今日のパリの最低気温予想は6度、最高気温予想は15度で、お天気は曇りときどき晴れの予報となっております。
我が家から程近い場所にある、長く放置されていて半ば朽ちた状態の元農場。
この農場区域は3階建ての建物を建てるのが禁止ですが、約1年半前の2022年の夏に市が特別に許可を出して、高さ20mの新しい大型アパルトマンが建つことが決まりました。
でも近隣住民の間で反対運動が起こりました。
→跡地問題は閉店した花屋さんだけではなかったしかもその後の調査で、農場の建物にフランスで希少なコウモリが住み着いていること、そして農場の建物の裏にある林に野性のキツネが住んでいることがわかり、アパルトマン建設にストップがかかりました。
→我が街の大型アパルトマン建設にストップがかかった理由で、アパルトマンの建設は中止になり、その代わりに低層型のメゾネットスタイルのアパルトマンが建つことになったのが去年の夏。
→ストップがかかった我が街の大型アパルトマン計画、その後の展開ところが一向に工事が始まる様子がありませんでした。

なのですが、実は今年に入って農場の隣りの2軒の家に売却済の看板が出されました。
で、ここも潰されメゾネットアパルトマンの一角になることを知りました。

そして先週の月曜日、わんこ散歩で午後通りかかると突然工事が始まっていて、農場がすでに壊され始めていました。
でもこれは翌日の火曜日の午後フォト。
月曜日は散歩が終わってからすっかりフォトしに行くのを忘れてしまい、火曜日でも少し形が残っているだろうと思って気軽にカメラ持って行ってみたのですが、この時はもう農場の建物は跡形がなくなっておりました。
この壁の向こうに横に長い大きな建物があったのですが、おいおいいつも仕事遅いわりに、壊すのは速いじゃないかよ~。
と思ったわたくしです。

ということで、最初の大型アパルトマン計画話から1年半を経て、ついに工事が始まったというわけです。

このフォトも火曜日に撮ったもので、売却済の2軒の家はまだそのまま。

でも水曜日にはこの家々も壊され始めておりました。
住民さんはもちろんとっくに新しい家に移っていらっしゃるだろうけど、この姿を見たらやっぱり少し寂しいのでしょうかねぇ。
私だったらいろいろ思い出して感傷的になっちまいそうです。
でもそういうところフランス人、結構あっさりしてるからな。どうかな…。

で、ここはこの2軒の家のお隣りの元花屋さん。
経営者のご兄弟が引退して南仏の田舎で暮らすために2022年の初めに閉店しました。
ここも3階建て以上の建物を建てるのは禁止区域ですが、市が大型アパルトマンの特別許可を出した時にここも、そのアパルトマンが建つ建たないで問題になったんです。
その後どんな計画になっていったのかわからなかったのですが、でも通りかかると、まだご兄弟家族は住み続けていました。
なので、ご近所さんと顔を合わせる気まずいだろうな、なんて思っていました。

ですがいつの間にか、門に鎖がつながれていました。
元お花屋さんもすでに南仏に旅立った模様。
なので、結局ここもメゾネットアパルトマンが建つんだろうな、と思ったのですが、旦那に聞いてみると。
去年元お花屋さんの1人と道端で偶然会ったので立ち話した時は、まだ売れていないんだよ、と言っていたとのこと。
そしてこのフォトした時にメゾネットアパルトマンの建設計画の看板を見ると、番地は隣りの家まで。
なので、お花屋さんは建設計画に入らなかった(入れなかった?)ようなんです。
でも、すでに引っ越しているということは、ここはまだ売れていないけど、新しい暮らしがおそらく出来ているということ。
良かったです!
せっかく引退して新しい暮らしをすると決めたのに実行出来ないのは、残された人生時間を考えると超もったいないですからね。
それと素直に羨ましいと思ったのは、ここが売れなきゃ新しい家に引っ越せない、ということではなかったのだろうということ。
庶民はなかなかそういうわけにはいきません。
金銭的に少し余力があったのでしょう。
この立地は数年後に出来る新メトロから徒歩10分以内。
なので焦って売却しなくても土地の値段はどんどこ上がっていくと思われます。
売れなきゃ引っ越せない、というわけでなければ急いで売る必要はなし。
ここに残っている間はバツが悪いこともあっただろうけど、何が起こっても物事は流れていくもの。
新天地で念願の第2の人生を始めていらしたら素敵だな、と思っております。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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コメント
コメント一覧 (2)
揉めに揉めた場所なので工事が始まるのも遅いですよね。
着工は遅いのに取り壊すのはあっという間ですね。
3階建ての建物を建てるのが禁止なのに市が許可を出すのもいけないですね。
でも希少なコウモリや野生のキツネさんがいるので、建設中止でしたね。
農場の跡地は、メゾネットアパルトマンになる事になり、さらに農場の
隣の2軒も追加される事になったんですね。
月曜日にカメラを忘れ、火曜にカメラを持って行ったら、跡形も無しとは、
これだけグズグズしたわりにはあっけないです。
何でも作るのは難しいですが壊すのは簡単です。
凝った装飾のケーキも一瞬で落とせば崩れるし…。
お花屋さんは、メゾネットアパルトマンの建設計画に入れず、
売れてなくても、新しい暮らしを始められたんですね。
売れていなくても、新しい家に引っ越せるだけの財力があったのは良かったですね。
中古住宅である我が家の以前の住人さんの場合、売れないと借金を返せないという状況なので、それと大違いですね。
でも、お花屋さんの土地は、数年後の新メトロから徒歩10分以内なので、焦らず待てば、もっといい値で売れますね。
ところで今年、オリンピックだから、メトロ計画はオリンピックに間に合った方が良かった気もしますけどね。
はい、取り壊されるのは寂しいです。
たとえ朽ちていても残っている方が良いと思ってしまうし、朽ちたものは魅力があって魅かれます。
希少なコウモリさんと野性のキツネさんがどうなったのかがわからないのですが、今回農場が壊されて背後の林を初めて見たのですが、農場の林はそれほど大きくはなかったのです。
で、花屋さんの後ろの林は果たしてどれくらいの大きさなのかな、とちょっと過ぎりました。
お金お金の人間社会ばかりを通させず、コウモリとキツネがちゃんと住める場所を確保して欲しいものです。
壊すのはあっちゅう間でした…。
ほんと何でも壊すのは簡単なんですね…。
お花屋さんは確か南仏に土地はすでに買っていたはずなので、そこに住める状態になるまで引っ越せなかったのかもしれません。
たまにマルシェのバーでお見掛けしたけど、今年は南仏の光の中で、別のマルシェでアペロを楽しみのでしょう。羨ますぃ…。
ほんと、オリンピックに間に合った方が良かったですよね。
私もメトロをはやく利用したいので、その方が良かったです。