今日のパリの最低気温予想は0度、最高気温予想は7度で、お天気は晴れのち曇り&雨の予報となっております。
パリ散歩の時のお決まり、パリの朝のカフェコーナーです。
(今まで思いつかなかったけどこうして文面を決めておくとこれからもラクかも)
ということで今回は7区のエッフェル塔のすぐ近くにあるパリっぽいおしゃれな雰囲気が印象的なカフェ「マルセル(Marcelle)」です。
16年前この界隈に住んでいたのですが、その時はなかったお店で以前が何だったのか思い出せないのですが、やはり16年も経つとかなりお店が変わっております。
当時よく行っていた洋服屋さん、雑貨屋さんがなくなったし、お肉屋さん、パン屋さん、総菜屋さん、ビストロはそれぞれ別のパトロンになって名前も変わりました。
当時に1度タイムマシーンで戻ってご近所さんやお店の方々に会いたいな~。
さてさて中へ。
生憎のどんより曇り空デーでしたが、外観同様店内も柔らかなカラー使いでお天気の悪さを忘れさせてくれる感じ。
パリは太陽燦々の明るい春と夏が短くどんよりとした暗く重い秋冬が長いので、インテリアも内装も建物の色も、秋冬のことを考え暗さを少しでも和らげるような色を使った方が良いと常々思っております。
なのでこの色使い、私的にはグッド。
カウンターにはアメリカンタイプの素朴でどっしりとしたケーキが並んでおります。
バナナブレッド、ブルーベリーケーキが5、5ユーロ、キャロットケーキが7ユーロ、チーズケーキが8ユーロで、外食の高いパリでもお高めとなっております。
この他にもパンケーキ14ユーロやエッグベネディクト16ユーロ、シーザーサラダ19ユーロ、クラブサンド21ユーロなどアメリカンなしっかりとした食事メニューも揃っていまして、やはりそちらもお高め設定となっております。
ただし飲み物はたとえばエスプレッソ3、5ユーロ、カフェクレーム4、5ユーロでそれほどお高くありません。お客様は観光の方と地元の方が半々くらいといった印象です。
エッフェル塔から近いし寛げる雰囲気なので、高くない飲み物一杯でエッフェル塔そばでゆっくり過ごしたい朝などには利用しやすいのでしょう。
で、私はカプチーノ5ユーロをしっかり熱めで、とお願いしました。
まずは熱さですが、う~ん、日本感覚で言うとぬるい方の部類ですかねぇ。
そしてお味はというと、美味しくもなく不味くもなくほんと~に普通。
なのでコーヒーだけをいただく場合は、お味というよりこの立地とパリっぽいおしゃれな雰囲気と、先ほども言いましたが寛げる感を楽しむといった感じでしょうか。
最後に1つだけどうしても気になったことを。
それはコーヒーカップの下が欠けていたことなんです。
出された方はたとえコーヒー一杯でもとても残念な気持ちになります。なりました。
今までも2、3回、欠けたお皿を出したビストロやレストランがあったのですが、どうしてもそれが気になってしまいました。
飲み口じゃないから大丈夫だと判断しているのか、それとも、気づいていないで出してしまったということも考えられなくもないのか、とも。
でもやはりサービス業なのでここは大事なところかな、と思います…。
で、このマルセルなのですが、実は斜向かいには。
以前ご紹介させていただいた2軒のコーヒーショップ「ノアール・コーヒー・ショップ(Noir Coffee Shop)」と「ブルー・オリーヴ(Bleu Olive)」があるんです。
→パリにどんどこ増えているコーヒーショップへでもこの2軒はコーヒーショップでマルセルはベーカリーレストランカフェなので、利用目的が違ってくるしもちろん好みもあると思います。
ちなみにお値段は、ノワール・コーヒーショップはカプチーノ5、80ユーロ、ブルーオリーヴは4ユーロとなっております。
住所・・・159 Rue de Grenelle 7区
TEL・・・01 40 60 12 12
営業時間・・・月~金:8時半から17時、土日:9時から17時
HP→Marcelle
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コメント
コメント一覧 (2)
moiさんの文面から判断すると、ご無沙汰だったのですね。
16年も経つとさまがわりなんですね。
久々に行くと、寂しい気持ちになりそうです。
16年前によく行ったお洋服屋さん、雑貨屋さんは無くなって、お肉屋さんやパン屋さんや、惣菜店やビストロなど別の名前になってパトロンも変わったという事は、違う店になったという事ですよね。
16年前の店とかないの寂しいですね。
確かにタイムマシンで戻って、当時の町を散策し、懐かしいお店の人に会いたいですね。
カフェ「マルセル」のミント色と白は明るい感じですね。
パリではどんより重い秋冬が長いので、秋冬の暗さを和らげるような明るく癒される色を使うといいと考えているんですね。
メニューは、アメリカンタイプのものが見受けられるんですね。
バナナブレッド、ブルーベリーケーキとかは皆にウケますね。
キャロットケーキがあるんですね。キャロットケーキは、昭和感を覚えます。
昭和の頃、結構見かけました。
カフェ「マルセル」は、エッフェル塔が近いわりに飲み物はお高くないのですね。
「かプチーノ5ユーロをしっかり熱めで」とご注文しても、フランスだとぬるいのが来ちゃうんですね。
可もなく不可もなくの味のようですね。
でもエッフェル塔に近い立地で、一休みできるのはいいですね。
でも飲み物のコーヒーカップの下のかけたところは、結構、目立ちますね。
たしかに珈琲1杯でも、気持ちのいいものではありません。
ブルーオリーブのカプチーノは5年前の2018年10月7日の記事では2.50ユーロなので、今の値段は4ユーロとは、凄い値上がりぶりです…(;´Д`)
16年間の間、実はちょくちょく寄っているんですよ。
この7区ともう一か所住んだ19区は想い出がいっぱいで、たまに行って想い出にひたりたくなるんです。
その間に徐々にお店が移り変わりました。
今もそのままのお店もあるのですが、店主さんが息子さんぽい人に変わったりと、やはり昔とは違います。
当たり前なんですけどね。
私もパリの留学生だったのが、郊外住民になりましたから。
はい、パリの秋冬に重点を置き、明るい色の雰囲気にした方がいいと、私はですが思うのです。
シックな色使いは春夏はぜんぜん良いのですが、秋冬だとさらに暗くなって、こちらの気持ちまで暗くなるような…。
パリっ子さえもパリの秋冬苦手な人がとても多いし(太陽が出ると寒くても足テラス席に座って太陽を浴びます)秋冬に鬱になりやすいとも聞きますし。
マルセルは飲み物代が高くないのは良い点だと思いました。
明るい店内でゆったりめの造りなので落ち着ける感じです。
しっかり熱めとお願いしても、なかなかほんとに熱いのを出してくれるカフェは多くないですね~。
あ、でもマルシェのポルトガルバーのカフェオレはいつも熱々です。
ブルーオリーブのカプチーノの値上がりすごいですよね。
コロナで激しく値上がりしたお店がかなりあると思います。
そしてその後のロシアのウクライナ侵攻でも、それにのって的な。
パリの外食、元々高いのにさらに高くなっております~