今日のパリの最低気温予想は3度、最高気温予想は5度で、お天気は曇りの予報となっております。
下町12区にある庶民的なアリーグルのマルシェに寄ってまいりました。
ここはパリの中でも1番安いと言われているマルシェ。
しかも月曜日以外はいつも開いているので、曜日を気にせず立ち寄れるのが嬉しいし助かるんです。
通りの両脇に並ぶ総菜店やカフェ、食堂もほとんどが庶民的価格で、1枚でお腹いっぱいになりそうな切り売りの大きなピッツアや具沢山ブリック(中東の揚げ春巻きチックな総菜)が2、50ユーロくらいから買えます。
ただし大き過ぎて午前中や午後にそれ食べちゃうと、どこかでランチかディナー予定の場合、その時間になってもお腹が減らない、な~んてことになっちまいます。
なのでたとえば食事代を節約、食べ歩きで十分、みたいな場合ならぴったりかな、と思います。
パリは外食が高くて、ハムとチーズのシンプルなサンドイッチでも4ユーロくらいしちゃいますからね。
パリだけじゃなくフランスのマルシェは実は結構高いというのは、フランスに住んでいるとわかってくることなのですが、このマルシェは大丈夫。
特に野菜果物類はお店も多いこともあってお買い得がたくさん。
私も、これはお買い得だな、と思うことがよくあるのですが、この後のパリ散歩の間ずっと持ち歩くことを考えると、買うのやめておこうとなっちゃいます。
18世紀に建てられたパリで最古の屋内マルシェと言われている「マルシェ・ボーヴォー(Marché Beauvau)」もあります。
こちらにはお肉屋さんや魚屋さん、チーズ屋さん、お惣菜屋さんなどが入っていて、人気店は軽く行列が出来ている時もあります。
広場でブロカント市が開かれているのもここのマルシェの良いところ。
結構ガラクタ率多めな印象ですが、それでも通っぽいムッシューたちが目ぼしいものを探して見て回っている姿を見かけるので、お宝が見つかることもあるのでしょう。
それほど古いものではないと思いますが、こんなちょっと昭和な感じのブロカント皿は結構よくあります。
ま、これくらいの古さのものだとリサイクルショップの「エマウス」でもよく置いてあって、しかも1枚50サンチームとかで買えちゃうのですけどね。
アリーグルのマルシェと言えば今や日本でもよく知られているワイン屋さん兼立ち飲みバーの「ル・バロン・ルージュ(Le Baron Rouge)」。
現在はお店の前の通りが大工事中となっております。
このバーは美味しさを求めるのではなく雰囲気を楽しむ店。
庶民たちが気軽に立ち寄り、量り売りの樽ワインを買ったり、一杯飲みながら立ち話をしたりの、パリの下町らしい雰囲気の中に混じって過ごすのが何とも楽しいのです。
ただし、ここではこのお店の冬の名物の生牡蠣は私の経験上食べない方がいいと思っていますし、お高めワインやシャンパンも飲まない方がいいと感じております。
一杯2、50ユーロとか3ユーロのグラスワインで十分です。
どうしてもお高めワインやシャンパンを飲みたい時は目の前でちゃんとそのボトルから注いでもらうようにした方が良いような気がしております。
(あくまでも私の感じていることですが)
HP・・・Le Baron Rouge
パリにはたくさんマルシェがあるけれど、気取りのない庶民的なこのマルシェが私的には1番落ち着きます。
ハイソなカルティエのマルシェもたまには楽しいのですけどね。
住所・・・Place d’Aligre 12区営業時間・・・火~金:9時~13時、16時~19時半、土:9時~13時、15時半~19時半、日:9時~13半
休業日・・・月
メトロ・・・「ルドリュ=ロラン(Ledru-Rollin)」⑧号線
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コメント
コメント一覧 (10)
観光客は限られた時間しかパリに居られないので、観光客でも寄れる可能性があるマルシェは、この12区の「アリーグルのマルシェ」ですね。月曜日以外は開いてるとは素晴らしいです。
値段も庶民的なのですね。
パリは外食も高めなので、このマルシェで食べ歩きも悪くないですね。
このマルシェの歴史は古いんですね。
18世紀に建てられたパリ最古の屋内マルシェも有るんですね。
花屋さんらしき店は、クリスマスツリーを未だ売ってますね。
古本市や古い食器などのブロカント市が開かれているのもいいですね!昭和チックな皿とかもありますね。
こういうお皿は、リサイクルショップのエマウスの方が安いのですね。
でも、他のブロカント市と比べた時の値段はどうでしょう?
アリーグルのマルシェで有名なのは、「ル・バロン・ルージュ」という立ち飲みバーですね。
このお店で高めのワインを頼むと、良くないと思ったのは、もしかして、頼んだものより安いモノが来る可能性があるからでしょうか?目の前でボトルから注いでもらうようにした方がいいという注意書きは、そういう意味になりますよね。
生牡蠣は安めの店では、食中毒の懸念がありますね。
基本、焼き牡蠣が無難ですよね。
曜日によってマルシェの空いてる時間は違うけど、他のマルシェよりも行かれる確率は高いですね。
我が街のマルシェもですが、決まった曜日開催のマルシェが多いので、特に観光客の多いパリ市内はこういった常設マルシェは便利なんですよね。
パリは外食がほんと~に高いです。
そのわりに業務用チルド料理を出すお店もたくさんあります。
マルシェのお惣菜屋さんもで、我が街のマルシェの総菜屋さんは自家製中心の美味しいところとおそらく業務用を仕入れたと思われるとこがあります。
外食もマルシェも結構要注意です。
アリーグルのマルシェはアラブ系の方々がたくさん働いているのですが、クリスマスのモミの木もアラブ系の人が売っていました。
アラブ系の人がサンタの帽子を被っていたりもあって、これもまたフランスらしいな、と思います。
アリーグルのブロカントでお値段を確認したことがないのですが、お店に寄るのではないでしょうかねぇ。
あとお馴染みさんや通は値切っています。
はい、ル・バロン・ルージュは頼んだものより安いものを出すことがあるかな、と私は感じております。
地元の人やお馴染みさんにはそういうことはしないと思うのですが、外国人や観光の方は注意した方がいいです。
カフェでつり銭を少なく渡すもよくあります。
旦那といる時はされないのですが、女1人で入った時に何度かされたことがあります。
本人、忙しそうな感じを出しているのですが、それが不自然なので気づきます。
生牡蠣はあたると大変です。
旦那は、基本超新鮮な生牡蠣なら1、2個食べれるのですが、ここのは見て、要らないと言いました。
旦那の思った通りでした。
それでもここの雰囲気は超楽しいので、安いグラスワインで過ごすなら良いと思います。
良いお年をお迎えください。
今年は風邪ひいているので、除夜の鐘をつきに行くのは諦めそうです。
簡単なプレゼントを寺から貰えるので行きたいとは思うものの・・・。
2025年もよろしくお願いします。
風邪大丈夫ですか。
クリスマスとか年末年始の風邪って身体はもちろん、気持ちにもこたえます。
大事になさってください。
心で鐘を聞けば、きっとウラジミールさん家の神さまも見ていて、守ってくださると思います。
お互い、良い年初めになりますように。
っていうかなんか嬉しい。
くふっ。
あそこ、出たとこのあそこ、同じですね。ふふ。
次回散歩に行こうと思いますが、シミツで行きます♪
お手数お掛け致します。
せっかくなのでお店情報は秘密にいたしましょう!
情報等いただいたらお返ししたい気持ちはあるのですが(お役に立てない場合も多々あり)貰っても返さない人が多すぎるなあと感じるこの頃です。
あそこ私も気に入っていて、パリが好きでただいろいろ参考にして旅を楽しみたい方に伝えられるだけなら良いのだけど、フォトエッセイストやら在住ライターたちの情報だけ利用だったり、お教えした後は何も返信が来なかったりが今までた~くさんあったので、本当に大事でネットで出てこないようなところは私も今出さないようにしております。
なのではい、大賛成!
私たちのとっておき庶民店として秘密にしておきましょう!
コメントは削除ではなく、未公開にしておきました。
アリーグルに行った記事が出たら、ワッフルさんだけ「あそこに行ったな~」って思っててください。うふふ。
お手数お掛けしました。
本当に非情な人が多いのでがっかりすることが続いたのですがそういう時代なのかもなと自分自身を見つめ直しているところです。
別に教えなければ良いだけですし、あげなければ良いだけなのですよね。
相手の方に期待するのも自分よがりですしねえ。
大切なのは家族、自分、信頼出来る人、親切にしていただいた方ですよね。
いえいえとんでもないです。お気持ちよく理解いたします。
私も相手に期待をしないようにと常日頃思っております。
何かあげるとかにしても、こちらが勝手にあげるのだ、ということを忘れないようにしております。
これぐらいしてもらったから同じくらいやってあげる。という考え方も好きではないので、とにかくこちらがしたいから、と思っております。
人間は調子に乗りやすいので、お互いそこに振り回されないようにしましょうね。