パリ庶民のリアルな日常と暮らし情報、料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの最低気温予想は14度、最高気温予想は16度で、お天気は曇りのち雨の予報となっております。

日本で働いていた時、ロシア語が堪能な年下の同僚が言っていたことがあります。

それは、報道をそのままは信じない。自分なりにいろいろな角度から見て、何が真実か何が信じられないかは自分で判断する、と。

それまで私はTVや新聞の報道をそのまま信じる方だったのですが、彼女のその言葉で、彼女のように賢い人間ではないけれど、少なくてもそのまま信じるということはよくないかもな、と思うようになりました。

少し前にこの記事を更新しました。

フランスと日本、恥扱いになった2人の男

慈善団体「エマウス」を創設し、聖人として敬われていた故アベ・ピエール神父が実は生前は強姦などの性加害、そして買春していたことが明るみになり、今はフランスの恥扱いになっていること。

そして日本では酷いパワハラ、おねだりなどをしていたことが問題になったにも関わらず知事を辞めようとしない兵庫県知事も、今は日本の恥扱いだろう、と書きました。

この兵庫県知事のことは日本の様々な、と言うか、兵庫県知事についてのポータルサイトのネットニュースでは本当にすべてが兵庫県知事を非難するものなので、そのまま鵜呑みにしました…。

でもいつもコメントをくださるウラジミール・アスボンさんがとても興味深いコメントを送ってくださいました。

「兵庫県知事に関しては、改革をし過ぎて、ハメられているという説も浮上し始めています。
甘い汁を吸いたい官僚にとって、65歳以上のOBの天下りを制限した事が反感を買った説もあります。ヤクザの絡む利権にメスを入れて干されているいう噂もあります。
仕事はとても真面目だから応援している県民もいるようです。
又、報道された罪の3~4件はマスコミが完全なデマを流した事が既に判明しています。
慌ててデマ記事を消しています。
ここ最近では批判の声だけでなくSNSで応援の声も聞こえ、風向きは少し変わってきました。
一体、何の情報を信じたらううのか分からない状態にあります。
日本のマスコミは案外いい加減です。
今回、あまりにも堂々と表のメディアで完全なデマを報道していました。」

というもの。

この内容は目からウロコだったのですが、でも改めて、昔同僚が言っていたことを思い出した次第です。

で、兵庫県の斎藤元彦知事が実際に行ったことについてこれもネット記事なのですが(これしか今は手立てがないので)、自分なりにいろいろ読んでみました。

まず公約の1つの、自身の給与30%カット、退職金カット50%を本当に実行しておりました。

何かしでかして反省もこめての国会議員の10%カット(たったの?)とかは聞いたことあるけど、何もしてないのに自分の給与と退職金をこれだけカットするって、聞いたことがないな、と正直思いました。

ちなみに一期4年間務めた場合、約4050万円のはずの退職金が約2000万円になるとのこと。

これ結構少なくなるな、と私はですが感じました。

そして令和8年から県立大学の授業料を無料にすることが決定しているとのこと。

知事自身が奨学金で大学を卒業していて、学びたい人が学べるようにという思いがあるとのことですが、それは置いておいても、ちゃんと決定させているというのはすごいと思います。

それから前知事が使用していた高級車「センチュリー」を「アルファ―ド」に変更し、25万円だった貸料が7万円になったということ。

これらだけでも結構やってるな~、と感じるのですが、2021年知事に当選してすぐに兵庫県OBの天下り規制に着手していて、65歳以上は退職、という内部の規制を超えて慣例的に雇用が延長されていた56人に退職を求めたとのこと。

これを聞いて、そりゃOBはもちろん、これからOBになる職員たちにとっても面白くないかもな、と正直思いました。

いや、わかりませんよ。ただもし自分が県職員だったら、と考えるとです。

それに自殺者まで出ていてそれはお気の毒ですし、何がどうなっているのか…。

でも、事実を知らない私たちが知る手段であるTVや報道、ネットニュースは視聴率や購買数やアフィリで稼ぎたい人たち中心です。

じゃあ今はと言うと、兵庫県知事を叩くことが稼ぎにつながるのだろうと思います。

そういう方向で、と上からの指示も十分考えらます。

普段からポータルサイトも含めニュースってぜんぜん平等じぁないな、とも感じております。

なので正直、私も何が本当なのかな、とわからない状態です…。

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