パリ庶民のリアルな日常と暮らし情報、料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの最低気温は10度、最高気温予想は22度で、お天気は晴れとなっております。

フランスに来てまだそれほど経っていない時、親しくしていた日仏カップルの日本人女性が言っていたことがあります。

フランス人の女の子たちは仲良さそうにしていてもお互い嫉妬がものすごいことがしょっちゅうで、あんたらほんとは友達じゃないでしょ?と、よく思う、と。

そして、こうも言いました。

でも、アジア女性も恐いのよ~、と。

その時私はフランス女性とも日本人以外のアジア女性ともほとんど接点がなかったので、ああそうなんだ、そんな経験したくないな、と思いながら聞いているだけでした。

その後、今の旦那と知り合い、今の家で暮らし始めたのですが、日本人女性が言ったあの時の言葉が過る出来事がありました。

ある時わんこが、上がるのを禁止している家の裏の少し危ない階段をいつの間にか上っていて、そこから飛び降りようとしたので恐ろしくて。
「ダメ~!降りちゃ!!」 と怒って叫んだのです。

そしたらそれを柵の向こうから見ていたご近所のアジア女性がものすご~く笑ったのです。

その大笑いが、とてもとても意地悪な大笑いだったのです…。

なんて言うか、あの人があんな顔して怒ってるわ、的な。

しかもかなり長い間笑い続けていたのです…。

なので私は何とも言えない悲しい気持ちになり、わんこを抱っこして黙って家の中に戻りました。

そのことは結構彼女に対してトラウマ的になったのは否めないのですが、でもお隣同士ですが特に親しいわけではなかったので気にしないようにして、道で会ったら挨拶を心掛けていたのですが。

その挨拶も、旦那と一緒にいる時は挨拶をしてくれるのですが、徐々に、私1人の時は気が付かないふりをするようになりました。

はじめのうちはほんとに気付いてないと思っていたのですが、マルシェでたまに偶然会う時も、私の服装を上から下まで見まわして無言でそのまま通り過ぎるので、意図的に気付かないふりなんだとわかりました。

しかもその見回し方が独特なんですよね…。

それらのことがあり、彼女の中で、私に何か面白くないものがあるんだな、と感じるようになったのです。

で、同じアジア人同士だし縁があってのご近所だしと思っていたけど、そんな簡単じゃないな、アジア女性も難しいな、私甘かったな、とやっと学んだ次第です。

でも彼女とは別で、わんこ散歩でよく会う何人かのアジア女性は皆とても感じよくて、たくさん声をかけてくれます。

アジア女性だけじゃなくフランス女性もアラブ女性もで、遠くから手を振ってくれるマダムもいます。

散歩中いつも通っていたお宅のわんちゃんをしばらく見ないな、と思っていたらそのお宅の顔見知りのフランス人マダムが出てきて、あの子死んじゃったのよ、と涙ぐみながら話してくれて、それ以来、そのマダムのお宅の前を通った時にマダムがいると、遠くからでも投げキッスをしてくれます。

散歩中によく会うアラブ人マダムたちも、わんちゃんたくさんいるわよね?何匹?と言うので、4ぴきです、と言うと、そんないるの?!と大笑い。
(でも楽しい大笑い)

そうやっていつも声をかけてくれて満面の笑顔で、とても感じが良いです。

結局その人、なんですよね。

ということで、ここで書いて少しスッキリ。

でもこんなことを書けるのはご近所さんも知り合いもこのブログを誰も見ていないから(おそらく)。

もし見ていたらとてもじゃないけど書けません…。

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