パリ庶民のリアルな日常と暮らし情報、料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの最低気温予想は2度、最高気温予想は9度で、お天気は曇りのち雨の予報となっております。

フランスの料理番組&日本の食べ歩き系番組が好きでよく観ているのですが、つい最近観た日本の番組で、ちょびっとだけびっくりしたことがあります。

その番組の中で都内の人気パン屋さんが紹介されていたのですが、生ハムとカマンベールのバゲットサンドイッチの1/4サイズくらいのものが368円だったのです。

確かにバゲットの焼き加減も含めと~っても美味しそうだったのですが、え、高くないか?と思ったんです。

で、数日前の記事でパリ散歩の際寄ったこのパン屋さんでも、バゲットサンドがめっちゃ美味しそうなことをお伝えしたばかりだったのですが。

リピです。2024クロワッサン1位のメゾン・ドゥ-セMaison Doucet

メゾン・ドゥ―セでは1/2サイズのバゲットサンドが4、60ユーロでフランスのごくごく平均的なお値段でして、これを円に換算すると約722円(2025年2月25日現在)。

フランスに住んでいると外食もサンドイッチも高いのはわかっているし、1ユーロは日本でいう100円感覚に近くなってくるし普段円換算することはまったくないしで、でも換算してみるとまあまあなお値段なんですね。

なのでサイズのことも考えると日本の方がちょっとお高めなくらいで、今円安なことも影響していて、思っている以上には大きな差はありませんでした。

でもフランスって人気店じゃなくても街中の普通のパン屋さんでも美味しいところがた~くさんあって(メゾン・ドゥ―セもそうですが)、サンドイッチは4ユーロ5ユーロしてもバゲットは1、30ユーロ前後。

なのでバゲット1本買って、スーパーでちょいと良い生ハムとカマンベールとバター(フランスはだいたい発酵バター)買って、自分でさっと作っちゃえば、ずっとずっとお安いんですよね。

たとえば旅行でフランスに来たけど1人だから食べ切れないわ、な場合は、切ってホテルの冷蔵庫の冷凍室で保存、生ハムとカマンベールとバターは冷蔵庫で保存。

そして朝食を召し上がる方は自然解凍して(リベイク出来ればもっと良いですが)朝食にいただいたり(フランスのカフェの朝食セットはしょぼくて高いことが多いのでもったいない)、持ち歩いてランチに歩きながら食べても良いと思います。

もっと人数がいれば1/2とか1/3に分けていただけるのでさらにグッド。

ニースに住んでいた時に日本から友達が遊びに来たことがあるのですが、1人で街歩きするというので、近所のパン屋さんのバゲット1/2本に冷蔵庫にあった生ハムとオリーブとレタスをはさんでサンドイッチを作り、持たせてあげたら、とても美味しかった、と喜んでおりました。

しかも通りかかるパン屋さんでサンドイッチを見たら、ハムとチーズのサンドイッチでも結構なお値段なのでびっくりした、とも言っておりました。

とにかく街中の普通のパン屋さんのバゲットとスーパーの食材で美味しいサンドイッチが、超簡単に出来ちゃうんですよね。

なのでバゲットだけじゃなくクロワッサンもパン・ド・カンパーニュもですが、とにかくパン好きさんにとってフランスは、やっぱり美味しい国なんだろうな、と思うのです。

ちなみにフランスはパンを作る小麦粉も安いです。

IMG_8163

普段スーパーで買っているBIO(オーガニック)の強力粉が切れてしまったので、これは急遽近所のBIO専門ショップで買ってきたもので、100%フランス産で1㎏入り2、50ユーロ。

BIO専門ショップの食材って、工場の大量生産品ではなく作り手がこだわったものが揃っていて、そんな中の国産BIO小麦粉(フランスも国産を推奨)でこのお値段。

実は日本のパン用小麦粉のお値段をネットで見てその高さにびっくりしていたこともあって、フランスでは主食である小麦粉が高くないことを改めてありがたいな、と感じております。

日本は今お米が(も)考えられないくらい高くなっているようで、なぜなのかは日本の闇的な感じで私にはまったくわからないのですが。

各国様様な政治的事情があるにしても、フランスが農業大国であることはきっと大きいのかな、なんて思っております。

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