今日のパリの最低気温は-1度、最高気温予想は3度で、お天気は曇りとなっております。
能登半島地震で5歳の坊やがやけどを負って入院できず亡くなったというニュースは胸が苦しくなる思いでした。
以前パリでベビーシッターのバイトをしていたことがあって、その年代の子供の可愛さ、愛らしさ、可笑しさを少しはわかっているつもりなので、会ったことがなくても想像がつくからです。
そんな可愛い小さな坊やが、やけどを負ったことだけでもせつないのに、ママ、かゆい、あつい、と言って亡くなってしまうなんて…。
お母さんは胸が張り裂けそうな思いだろうと思います…。
JAL機衝突事故で貨物室に預けられていた動物の救出が叶わなかったというニュースも本当に心が痛む思いで、想像するだけで恐ろしいです…。
もしうちのわんこたちだったら、たとえ自分が助かっても、気が狂ってしまうかもしれません。
それくらい愛おしい世界一の宝物です。
今回このような痛ましい飛行機事故が起きましたが、私は以前から、たとえ機内に一緒にいれる航空会社でも飛行機には乗せないと決めておりました。
そう思うようになったきっかけは、2008年に4歳のチワワ坊やと渡仏した時に乗った飛行機での経験があるからです。
規定の体重以内であれば機内に一緒に乗せられるエールフランス航空だったので、一緒の座席にいれたし、いれるからエール・フランスにしたのですが。
乗ってから5、6時間はずっと息をはあはあしていて落ち着かなかったし、疲れて眠っても飛行機がちょっとでも揺れるとすぐ目を覚まして、また、はあはあしていたので、やはり身体への負担は相当だな、と思いました。
なので、1年後か2年後か、フランスから日本に本帰国する時はまた乗せなくてはだけど、それ以外はたとえ自分が旅に行けなくても乗せない、と決めました。
でもフランスに残ることになったので、もう長時間乗せる必要はなくなって心からほっとしました。
今もその気持ちは変わっていないし、車での長旅も負担がかかるので最小限にと思っております。
けれど、それは私の考えであって、動物と一緒に暮らしている人好きな人一緒に連れて行きたい人連れていかなくちゃいけないわけがある人、動物と暮らしてない人苦手な人、アレルギーがある人、皆それぞれ考えが違うし、違うのが当たり前だと思います。
このブログで何度か書いたことがあるけど、昔私は犬が恐くて苦手でにおいもダメで、どんなに小さい犬でも逃げていました。
リードをしていない小型犬に公園で吠えられて追いかけられた時は半泣きで飼い主さんに、なぜリードしていないんですか。
と訴えたこともありました。
その後前の旦那が欲しがってチワワ坊やを迎えることになって、自分でもびっくりするくらい超がつく犬バカになって、今では威嚇する子以外はどの子も可愛いな、と思います。
でも今でも、苦手な人がいること、苦手な人の気持ちは忘れません。
だからこちら側の感覚を押し付けてはいけないと思っております。
それでも、石田ゆり子さんの飛行機での動物の機内持ち込みを願うコメントと、それに対し批判したり怒っている人たちのコメントを読んで、そんなに怒ることかな、と正直思いました。
動物を家族と思っている方の発言だと思うし、動物が苦手な方は同意できない内容かもしれないけど、その場合でも、コメントを書き込みたければ怒らずに意見を書けば良いのでは、と思いました。
ただ、もし自分や家族が動物アレルギーで危険な目に遭ったことがあるという場合だったら、ついムキになってしまう気持ちもあるかもな、と思います。
でもそうじゃなくて、すぐに批判したり怒ってすぐ書き込みをするのはどうしてなんだろう?
普段どうやって社会生活をしているんだろうか?
と過ってしまいます。
それに、考え方が違うからといっていちいち怒っていたら生きていくのは大変そうですし、おそらく健康にも悪いような気がします。
それともネットだから怒れるのでしょうか?
私はぜんぜん大らかな人間じゃないけれど、そこのところがちょっとよくわかりません…。
あ、でもこの記事を書いていたら石田ゆり子さんが閉鎖していたコメント欄を開けたとのニュースが出ました。
良かったです。
2024年は悲しい出来事で始まって、そして今もせつなくなるようなニュースが毎日飛び込んでくるけど。
いつの日か、でも1日も早く、穏やかな日々が戻ってきますようにと、自分自身も出来るだけ穏やかな気持ちを心掛けながら、願いたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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コメント
コメント一覧 (4)
引っ越しなど、飛行機に動物を乗せざるをえない事をのぞき、飛行機での
動物を乗せるのは避けた方がいいとはいいますね。
動物の年齢によってはリスキーなので、里親に出す事を選択する飼い主さんもいますね。
貨物室は空調が悪いので、気圧の関係で亡くなってしまうケースもあります。
そう考えると、貨物室でなく、客室に乗せるのを許可してほしいと考えるのも自然な事ですよね。
石田ゆり子さんの機内持ち込みを願う気持ちは、動物の飼い主として理解できます。
しかし動物が苦手な方やアレルギーの方にとっては同意できない内容ですね。
アレルギーの人にとっては、命に係わる問題なので、同意できないのは分かります。
同意できないと言えばいい事で、石田ゆり子さんをガンガンに責める必要はないですね。
もっとも客室に動物を乗せるのを許可している航空会社を
アレルギーの人は選ばないと思うので、そんなに問題は無い気もします。
日本では九州のスターフライヤ―のみ。
尚、動物のお客さんも乗るかもしれない飛行機と、
絶対乗せない飛行機は完璧に分ければ解決する気もしました。
掃除したって、完璧に動物の毛を除去できるとは限らないので、動物を乗せるかもしれない飛行機と
絶対乗せない飛行機は、機体ごと完全に分ければいいです。
しかし、機内に一緒に同伴できても、チワワ坊やは、
苦しそうで、大変だったんですね。
フランスに残る事にして良かったですね。
又、一緒に乗るのも憂鬱ですよね。
貨物室はやはりリスクが大きいと思います。
動物たちがまず慣れない場所で、しかも動いているので不安が大きいと思いますし、気圧の関係があるし、誰かがいつも見ていてくれるわけではないですし。
フランスにずっと住む予定だった友達は理由があってパリから日本へ本帰国しなくてはならなくなった時、規定体重以上のわんちゃんを泣く泣く貨物室に預け、日本に到着して無事姿を見た時は涙が出てきたそうです。
その気持ち、よ~くわかります。
自分の子を家族と思っている人はおそらく全員が一緒に機内に乗せたいはずです。
でも動物が苦手な人、アレルギーがある人がいることも忘れてはならないんですよね…。
フランスでもわんこ散歩をしていると、小さな犬でも恐がって逃げる人、泣きそうになる子供が結構います。
私も以前そうだったのでその気持ちもよ~くわかるので、こちらが避けるようにしております。
フランスでは犬にリードをしていない人もとても多くて、うちの子もよく追いかけられて威嚇されたりして、それは犬が悪いのではなく飼い主の身勝手さだな、といつも思います。
「動物のお客さんも乗るかもしれない飛行機と、絶対乗せない飛行機は完璧に分ける」
「機体ごと完全に分ければいい」
これいいですね!!
これだったら動物が苦手な人、アレルギーがある人に迷惑をかけず、乗る側も安心して一緒に乗せられます。
チワワは神経質な気質だし、坊やは特にそうだったので、はあはあはなかなかおさまりませんでした。
でもエールフランスの乗務員さんが皆さん、しょっちゅう見に来て、声をかけてくださったんですよ。
わんこと一緒に機内に乗るということ自体が馴染んでいて、私もその点が安心出来ました。
能登の状況を考えると、小さなことでいちいち怒っていられません。
自分も自分自身にそう言いきかせております~