今日のパリの最低気温は7度、最高気温予想は16度で、お天気は曇りとなっております。
日本で離婚と同時に渡仏を決め、渡仏直前にずっとシングルの友達と飲んだ時、思いもしなかったことを指摘されたことがあります。
それは、私が説明のために「前の旦那が〇〇で…」と話したら。
彼女が「待って!前の旦那って言ったらまるで今再婚してるみたいじゃない!」と、かなり苦笑しながらそして半ば怒ったように言ってきたのです。
で、何にも考えず言った自分だったのですが、普段温厚で優しい彼女が珍しくかなり強めに反応してきたのでびっくりしたのです。
なので、え、じゃあ昔の?または…元の?と言えばいいの?と聞くと。
元の、と言うのが普通で、とにかく前の、と言うのはおかしい、今再婚していないんだから変だよ、と言われたのです。
その時、彼女にとってはこんなにも前のと元のでは意味が大きく違ってくるんだな、と思い、敏感で微妙な女心を知りました。
ただし心の中では正直、どっちでも良くないかな…とちょびっと過ったのも否めません。
でも、ちょっと古いタイプの典型的な日本の良い家庭に生まれ、結婚するのが当たり前と思っていたけど結婚していなくて、周りの人にかなり結婚してないことを言われてイヤだと言っていた彼女なので、こだわる気持ち、わからなくもないんですよね…。
日本は今だに結婚してるしてないで分けたり、30歳過ぎたらオバサンだとか平気で言う男性がいたりして、とにかくシングルにとってはしんどい事も多いのだと思います。
30歳でオバサン扱いする男性がその30歳の女性より年上だったら、さらに40代50代だったりしたら、なんであなたが言えるのよ、と私も思ってましたもん。
日本を離れて17年経つけど、きっと今だにそういう男性たち、たくさんいるのだろうな…。
その点はフランスの方がずっとずっとラク。
結婚してるしてないで人を分けるなんてことはまったくないし、30歳過ぎたらオバサンなんて言ってる男性は幼稚過ぎて、大人として人として相手にされません。
ま、フランスでそんな人には会ったことないですけどねぇ。
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コメント
コメント一覧 (6)
フランスは、やはり大人な国ですね。
記事を読んでも思いました。
今や日本ではとても観光ブームですが、舞妓さんや芸者さんが京都でも、目玉になっていたり、未だに【フジヤマ、ゲイシャ】なのかと個人的に呆れています。保守的な国である故のプログ記載内容の女性の年齢などの現象なのでしょうし。今後、男性の終身雇用制度の変化もあり、女性たちの男性好みになろうとしがちな現象も変わるかもと個人的に予想していますが。
変化も
前の旦那って言ったら、確かに・・・まるで今再婚してるみたいではありますね。
元旦那と言った方が、分かりやすいかもしれませんね。
moiさんの事情を知っていれば、勘違いしませんが、
事情を知らない人が聞いたら、現在、再婚していると思うかもしれないですね。
日本語は文脈や前後で判断する部分が多い言葉でして、
言葉が100%正しいかどうかは重要ではありません。
フードコートで、「私はラーメン」「私はカレー」は厳密には間違いです。
「私=ラーメン」「私=カレー」という事になり変ですが、でも、通じてます。
昭和レトロは、本物の昭和当時の品には使うのは、微妙な言葉。
昭和レトロは、製造年関係無く・・・令和や平成の製造でも昭和風なデザインに対して使う言葉です。
又、復刻デザインに「昭和レトロ風」は2重言葉で、厳密には間違いで、レトロだけで「風」の意味合いを含みます。でも、皆、使ってます。
一般的には、その場で通じれば、どっちでもいいようなレベルなのですよね。日本語はフリーダムです。
あんまり、細かい事を言い出すと、その人自身の精神的コダワリが垣間見えて引いちゃいます。
しかし、彼女には、前のと元のでは意味が大きく違うようですね。
私は結婚してない事は、親うや周囲に言われるような嫌さを味わっているなら、引っ掛かる言葉なんですね。
30歳過ぎたらおばさんと言う人、自分はどうなん??と、思いますね。
誰でも生きてれば30歳過ぎるし、誰でもいつかは歳とります。
婚活市場は若いのがひたすら有利なのです。
少し歳とっているだけで、無価値扱いです。
ビックリする程にシビアです。
日本とフランス、別の国ですしアジアとヨーロッパだし、いろんなことが違うのは当たり前なのですが、今だにある日本の古い結婚観や子供がいるいないや年齢についての区別?差別?は本当に悪い習慣で考え方だと思います。
これはフランスだけじゃなく欧米と日本とで大きな差があるように感じます。
「女性たちの男性好みになろうとしがちな現象も変わるかも」との予想、ほんとその方向になっていって欲しいものです。
日本のネット記事などで、男ウケする服とか仕草とか、今だにそんな内容が出てくると、まだこういうこと続いているのか、と呆れてしまいます。
女性側も、こんなことでウケる男性はいいや、と思うような人がどんどん増えていって欲しいです。
ウラジミールさんも、前の旦那と聞いたら、今再婚してるみたいと感じるのですね。
彼女だけじゃないんですねぇ。
実はネットで少し情報を見てみたのですが、前夫、元夫、元ダン、前妻、元妻とか呼び方いろいろで、でも前夫と元夫はだいたい同じ意味と思って良いようで、しかも直近で離婚した夫と言う意味では前夫、その前夫も含めて元夫も使えるという情報がありました。
私も考えてみると、直近だったので、前の、と言ったようにも思います。
元って言うと、ある程度経っているように感じますから。
前妻と元妻も意味が違ってくるようで、前妻は一般的には死別、離別した妻で、元妻は以前婚姻関係にあった女性とのことで、前妻より比較的軽めに使えるとのこと。
何なのでしょう、このそれぞれの微妙な違いは…。
ほんと、日本語はフリーダムですね。
はい、確かに細か過ぎると、そこをとても気にしているんだな、と感じます。
でも、気にしてしまうくらいイヤな思い、悲しい思いをしたのかな、と。
フランスでは考えられないことなので、女性を傷つけるだけのただ悪いだけのこの日本の習慣と考え方はほんと闇に葬って欲しいです。
30歳過ぎたらオバサンなんてとんでもないですよ。
これからがさらに人生面白くなってくるのが30歳過ぎですもん。
婚活市場はそんなに若いことが有利なのですか。びっくり恐い。
しかも無価値扱いなんて…。
こういうこと、やはり日本は異常ですね…
外国の方への元市長と前市長のQTさんのご説明に、なるほど~と唸ってしまいました。
元議員と前議員が違うことは知っていましたが、元市長と前市長の違いはとてもわかりやすいし、ややこしくありませんね。
私の友人も、前がいるなら現在が別にいる、というイメージだったのかもしれません。
なんだか1つスッキリした感。
ありがとうです♪