今日のパリの最低気温予想は8度、最高気温予想は11度で、お天気は曇りの予報となっております。
週末ごはんのご紹介です。
この日はフランスの定番家庭料理のお魚&お肉料理に挑戦デー。
アミューズ・ブーシュからメインまで自分でいうのも図々しい話なのですが、めちゃくちゃ美味しくて大満足ごはんとなりました。
前菜はレシピご紹介もさせていただいているので参考にしていただければと思います。
テーブルコーデは薄ベージュの小花柄クロスに、クリーム色の小花柄のブロカント皿。
お花は庭咲きのコスモスと黄色の小花。
秋になってから我が家の食卓に飾るのはいつもこのお花たち。
今咲いてるのはこの2種のお花ちゃんだけだからなんです。
アミューズ・ブーシュ(一口オードブル)はベーコンとチーズを巻いた小さなパイ。
市販のパイ生地で超簡単作成、のわりに美味しかったです♪
前菜は旬のカブのカルパッチョでしてレシピはコチラ。
→カブの彩りカルパッチョ柚子胡椒風味カブは野菜の中でも特に好きで、冬は必ずといっていいほど常備。
そんなカブちゃんで久しぶりの自分レシピでしたが、めっちゃ美味でびっくり!
この美味しさすっかり忘れてました~。
ポイントは生の薄切りカブを予めオリーブオイルでマリネしておくこと、そして柚子胡椒&ポン酢使い。
火を使わず超簡単ですが彩りも綺麗な和フレンチで、おもてなしに喜ばれると思いますし、クリスマスにも良いと思います。
自分で言っちまうけど、お店で出てきてもそれほど悪くない1皿かもで、超おすすめでございます。
魚料理は野菜と鮭缶のパイ包み焼きです。
本当は生サーモンで作るのがフランスの王道ですが、今回はちょっとしたご馳走用にとっておいた鮭缶で初お試し。
そしたらこれまたお店で出てもいいくらい美味でびっくり。
なので我が家の大定番に決定です。
パイ包み焼き、鮭だけじゃなく他の食材でもいろいろ挑戦してみたいな、なんて思いましたねぇ。
それと、実はアミューズ・ブーシュはこのパイ包みの残り生地でちゃちゃっと作ったもの。
残りも美味しく利用出来て良かった良かった。
そしてお肉料理は、もともとはブルゴーニュ地方の郷土料理ですがフランスの家庭料理の定番となっている「コック・オ・ヴァン(鶏の赤ワイン煮込み)」&パスタです。
ブルゴーニュにはやはり代表的郷土料理「ブル・ブルギニョン(牛の赤ワイン煮込み)」がありますが、その鶏ちゃん版です。
本当は去勢した雄鶏(コック)を使うのですが、一般家庭ではコックにこだわらず作ることがほとんどだと思います。
以前料理番組でブルゴーニュのシェフさんが、最低でも3日は赤ワインと香味野菜のマリネ液に漬け込む、と仰っていたので我が家も3日間マリネ。
そしてココット鍋で煮込むこと3時間。
その甲斐あってめっちゃ美味しかったです~♪
牛もいいけど鶏もグッド。
それに最近はお肉をいただく場合は、赤身肉系(牛豚など)を控えめにして鶏系を増やしていこうと思っているところ。
肉食星人の多いフランスですが今はやはり身体のために、お肉(特に赤身肉)、加工肉、アルコールは控えめにして、野菜と果物をしっかり摂る、という考え方が浸透してきているんですよね。
若い時は毎日お肉ばかり食べていたという旦那も、今野菜と果物たっぷり食べております。
(ってか私が出しているのですが)
そう考えると、野菜中心の日本食というのはほんと素晴らしいです。
なので最近の我が家は平日は野菜中心の日本食率高め、週末はこうした洋食系、そうすると平日は週末ごはんが楽しみだし、週末が終わると平日ごはんが楽しみな食生活となっております。
このローテーション、なかなかグッドで~す♪
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コメント
コメント一覧 (2)
家庭料理といっても豪華な方ですね。
小花柄クロスは刺繍が可愛くレトロで良いですね。
コスモスと黄色の小花・・・もう冬に近いのに咲き続けているんですね。
品種改良で、初秋の花ではなく、もっと幅広く咲く花になったんでしょうか。
一口オードブルは、
ベーコンとチーズを巻いたパイ。
🌹バラの花を意識した形ですね。
柚子胡椒を取り入れて和風のカルパッチョですね。
柚子胡椒の清涼感はカルパッチョに合いそうです。
薄切りのカブをオリーブオイルで馴染ませておくようですね。
野菜と鮭缶のパイ包み焼き
本当は生鮭なところを缶詰のパイで作成したんですね。
品数を増やすにあたり、お手軽に作る事は大事ですね。
コック・オ・ヴァン
面白い形の白いマカロニ(?)が添えられていますね。
牛の赤ワイン煮込みを鶏にした分、さっぱりしそうです。
去勢した雄鶏(コック)を使うのが本場式なんですね。
日本は、そのへんを選べないけど、外国のレシピには去勢牛など去勢か未去勢かわざわざ指定してあるレシピがありますね。
この料理を作るにあたり赤ワイン&香味野菜のマリネ液に3日も漬け込むなど、時間かかるんですね。
時短と真逆で丁寧にスローに作る分、味はとても美味しそうです。
赤身の肉は高脂血症など高コレステロールなので、
鶏系にシフトする動きがフランスにあるんですね。
フランス料理は圧倒的に美味しいけど、身体のためには伝統の日本食の方が良さそうですね。
伝統の煮物や野菜の小鉢とか食べるヘルシーな日本食の世界もある一方で、
肉食でも菜食でもなく、炭水化物に×炭水化物のヘルシーとは程遠い現代日本の外食に多い食生活スタイルもありますね。
そんな私は炭水化物星人ですね。
古くからの日本の魚、野菜、味噌汁、煮物などの伝統日本食に目ざめないと健康からは程遠いですよね。
豪華に見えるでしょうか。それだと嬉しいです。
でもパイ包み焼きとコック・オ・ヴァンはほんと定番です。
でもご馳走的な感じではあります。
コスモスと黄色の小花、大雪の日に大被害に遭いました。
でも何とか少し持ち直してくれて、でも残り僅かです。
大事にとっておいた鮭缶、でも使うタイミングがなかなかなく、今回、まずくはならないだろう組み合わせでやってみました。
想像以上に美味しく出来て大満足でした。
はい、牛肉の赤ワイン煮込みより若干あっさりめで、消化も早い感じです。
ブフ・ブルギニョンじゃなくてもぜんぜん良いな、と感じました。
フランスも政府が、野菜と果物を多く食べましょう、お肉とアルコールは適度に、たばこは出来ればやめましょう的な流れにどんどんなっております。
たばこが絶対悪いとは言い切れないけど、今の時代、ストレスとか環境と合わさって影響がありますからね。
私も日本にいた時、炭水化物星人だったのですよ。
とにかくお米とかパスタの量がないと満足しなかったのです。
でも、年齢と共に代謝が悪くなり、身体が超~重くなり、一時本当に苦しかったのです。
で、炭水化物を制限してみたら、びっくりするくらい身体が軽くなったのです。
私の体質は年齢を重ねた時、炭水化物のカロリーがまりやすいのだと感じました。
以来、炭水化物抑え目食生活です。
でも慣れるとぜんぜん大丈夫です。
それとフランス暮らしなので、質素な日本食でもご馳走感覚になるんですよね。
それも大きいな、と感じます。
だって、炊き立てごはんとお漬物だけでも1日中その美味しさで大満足なんです。