パリ庶民のリアルな日常と暮らし情報、料理をご紹介していたmoiですが2025年12月に南ブルターニュに引っ越ししました。

この記事の隣人家はワイワイ集まって賑やかに過ごすのが好きで、夏になりお天気が良い週末だとしょっちゅう庭で食事会を開いていました。
最後まで恐かった隣人のアジア女性

旦那さんはフランス人で奧さんはアジア人(確かラオス系)だったので、欧米系の人たち中心で集まっている時もあれば、アジア系の人中心で集まっている時、どちらも混合で集まっている時もありました。

その彼らの庭と我が家のキッチン(とちょっと庭)が接していたので、私がキッチンにいると窓から彼らの賑やかな話し声がよく聞こえてきました。

ある時、アジア系の人たちが集まっている時にちょうど私も料理を作っていて、皆が大きな声で誰かを呼んでいるのが聞こえてきました。

でも特に興味もないのでいつも通り気にせず料理を作り続けていると、彼氏はいないのか、とか、結婚はまだか、と数人の人たちが聞いているのが聞こえてきました。

それに若干びっくりして窓から庭を見てみると、招かれたアジア系の人たち(その時は全員がアジア系だった)の前に隣人家の20代の娘さんが顔を出した感じで立っていて、困ったような笑顔で対応?挨拶?をしていました。

でもアジア人たちは質問を止めず、もう結婚する年齢だろう、とか、とにかく結婚話をしばらく止めませんでした。

フランスでは結婚結婚って言わないし囚われてもいないし、あえて結婚はせず同居やパックス(結婚ではないけど法的なパートナーシップ制度)を選ぶ人もたくさんいるし、シングルでも何も言われないので、こういった言葉が耳に入ってきたことにびっくりして思わず見てしまったんですよね。

で、そんなフランスの人それぞれ感はとてもとても良いところだな、とフランスに来てすぐ思ったことだったので、アジア系の人たちの中には結婚するのが当たり前という考えの人がまだまだいるんだな。

フランス系の集まりで皆にこういったことを言われることはあまりないだろうから、娘さんはアジア系集まりの時にこういったことを言われてしまうのかもな。

それにそれまでもたとえフランスに長く住んでいたり子供がフランスで生まれていたとしても、アジア系ファミリーは家の中ではほぼアジア的な暮らしをしていたり、考え方や行動がアジア的だな、としょっちゅう感じたり見ていたので。

亜&仏の混合カップルであるこの家でのこの光景というのは、フランス半分アジア半分家あるあるかもな。

と思ったわけです。

そんなんで、ずっと困った顔をしていた娘さんがなんだかちょっとかわいそうになりました。

こういった人を傷つけたりいやな気持ちにさせるかもしれない古い考え方や慣習、習慣はせっかくそれがあまりない国に住んでいるのだから、私も含めアジア人は自分たちで気づいてやめた方が良いし結局視野を狭くしていることだと、私はですが思っています。

子供がいるいない作る作らない出来る出来ないもそう、年齢で人を見るのもこっちの方が上だこっちの方が若いんだもそう、女性を若い若くないで区別(差別?)するのもそう。

でも生まれて育った家庭や周りの環境、状況の影響というのがどうしても刷り込まれていて、やっぱりなかなか変わらないんですよね…。

2、3年前のことになるけど、とにかくこの光景は心に残りました。

ちなみに娘さんは欧米系とアジア系の良いところを受け継いだ顔立ちで、でもエキゾチック感が多めで、フランスの血が入っていると言われないとハーフとはわからないかもですが、中山美穂さん的な南方系の美形アジア女性といった雰囲気でした。

1度ちょうど庭に旦那と私がいた時に娘さんが家から出てきたことがあって、その時初めて顔をよく見た感じだったので改めて、綺麗な顔立ちだな~、と思い旦那にそっと言ったことがあります。

そしたら、娘さんに続いて出てきたパパさんに、私が言ったことを旦那がすぐ言ってしまい、パパさんがニコニコ嬉しそうにし、続いて出てきたママ(例の…)さんにパパさんが伝えたんです。

でもママさんはこちらを無表情で一瞥しただけですぐにあっち向いてどっか行っちゃったことがありました。

私が何か言うのはとにかく何でも気に入らないようでした。

なのでとにかくもう一切何も言わないようにしましたよ。
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