今日のパリの最低気温は16度、最高気温予想は26度で、お天気は午後から晴れとなっております。
少し前になりますが、今年初のマルヌ川カヌーピクニックに行ってまいりましたので、その様子をご紹介。
合わせる曲は今年最初のピクニックはコレ!
と決めていたフランコ&ノルベジアン(フランス&ノルウェー)の血を引くAden foyerの「Galileo Galilei」。
フランスのラジオでこの春と夏、めちゃくちゃかかりまくっているのですが、どこかノスタルジックなメロディと歌声が何とも心地よい。
おそらく2024年フランス(他のヨーロッパ諸国でもかもしれませんが)で最も流行った曲の1つになるでしょう。
MVの撮影地は私の大好きなブルターニュで、マルヌ川と共に美しい夏のブルターニュの風景も併せて楽しめます。
(それじゃマルヌかブルターニュどっちメインだ?って感じですがままま)
ちなみにAden foyer、日本では通の方以外にはまだまったく知られていないと思いますが、この曲だけじゃなく他の曲もグッドです。
それではオニバ!レッツゴー!
やって来たのは馴染みのマルヌのほとり。
今年初の我が家のカヌーピクニックとなれば向かうのは1つ。
さ、転覆しないように(カヌーも飛行機も離陸と着陸は特に慎重大事ね)静か~にしゅっぱ~つ。
真冬はどんだけ茶色いんだよ~、というくらい茶色くて、そして暗いマルヌですが、春夏は真逆も真逆。
まるで春か夏が舞台のフランス映画の中に入りこんだような透明感のある光景が広がります。
(あ、ここもフランスだったよ)
見えてまいりました目的地。
19世紀から20世紀にかけてパリから1番近い避暑地の1つとして賑わって、今は小さな浜辺だけが残っている、パリ郊外マルヌ川プラージュ(浜辺)です。
いつもはすでに誰かがいるか、白鳥やカルガモさんたちがいるのですが、この日は私たちだけ。
こんな静かなマルヌ川プラージュも悪くありません。
我が家にはアルミ製と木製の2艘のカヌーがありますが、この木製カヌーに乗るのは久しぶり。
7、8年前にマルヌの川沿いにお住まいの方にオンボロのを100ユーロで譲ってもらって、旦那が全部修理して使っていましたが、また壊れて、この春、旦那がやっとまた修理しました。
なのでここ数年はアルミ製の方を使っていましたが(それもオンボロをタダで譲ってもらったもの)、木製はアルミよりずっと軽くて断然持ち運びがラクだそう。
そしてやはり木製は美しいです。
さてさてピクニックのお楽しみのお弁当タ~イム♪
本日は和食弁当です。
メインおかずは市販の焼くだけ魚バーグ&タルタルソース添え(これは手作り)、副菜は人参とさつまいものキンピラ、ほうれん草のおひたし、レンジ豆といろいろ具材のサラダ、庭採れ苺、そして銀杏入り炊き込みごはんとなっております。
魚バーグはフランス風ハンバーグのお魚版で、初めて買ってみたもの。
しっかり味で和食のお弁当でもぴったりでした。
炊き込みごはんはたくさん炊いて冷凍しておいたもの。
炊き込み好きな自分なので、おかずなしでお弁当いっぱい炊き込みでもいいくらいです。
でも旦那はそれじゃいやでしょう。
こんなお弁当を食べながらゆったり浜辺時間を過ごしていると、デカいい子なわんこがやって来ました。
よく躾けされた子って、誰かが何か食べてても近寄って来ないんですよね。
うちの子たちは絶対無理だ~。はは。
ひとしきり水遊びをした後はパパさんと去っていきました。
大きなわんちゃんも穏やかな性格の子が多くて可愛いな~♡
この後はまたカヌー再開。
橋を渡る人や。
釣りを楽しむムッシューとボンジュール!とご挨拶。
マルヌでは知らない人とでもだいたいそんな感じです。
プラージュにはいなかった鳥さんたちがここにたくさん!
雁のようです。
これだけいると結構びっくり圧巻。
しかも普通の住宅の前だ~。
何て楽しい光景。
カルガモお母さんと赤ちゃん5羽。
カルガモお母さんは10~14個の卵を産むようなので、生き残っているのがこの子たちなのでしょう。
去年の春、家の近くの池でカルガモ親子を毎日のように見に行っていたのですが、最初12、3羽いた赤ちゃんが少しずつ減っていって、何とも言えない気持ちになったものです。
赤ちゃんたちが生き抜くのはとても大変なことのようです。
5羽ちゃん頑張れ!
こちらにも雁がたくさん!
な、な、なんでしょうこの一帯は?
この近辺在住の鳥さんみんな集まれ~!大公園でしょうか?白鳥さんにも無事お会い出来ました。
この子たち、おそらくプラージュによく寄っていると思います。
プラージュでも白鳥さんたちがよく人間の間を人間のようにスタスタ歩いてますから。
帰りにプラージュ前を通ると、少年たちがやって来ていて水遊び中。
ゲームも面白いだろうけど、パリ郊外プラージュもかなりおつよねぇ。
ちみたちわかっとるな~。
そんなこんなでこの日も超楽しかったマルヌ川カヌーツアー。
この夏もまたた~くさんカヌーピクニック予定なので、またご紹介させていただきま~す。
お気に入りミュージックと共に……
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コメント
コメント一覧 (2)
「ガリレオガリレイ」という人物名のような気がしますが、歌詞の中でどういう役割なのでしょうね。
ガリレオ・ガリレイは、「天文学の父」です。イタリアの自然哲学者、天文学者、数学者
2024年に流行った曲なんですね。
英語も混じっている気がします。⇒ONeDayある日 onlyyouあなただけ
ミュージックビデオに流れる撮影はブルターニュなんですね。
マルヌ川付近はワンコさんの散歩している人がいますね。
茶のしぶい感じも味があるけど、春夏の緑あふれる陽光の景色の方が素直に綺麗です。
プラージュに白鳥やカルガモさんたちがいないのは、暑さでひっこんでいるんでしょうかね。
カヌーみたいにそこそこ大きいものを2個も所有していたとはビックリです…Σ(・ω・ノ)ノ!
アルミ製と木製があり、木製カヌーが今回使用のカヌーですね。
ぼろかったのを100ユーロで手にいれ、修理しながら使っているんですね。
修理とか得意な人、フランスでは多いですかね。
魚バーグにタルタルソース。タルタルソースは魚介との相性がいいですね。
銀杏入り炊き込みごはんがはぃっているのがいいですね。
市販でお弁当買うと、いろんな種類のおこわや炊込み御飯の弁当が売られているのです。
自分では到底作らないけど、よく買うのです。
大きなワンコさんおねだりに来ないのですね。水遊び、楽しそうです。
飼い主さんと遊んでるのはいいですね。
プラージュでは鳥がいないのに、
たくさんの雁が群れをなしてますね。
雁はどんな会話をしているのやら…社会性のある鳥なんですね。
カルガモお母さんと赤ん坊もいたんですね。
1度に10~14の卵を産み、現在5羽なら、3分の1しか生き残れてないんですね。
白鳥さんもいますね。黒鳥はいないけど…。
子供たちも身体を動かす遊びの方が健康になれますね。
ガリレオガリレイという曲タイトル、面白いですよね。
詩は英語で全部が聞き取れるわけではないのですが、愛の詩のように感じます。
文字で見るとわかりやすいのですけどね。
マルヌの冬はほんと~に暗く沈んでいるんです。
春&夏との差が激し過ぎます。
カヌーははい、2艘あるんですよ。
大きいんですけど、家の壁ぞいに2艘並べて置けるようにしているので、そろほど場所はとらないです。
フランス人は修理等自分でやる人がほんと多いんですよね。
でもカヌーの修理までする人はなかなかいないと思います。
そこはほんと旦那のすごいところです。
日本で知っていた一級建築士さんは自分では何も作れないし修理も出来ませんでした。
おこわ、大好きです。
日本のお弁当は素晴らしいです♪
雁ちゃんたちは圧巻でした。
なんかまるで人がたむろしているような。
人が恐くないんですね。
マルヌの住人さんたちに意地悪されていないのでしょう。
黒鳥には去年1度会えたきりで、会えていないんです。
黒鳥は白鳥とは一緒に行動はしないようで(白鳥に仲間外れにされるようです)、どうしているかな、と思います。
鳥の世界もいろいろあるようです。