パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

水曜はパリでランチしましょ

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この時に
ギャラリーラファイエットの魚屋さんと超有名肉屋さんのイートイン
近々試したいと書いた、
ギャラリーラファイエットのお肉屋さんに行ってまいりました。
前方に見えております、あのグルメ・メゾン館でございます。
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12時ぴったりの時間だったので0階(日本でいう1階)の
「メゾン・ドュ・ラ・トリュフ」の人気イートインは
まだお客さまはいらっしゃいません。
ここを通り過ぎまして地下1階へ向かいます。
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目的はここ、16区の有名熟成肉屋さんの
「イヴ=マリ・ル=ブルドネック」のイートインです!
去年の12月にオープンしたばかりです!
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と思ったら何と、
イヴ=マリ・ル=ブルドネックさんご本人がいらっしゃって、
お肉を丁寧に処理していらっしゃいました!
ちょっとびっくり!
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こちらもイートインの方にはまだ、
お客さまがいらっしゃらなくて私が1人め。
お店の方は皆さん、とっても感じがよかったですよ♪
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ということでお願いしたのはその名も
「Steak Yves-Marie Le Bourdonnec 180g」、
イヴ=マリ・ル=ブルドネックのステーキ(19ユーロ)で、
焼き方はセニョン(レア)。
さてさて、お味は?
これがですねぇ~めちゃめちゃ美味しかったんです!
赤身の熟成肉でお肉そのもののうまみが何とも言えません。
ソースもついておりましたが、
ソースにつけるのがもったいないくらいで、
テーブルに置いてある天然塩を少しつけて
いただくのが最高です!
大きく切るとすぐなくなってしまうので
小さく切りながらいただきました。はは。
切り口のお肉フォトも撮ったのですが、
地下でちょ~っと暗めなのでブレてなし。
残念。わたくしの腕のなさのせいです~。
シャンゼリゼあたりのチェーン店でステーキが
19ユーロ90サンチームっていうのも見かけましたが、
景色はそちらの方がいいと思いますが、
たぶんたいして美味しくないだろうし、
ここはお値段的にも良心的だし、
とにかく美味しいステーキを食べたいなら
おすすめだなぁ、とホント思いましたねぇ。
私が食べ終わる頃には
店内も結構お客様で混みあってきていましたよ。
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大満足で帰りにはちょっとお肉も拝見。
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思ったほどはお高くないので、
買っていって家で焼いてもいいな、と思いました。
これは我が家の肉食星人も唸るに違いありません。
なので今度はお肉買いま~す♪
なんかそれちょっとおしゃれだわ♡

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「マレコレ!」のマレに来たのにはもう1つわけがございまして、
マレの老舗ブラッスリーで現在日本人シェフさんが厨房をまかされている、
ここ「レ・フィロゾフ(Les Philosophes)」に来たかったから。
ということで久しぶりに「水曜日はパリでランチしましょ」のコーナーで~す。
今日は土曜日ですけどね。あ、でもこの日はほんと水曜日でした!
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予約なしで1時近くにまいりましたが7月のヴァカンス期なので、
混み混みなことはぜんぜんなく、すぐにテラス席に座ることが出来ました。
サービス担当は昔ながらの白いエプロン姿が似合う、なかなかの、いや、
かなりのイケメンさん。
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お店によってはお願いしないとカラフ・ドー(carafe d’eau)である無料のお水を持ってこないところも多いけど、ここは何も言わなくてもさっと持ってきてくださいました。
これちょっとポイントです。
売り上げ売り上げ!店はお願いしないと持ってこなかったり、
すぐ有料のお水をすすめてきたりして、
ちょっと気をつけていないとなことがたびたびあるのです。
人にも同じことが言えることがありますよね。
で、こんな風にさっと持ってきてくれるところは良心的なところが多いように感じます。
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せっかくなので白の辛口のグラスワイン(5ユーロ)もお願いしましたが、
これもなかなか美味しかった♪これもポイント高しです。
安そうな味のを出してきて5ユーロとることもたくさんありますからね。
3ユーロまでならギリギリいいですけどね。
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ここはマレの中でも緑が多くオサレで雰囲気のいい通り沿い。
パリに来てる感がいっぱいになるし、イケメンさんがこの日は担当~。
さて、そのイケメンさんがメニューを取りにきてくれた時が
またちょ~っとかっちょよかったんですよ。
今日のランチセットは何ですか?とたずねたら、
イケメンさん、先ず「では」みたいな意味の「Alors(アロー)」と言って、
隣りの空いていたテーブルに軽くラフ~に腰掛けて、
前菜はこれとこれだよ、メインはあれとあれだよ、と説明してくれて。
その親切なラフさ加減が超サマになっててかっちょいかったんですよ!
で、わたくし心の中で、あんらサマになってるわ~、思いながらも、
食べ物チョイス超大事なのでそっちに70%くらい集中。
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で、セットの中から選んだのが前菜はこのスモークサーモンとアボガドのタルタル。
実はセットメニューはあまり魅かれなかったのが正直なところなのですが、
でもやはりお手頃なので(前菜とメインで20ユーロ)今回はセットから選んでみた次第でして、想像通り、ふつ~に美味しいです。
ドレッサージュがマネ出来そうなので近々やってみたいな、と思いましたよ。
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メインはローストビーフとたっぷりの野菜となぜかスイカ添え。
ローストビーフの火の通り加減は完璧でこれもふつ~に美味しい。
ソースはヨーグルト系かな。さっぱりとしててお肉に合います。
このソースもちょっと再現に挑戦してみたいです。
でもスイカは、スイカは、合わない~、と私は思いました。
桃とかメロンの方がいいかな??と。いや、わかんないけど…
で、スイカがちょっと気になりまして、
日本人シェフさんがスイカ合わせたのだろうか、と思いまして、イケメンさんに、
シェフさんは日本人と聞いたのですが、と訊ねてみたところ、
そうだよ、でも水曜と木曜はお休みで金曜に来るよ、って。
で、そっか~、と。もしかしたらスイカの意味はこれかも、と。いや、わかんないけど…
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ということで、ジャ~ン!
この方がそんなイケメンさんで~す。
かっちょよくて優しそうでしょう~。
すんごい忙しそうだったけどまったくいやな顔をせず、
こんな素敵な1枚を撮らせてくださいました。
背も176㎝くらいでちょうどいい感じ。俳優さんになってもおかしくないですね。
実はわたくしこのお店で1つ大事なことが抜けてしまって、
お店の名前「レ・フィロゾフ」は哲学者たちの意味があって、
このお店のおトイレの壁や鏡に哲学的な問いかけの言葉が遊びでいくつも書かれているのですが、そのおトイレに行き忘れてしまったのです~。
なのでこの素敵なイケメンさんに免じていただければいいな、と…。
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日本人シェフさんになってはじめての「レ・フィロゾフ」でしたが、
場所と雰囲気のよさとお水をすぐ持ってきてくれるのと
そして感じのいいイケメンさんがいて、こりゃなかなか悪くない。
しかもしかも年中無休なのです。
フランスは日曜日(&月曜日)はお休みのお店が多い中で、
日曜日も開いているってことですからこれはかなり嬉しいのです。
そんなんで、もし次回来る時は日本人シェフさんがいらっっしゃる曜日に来てみたいな、
そして今度はアラカルトで好きなの1品チョイスでもいいかな、
な~んて思ったのでありました。

住所…28 Rue Vielle du Temple 4区 
TEL…01 48 87 49 64
営業日…年中無休、9時~翌日2時
HP→「Les Philosophes

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ヴァンヴの蚤の市に行った後メトロ⑬号に乗ってやって来たのはモンパルナスにある日本人シェフさんのレストラン「ル・クロ・イグレック」です。
ということで訪れた順のままにしようと思い1日遅れの木曜日になってしまいましたが今回は久しぶりに「水曜はパリでランチしましょ」のコーナーでございます。
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今やパリの多くのレストランやビストロで日本人の料理人さんが大活躍しているのはご存知の方も多いかと思いますが、私が行ったことがあるお店だけでも、
今年ミシュランの一つ星をとった「PAGES(パージュ)」や料理もさることながらワインもとても美味しかった「Neige d’été(ネージュ・デテ)」、久しぶりに行ってみたら日本人料理人さんお2人に代わっていたお手頃お値段も嬉しい「BISTRO URBAIN(ビストロ・ユーバン)」、日本人シェフさんが主にお1人でお料理を作っていらっしゃった「Le Sot l’y Laisse(ル・ソリレス)」、エッフェル塔のすぐそばでボリューミィーなビストロ料理とサービスのムッシューもと~っても印象的だった「AU BON ACCUEIL(オー・ボナクイユ)」、サンマルタン運河のすぐそばで雰囲気も楽しめる「PHILOU(フィルー)」、そしてお手頃な値段設定でとても美味しかった「abri(アブリ)」などなど。
こんなふうに進出がめざましいのは技術はもちろんのこと、そんな技術につながっているとも思うのですが、日本の食文化の素晴らしさが日本人の味の感覚にも影響しているのかな、と思いますし、そして真面目なお仕事ぶりも評価されているようで、日本人の1人としてとても誇らしいのです。
そんな大活躍日本人シェフさん店の1つで以前から行きたいと思っていたのがモンパルナス駅からすぐのこのレストラン。フォークとナイフと一緒に並べられているお箸がまたほっこりいたします。
さてこの時は土曜日のお昼。多くのお店がランチセットは平日のみというところも多い中、ここは土曜日もセットがあることにちょっと嬉しくなりました。ちなみに前菜とメインとデザートの3品で31ユーロ。でも前菜とメインだけもチョイス出来るし、メインとデザートだけチョイスも出来て、もちろんそれだとお安めになります。で、せっかくなので私たちは3品セットのコースをチョイス。そして飲み物はボトルのシャブリをお願いいたしました。
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さてさて前菜は「BENTO」と名前がつけられた和食のテイストが感じられる盛り合わせで、酸味がきいて美味しかったビーツのスープ(これは近々再現したいと思っております)や、うまみが何ともいえないきのこのカプチーノ仕立てのポタージュや、マスタードの種の入ったソースが美味な牛肉のタルタル、あぶりサーモンのお鮨、海水につかった海老などで全部美味しかったし、ちょこちょこいろいろ楽しめて楽すぃ~♪ それに思ったのですが、こんなのを何皿かに分けて出して品数で豪華に見せるスタイルでかなりいいお値段をとるお店もあると思うので、これだけの1皿を前菜で出してくれるのは嬉しいのです。
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お店は黒が基調のすっきりモダンな雰囲気でジャズが流れていてちょっとバーチック。
スタッフの方々は皆さん日本人でやり過ぎない感じのよさが私的には好きです。
それからこの時のお客さまは日本人カップル1組以外は(あと私ものぞいて)フランス人の方ばかりだったので、わわ、日本人多いなぁ、ということもありませんでした。
仕切りで囲まれたちょっと個室風な大きめテーブル席もあったので、人数が多めの時に予約するとよいかもしれません。私たちも予約をしてまいりました。
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メインは4種類あった中から私が選んだのはウズラのロースト。
弾力のあるお肉にソースがまた美味しくて、きのこが入っているかな、と思ってスタッフの方にお尋ねしたら、きのこはまったく使ってなく、バターとエシャロットと…と仰っていまして見事に外れました~。
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こちらは旦那の選んだ「merlan」でタラの一種。ソースはちょっと酸味のあるべアルネーズ風で付け合わせがカリフラワーのローストやズッキーニの花のフライ(中にクリーム入り)などで盛りだくさん。
こちらも美味しかったけど私は自分のウズラが美味しくて美味しくてへへへ、。
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そしてデザートは私は抹茶のムースにほうじ茶やホワイトチョコのアイスが添えられたもの。
これもとても美味しかった~。
ところでこのような非対称的ドレッサージュが今のフレンチはとても多くて素敵でマネしたいけどなかなか難しいなぁ、といつも思います…。
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旦那はガトーショコラ&イチゴのソースをチョイス。
ガトーショコラはベリー系のソースとやはりとてもよく合いますね。
フランボワーズと合わせるのもわたくし大好きです。
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お店は賑やかなモンパルナス駅に近いわりには静かな通り沿い。
わかり辛いのですがこのフォトの右奥に写っている階段を上がると駅がすぐ見えるくらいです。
何かと便利なモンパルナス駅の近くで、このお料理を31ユーロのお値段でいただけるのは良心的だし、しかも土曜日も、というのも大ポイント。あ、1つだけ言わせていただくならワインはまだちょっと若い味だったのでもう少し熟していたら一層よかったのです。でも総合的に大満足。あ、それからそれから合計のお値段ですがジャスト100ユーロで、旦那も高くないね、とニッコリ。
日本語ももちろん通じて安心なので旅行の方にもおすすめでございます。


住所…27 Avenue du Maine 15区
TEL…01 45 49 07 35
メトロ…「Montparnasse-Bienvenüe」④⑥⑫⑬号線
※8月19日まではヴァカンス休み
お店のHP→「Le Clos Y

この後はモンパルナスのお散歩につづきます。

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木曜日になってしまいましたが久し振りの「水曜はパリでランチしましょ」更新でございます。今回はリピのコチラ。
→「BISTRO URBAIN(ビストロ・ユーバン) ~パリ 10区~
→「再びBISTRO URBAIN(ビストロ・ユーバン) ~パリ 10区~
手頃なお値段で期待を裏切らないものがいただけるので気に入っているお店です。
さて半年ぶりくらいなのですが来てみてびっくり。店の奥が厨房でお店に入るとすぐに料理人さんたちの姿が見えるのですが、料理人さんが変わっていてアジア人の男性2人に。もしや、と思い、サービスを仕切っているパトロンさんのムッシューに聞いてみると、やはり2人とも日本人とのこと。チェンジして二週間経つか経たないくらいだそう。いやあ、ほんとに日本人料理人さんのいるお店がさらにさらに増えている感です。嬉しいんだけど前のシェフさんのお料理がとても美味しかったので、先ず味は変わっただろうからそれが残念なのと、でも期待も入り混じってちょびっと微妙な気持ちです。
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バーカウンダーにはフランスでも知ってる人は知ってて酒屋さんでもよく見かける日本のウィスキーたちも並んでいます。我が家も「響」があります。
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で、お昼の形態も、以前は選べる前菜とメインのコースで17ユーロ、デザートを付けると21ユーロだったのですが、それが変わっていて、コースは選べない前菜とメインとデザートの1種類のみで17ユーロ。あとはアラカルトになっていました。デザートがついて17ユーロではあるけどちょっと不安です。
飲み物はここはグラスワインでも毎回とても美味しいのでパトロンさんにおまかせして白の辛口を(4ユーロ)。やっぱりこれもとても美味しかった!パトロンさんのワインのチョイスがたぶんかなりいいのだな、と思います。
が、この後、このワインをゆっくり飲んでも前菜がなかなか来なくてまだかなぁ、なんて思っていたら、パトロンさんが気がついて、まだ何も来てない?と。なのでNon言うと確認しに行って、そしてすぐ戻って来て、ごめんなさい、僕のミスだ、と。そしてなくなりかけたこのグラスにもう一杯ワインを注いでくれて、またごめんなさい~、って。私が日本人でフォトもしてたので何かに書かれちゃうかも、って思ったのかもかも。ごめんなさい、書いちゃいました。でも美味しいワインが2杯飲めちゃってずいぶん待ったけどちょっとラッキーだったかな?!なんちって。
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そして前菜の生ガキがやって来ました~。ホントは3個なんだけどこれも4個にしてくれました。その時もパトロンさんが、ごめんねごめんね、って。でもわたくし別にえばってもいなければ怒ってもいなければな~んにもしておりません。ただわりとぽ~っと待っていてそれが長かった~、で、パトロンさんが気がついた~、みたいな。日本人がクレイマーだと思ってるのかな??ま、確かに日本人はフランス人に比べたら割合的にはクレイマー率高いかと思います。ここフランスではお客様は神様的扱いはあんまりないですからね。ときどきお店の人の方がえばってることだってたま~にあります。それもどうかと思いますが、でも私はこっちはお客様お客様的えばりん坊態度は好きではありません。お互いに程よく自然な敬いと遠慮があるのがいいと思っています。でもワインとカキ得しちゃったえへ♪
ところでこの生ガキが遅れたわけを私は知っています。ぽ~っとですが何となく店内を眺めていましたからね。それは開けてるのがパトロンさんで、テーブルのサービスの合間合間に彼がカウンターでそれもやっているのですが、+しょっちゅうご近所のムッシューとかマダムが立ち寄って何の話だかはわかりませんが3~4分立ち話していくのです。このお店はパリのど下町というか移民も多い独特なカルティエ。顔なじみが多いんだと思います。で、ご近所さんが立ち寄るたびにパトロンさんの手が止まる。そしてやらなきゃなこともときどき抜けちゃったりするのかな、と。でもご近所さんがいちいち寄っていく光景が面白くて、私の生ガキまだかしら、思いながらも楽しんで見ていたのです。
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バゲットもちゃんと美味しい。ときどきお料理はいいけどバゲットがあちゃ~なとこあるのよねぇ。
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そしてメインの野生のきのことレギュム・アンシアン(昔ながらの野菜で一時姿を消していたけど最近復活!的な野菜たち)のショートパスタです。クリーム味ですがくどくなくきのこの風味とそしてトピナンブール(菊芋)やパネの食感や甘みがほんのりなアクセント。シンプルな味わいですが美味しい。シェフさんが日本人さんなのでちゃんと素敵アルデンテです。ま、前のシェフさんも腕のいい方だったのでもしこうしてパスタが出てきても大丈夫だったと思いますが。これは自分でも近いものが出来そうなので再現に挑戦です。
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で、デザートのリ・オ・レです。わたくし甘いのはあまり欲っせずなきゃないでいい方ですが、これ美味しかった♪ 結構甘みもしっかりだったのですがヴァニラの風味もよく完食出来ました。風味のバランスと食感とかの兼ね合いが日本人料理人さんの作ったものっぽいなぁ、と思いましたねぇ。
ということで以上の3品コースです。さて感想です。
カキはまあ普通でした。でもパスタとデザートは満足。ただし3品になったけどコストを抑えるようにしたのだな、と。以前の同じ17ユーロだけど2品のその前菜とメインはボリューミィーだったし手がかかっているように感じました。でもこれは料理人さんたちのせいではなくお店の設定&まだ料理人さんたちが慣れないこともあるかも、と。でも美味しかったし、もしこの内容で7区や16区あたりのビストロだったら20ユーロ台以上の値段設定になってるだろうと思います。なので料理人さんたちが慣れた頃にまた来たい。そしてその時はランチのセットにひかれなかったら、アラカルトで前菜とメインを選んでもいいな、と思いました。前菜7ユーロ前後から、メインは15ユーロ前後からあったように記憶しております。私は前菜とメインの満足度が高いのが好みなので。
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そしてこのお2人が現在の料理人さんたち。
こんにちわ、とお声をかけさせていただいたらとても感じよくお話ししてくださって、まだちょっと慣れないこと、右の方は以前はフランスの地方のレストランにいらっしゃったこと、こっちでお店が持てたらいいな、なんてこともおっしゃっておりました。私も日本人の1人として嬉しいし応援しております!
あ、それともう1つだけ。相変わらずの人気店でお客様がひっきりなしに出入りしていたので、もしフランスのお昼の一番混む時間帯の13時前後に入店したい場合は予約した方がよいかな、と思いました。


住所・・・103,rue du Faubourg St Denis 10区
TEL・・・01 42 46 32 49
メトロ・・・「château d’Eau」④



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超~久しぶりの更新となりました「水曜はパリでランチしましょ」でございます。
この日は旦那と2人揃って久し振りにパリ市内へ。旦那はもともと長年パリ市内で働いていて、パリ郊外への引っ越しと共に職場も変えていて、パリはもう十分という人。なので2人揃ってパリへ、は頻繁ではございません。だからたまに2人で行けるのは嬉しいのです。ま、私はですが。へへ。
というわけで今回のお店は日本人シェフさんのここ「PAGES」でございます。場所は凱旋門から歩いても5分かかるかかからない便利な立地。旅行でいらっしゃる方にも来やすい場所です。
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どうしてここにしたかと申しますと、フランスでは2014年6月に和牛の輸入が可能になり、メニューとして出す有名シェフさんやお店がとても増えていて、TVでもときどき「WAGYU」のことが取り上げられているのですが(日本の食材はよくニュースになりますが)、それを観た旦那の知り合いさんが日本人のお店で「WAGYU」の食べれるお店を知りたいと、旦那を通して聞かれたので探してみたらここを知って。知り合いさんにお教えするにあたって、美味しそうなので私たちも行ってみようか、と。
そんなわけで来てみたレストランの店内は白が基調のシンプルシックな内装で、厨房と客席が一体化スタイルになっているのが特徴。料理人さんたちはいつも若干緊張感があるかもだけど、お客さまは見ることを楽しめるし見えるということでどこか安心感も持てるかな、思いました。見えないところでは厨房でも社会でも人間の間でも、知ると残念なことが人間社会には溢れていますから…。
さてお昼のメニューは4品40ユーロと6品65ユーロの2つでどちらもシェフおまかせコース。そして「WAGYU」は別注文になり+30ユーロとなるそう。旦那は「WAGYU」頼んでいいよ、って言ってくれたのですが、ま、わたくし日本人なので私はいいや、思ったのですが、旦那も迷った末、でもちょっと高いな、ってことで、それにランチに1人65ユーロもあれなので2人共追加なし40ユーロコースに。でもその後も旦那は「WAGYU」どうしようかなぁ、って言っておりましたので、食べれそうなら頼めば、って妻。お会計担当じゃないくせに…。
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予めテーブルにセッティングされていた白いお皿は、パリ在住の別の方ブログで、リモージュの有名なアトリエのものだと書かれておりましたがとっても素敵。このまま飾ってもいいくらいではないかしら。ねぇ。
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その素敵なお皿と共にすでに各テーブルに置かれていたのが、さつまいもとじゃがいものチップス。アペロのおつまみに気軽につまめてよいよい。あ、アペロには白のグラスワインをお願いしたのですが、フォトするのをうっかり忘れてしまいました~。でもとても美味しかったです。シェフさんがワインお好きな方らしいのですが納得満足。
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そして先ずはアミューズの、白身のお魚の一口セビーチェ。
美味しくてあと2口くらいいただきたかったです。
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前菜のノワゼットをまぶしたホタテと根セロリのピュレ添え。
レストランではよくホタテに何らかの野菜のピュレが添えられている1皿に出会うことがありますが、根セロリも美味しい♪ どちらかと言うとホタテには自分はこんな甘みの少ない野菜ピュレを添えてある方が好きかも。ま、でもこれは好みですね。ホタテ1個だけだったのですが、もう1個くらい食べたかったです。ホタテ大好きなもんで。
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お魚は黄鱈のソテーに緑の粒粒が入った少し酸味のあるソース添え。お魚の焼き加減も素敵だし、このソースも美味しくて。あとで粒粒のこと聞こうと思ったのにすっかり忘れてしまいました。
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そしてお肉は備長炭で焼いたイベリコ豚。これがまた柔らかくて備長炭の香りもやはりスペシャルよくてと~っても美味しかった!これをいただいて、あ、「WAGYU」じゃなくて十分だな、思いました。ってか日本人の私にはこんな美味イベリコが新鮮嬉しい♪ 旦那も大満足で「WAGYU」のことはもうすっかり忘れているようでした。
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デザートはオリーブのクリームに人参も使われたサントノレ。
甘みがかなり抑えられ野菜を使ったデザートらしい軽い味わいで私にも食べやすい。でも小さいので旦那は2口か3口で完食し、小さいな、って少し不満足げ。でもその後、プティフルールもきて、ピーマン風味のショコラと、と、あともう1つが忘れちゃったよ~ん!旦那にも聞いてみたけど、2人して、あれ、何だっけ何だっけ?って。思い出すの無理そうなのでさっさと諦めました。でも美味しかったのは覚えてます~。
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そして厨房のシェフさん&料理人さんたちのお姿。日本人オーナーシェフさんまたはパトロンさんのお店ではサービスの方も厨房もほぼ日本人なこともありますが、ここはサービスの方々も料理人の方々も混ぜ混ぜ国際的。わたしはこういう方が実は好きです。と言うのは、日本人だけ店では、日本の独特やり方スタイルを通していて、時に上下関係の厳しい雰囲気が私たち客にも感じられるような時もあって、私はそれは皆がストレスになるだけだと思うのであまり好きではありません。だけど日本独特のきちんとした対応と言うのはフランスにはなかなかない素晴らしいところだと思うので、どちらも程よく合わさっているのがいいな、と。ここはフランスですし、って思っております。で、このお店のサービスの方々もシェフの奥様であるマダムをはじめ素晴らしくきちんとした対応で、でもキチキチし過ぎず気持ちがよかったです。あ、お1人、アメリカのコメディアンみたいに明るくチャーミングな方もいて。旦那に、あの人、かわいくない?って何度も言っちゃいました。ふふ。
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あ、この方はパリの料理系ブロガーさんだそうで、盛んにフォトフォト中。実は私もそこに便乗して横でフォトさせていただきました。へへ。
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そんなわけでわりと急に来てみたけど(あ、でも予約はしました)、美味しくてよかったランチ。やはり日本人シェフさんのガストロノミック料理レストランは日本人独特の繊細さを感じます。
お値段ですがアペロとランチコースとボトルワインで計150ユーロでした。この立地、この雰囲気、そしてこの美味しさだったら大満足。また来たいです~。
ところでこの日、わたくし久しぶりにヒールのある靴を履いたら、歩きにくい歩きにくい。だもんでかなりよたよたしてしまったです。そしてやはり久しぶりワンピースなど着てみたら、旦那が眺め回し、いつもとまったく違うと。まるで別人だと。で、これは喜んでいいのか悪いんだか微妙だったのですが、でもたまにはいいのかな。普段が自分で言うのもあれだけど気にしなさ過ぎになってきていましたし…。そのためにもまた連れてきてもらわなくちゃ。へへ。
あ!1つ言い忘れたことが。パンもですが、バターがまたとっても美味しかったのです。で、フランスの有名どころのかもしれないけど(ボルディエ、エシレ、パスカル・ベイユヴェールなどなど)、お店で樽のような感じで買っているのかも、と思ったのです。と言うのも、知り合いの星つきレストランで働いていた人が言っていたのですが、そこもボルディエのバターを大きな樽のようなもので買っていて直接工場から届いていて、それが新鮮でとても美味しいのだけど、お店で売っている個別包装のものは新鮮じゃないので味がかな~り落ちる、って言っていて。実は私も買って試してみて、美味しいのは美味しいけど言われるほどまでではないかな、と思ってしまって。でもここのは、あ、美味しい。ってすぐ思うくらい美味しかった。なので樽買いかな、な~んて思ったのです。でもわかりましぇん。私の思い込みかもしれないですし。

4 Rue Auguste Vacquerie 16区
TEL…01 47 20 74 94

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