にも身体にも良いと思います。
都会はたまにで十分。