今日のパリの最低気温予想は6度、最高気温予想は18度で、お天気は曇りときどき晴れの予報となっております。
パリのカフェでコーヒーをいただく朝カフェのコーナーです。
今回はここ「テール・ド・カフェ」。
2009年にパリ市内に初店舗をオープンして今では郊外のヴェルサイユ店も含めパリに9店舗、フランス北部のリールに1店舗。
そして何と韓国にも2店舗オープンしているようです。
私もずっと行こう行こうと思っていて数年経ってしまっての初訪問となります。
私が行ったのは2区のパリの胃袋とも呼ばれるモントルグィユ通りに程近い裏通りにある店舗。
決して広くはないけど、コーヒー専門店らしい落ち着いた雰囲気の店内となっております。
コーヒー豆も購入可能で、結構な種類が揃っております。
創業者であるクリストフ・セルヴェルさんがアフリカやラテンアメリカの農家や共同組合から豆を買い付け、焙煎はフランスで行い、パッケージには国や農園名、標高、生産者名まで細かな情報を記載しているそう。
思い出してみると、私がパリに来たのは2008年なのですがその頃のパリのカフェのコーヒーって正直、美味しいって感じではなかったのですよね。
ただコーヒーなだけと言うか。
でも翌年の2009年にこのお店がオープンしていて、17年後の今ではパリにこだわりコーヒーショップがどんどこ増えております。
時代です~。
ということで私がお願いしたのはカプチーノ(5ユーロ)で、猫舌フランス人たちに合わせぬるめで提供されることが多いフランスなので、いつものように、十分温かいのを、とお願いしました。
で、温かさはというと、あっつくはないけどコーヒーを美味しくいただけるくらいの温かさでした。
そして、これが美味だったのです~。
最初の一口では微かに酸味を感じるのですが、その酸味が果物のように爽やかで口に残らないんです。
その後は今度は自然で柔らかなバニラやナッツのような風味が感じられてまろやかなコクがあって、コーヒー豆ってこんなに風味があるんだ、と。
最初の酸味も、考えてみればコーヒーって果物なので果物の風味が感じられるのは自然なことなんですよね。
で、コーヒーにまったく詳しくないし、正直コーヒー音痴な方だと思うのですが、そんな私でもコーヒー豆の豊かな風味がわかったんです。
ちょっとびっくりしました。
パリ市内に店舗が結構あるし、ここはちょ~っと特別お気に入りカフェになりそうな予感。
ってかこのカプチーノがまた飲みたいです!
住所・・・56 Rue Tiquetonne 2区TEL・・・01 42 36 58 33
HP・・・Terres de Café
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コメント
コメント一覧 (2)
日本におけるモーニングは、又、パリの朝カフェとも微妙に違いますが、
昼からしか開いてない喫茶も多いです。
「テール・ド・カフェ」
パリに9店舗。北部に1店舗。韓国2店舗と、結構、頑張っているんですね。
「テール・ド・カフェ」のパリ2区付近の店に行ったんですね。
珈琲豆、写真で見る限り、凄いですね。
創業者さんが農家や共同組合からコダワリの豆を買ったんですね。
2008年にmoiさんがパリに来た当初よりも現在の方がコダワリの珈琲SHOPが増え進化してたんですね。
意外です。昔から、パリは珈琲のレベルが高いと思ってました。
カプチーノはフランスはぬるめなので、暖かいのとシッカリお願いしといたんですね。
日本だと、温かいのを持ってくるので、わざわざ温かくしてほしいと言わないですね。
ちゃんと言っといたのであつくはないけど、美味しく飲める温度で何よりです。
果物のように爽やかな酸味なんですね。
バニラやナッツのような風味とはいいですね。
美味しいから店舗数を順調に伸ばしたんですね。
お店で美味しいと思って珈琲豆を買っても、淹れる人が下手なので、
店の味ほど美味しくはならないです。
日本のモーニングがスぺシャルな食文化ですよね。
フランスに来て、日本のモーニングのノスタルジーを感じます。
フランスは朝食は朝食で、しかもフランス式は結構しょぼいです。
旅でパリに来た時にカフェで食べた朝食が、パサついた2種のパンとフルーツジュースとコーヒー(しかもめっちゃ普通味)で10ユーロ近くでびっくりでした。
以来、パリではカフェで朝食は食べちゃあかん、と思いました。
このコーヒーショップのカプチーノはほんととびぬけていました。
今までたくさんの素敵なお店でコーヒーのお味は楽しめていたけど、果実であるコーヒーのお味をしっかり味わえてのはフランスでここが初めてかも。
コーヒーは果実であるということを思い知らされた次第です。
フランスは確かに美食の国ではあると思うのです。
でも、私が渡仏した頃は、コーヒーが美味しいお店というのはなかったというか、ま、私も来たばかりで、近所のカフェで飲むコーヒーがただただ普通にいただくお味だったというか。
でもその時スタバも、日本のスタバの方が美味しいと思いました。
(日本のスタバで働いていた子が言っていたけど使うミルクとかも違うようです)
はい、淹れる人の違いは大きいのは否めません。
私も日本にいた時は大好きなコーヒーショップ(ライブコーヒー)で豆を買っていたのですが、同じお味にはなりませんでした。
料理もなのですが、やはりコーヒーのプロにはかないません。