パリ庶民のリアルな日常と暮らし情報、料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの最低気温は19度、最高気温予想は32度で、お天気は晴れとなっております。

IMG_9536 - コピー

今週は30度越えの日も出てきてすっかり初夏のパリ。

で、お散歩に行ってまいりました。

IMG_9545 - コピー

今回はモンマルトルもある18区を中心にてくてく歩き。

天気予報では晴れときどき曇りだったので、1日中太陽が照り付けるよりはいいだろうと思ったのですが。

午前こそ雲があったけど、お昼前からは太陽さんず~っとギラギラ~。

湿気はたいしたことはないけれど、それでもかなり暑かったです。

IMG_9538 - コピー

でも思いがけない出会いもありました。

モンマルトルの高級住宅街にある通りを歩いていたら、目の前を着物を着た女性が通り過ぎたのです。

で、ちょうど横断歩道の信号待ちで横にいらっしゃったので「こんにちは。お着物素敵ですね」と声をかけたら、女性がびっくりして「日本人?」と聞くので「はい」と。

私が日本人で日本語で話しかけたのが思いがけなかったようで、信号を渡ったところでちょっと立ち話。

お茶の会に向かう途中なのよから、モンマルトルで1人で暮らしていて、という話になり、でも子供たちは今もう皆東京に住んでいて、80代で高齢者なんだし日本に帰ってくればと言われるけど、まったく寂しくないし、小さなアパルトマン住まいだけどここが暮らしやすくていいのよ、と。

で、まず、80代と聞いて私超びっくり!

だって背筋はびしっとしていらっしゃるし綺麗にしていらっしゃって着物も似合っていらっしゃっていて、まったく80代に見えないんです。

やっぱりアジア女性、特に日本人女性は若く見えるんだな、と改めて思いましたねぇ。

それに、1人で自分のことは自分で全部やって自由にマイペースで人生を送っているのも大きいのかな、とも思いました。

自分は、もし旦那に何かあって1人になってしまったらこの異国フランスでどうなってしまうんだろう、と大きな不安が過るので、まったく寂しくないと言い、生き生きしていらっしゃるこの方がめっちゃカッコよく頼もしく素敵に見えました。

それにしても、もちろん人にも寄ると思いますが(ごめんなさい)、80代って全然若いです!

IMG_9540 - コピー

モンマルトルの丘は相変わらず大賑わい。

なのでこの日はさっと横切り丘を下って、ちょっとディープなカルティエ方面へ。

IMG_9555 - コピー

久しぶりのメトロ「バルベス-ロシュシュアール」駅周辺です。

モンマルトルと同じ18区だけど、ここは観光客はほとんどいなくて、アフリカ系アラブ系の物売りがたくさんたむろし、いつでも怪しく危険な活気が漂っております。

でも私服警官も含め警官がしょっちゅう見回りしていて、この時も30代くらいの欧米系の男性ホームレスが職務質問されていました。

綺麗な青い瞳だったけど、笑うと歯が数本ありませんでした。

まだ20代後半くらいの欧米系女性ホームレスもいて、すでに大酔っ払いしていて呂律の回らない口調で叫びふらふら歩いていました。

こんな光景に出くわすと、なぜこうなってしまったのかな、といつも不思議で哀しい何とも言えない気持ちになります。

どこかでズレてそっちへ流されていくのでしょうかね。

生まれた時から悲しいキツい環境の人だってたくさんいるでしょうしね。

IMG_9560 - コピー

バルベス-ロシュシュアール駅周辺を少し入ると、さらにものすごい活気。

物売りはもちろん行き交う人々もほぼアフリカ系とアラブ系の人たちで、とにかく買い物してるみたいなのですが、平日の昼間にいったい何をそんなにたくさん買うのでしょう。不思議です。

ということで、高級住宅街もあれば大観光地、はたまたこんな民族の大るつぼ地区もあって、5分10分歩いただけで雰囲気がガラリと変わるので、興味深い元パリ郊外18区。

でも18区全体がほんと危険が多いので、もし行かれる時は十分注意なさってくださいませ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後まで読んでいただきありがとうございます。
応援クリックしていただけると励みになります。
 にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村