パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

普段着のパリ、カルティエ

パリ庶民のリアルな日常と暮らし情報、料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの最低気温は0度、最高気温予想は2度で、お天気は曇りとなっております。

2024年11月24日から2025年1月6日までの日程だった、シャンぜリゼ通りのクリスマスイルミネーションを見てまいりました。

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通りの400本の木に環境に配慮したバルーングラス型のイルミネーションが取り付けられ、期間中は夜中まで、12月24日と1月31日は一晩中ライトアップ。

1月31日のシャンゼリゼのカウントダウンは特に有名ですね。

でも私は31日のカウントダウンのシャンゼリゼには来たことがありません。

と言うのも、渡仏してきた年に仲良くなった友人から、31日のシャンゼリゼのカウントダウンは人人人で大混雑で、しかもその混雑の中でスリに遭ってしまった、ということを聞いていたからです。

で、とにかく、シャンゼリゼのカウントダウンには行くもんじゃない、と、その話になるとその友人がよく言ってたんですよね。

なので、混雑自体も苦手だしカウントダウンに行って賑やかに楽しみたいタイプでもないし、ましてやスリなんて遭いたくないので、来たことがないんです。

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もちろん大観光地シャンゼリゼですから、このことを聞く前からスリに狙われやすいのは知っていましたが、去年の年末にシャンゼリゼのルポルタージュをTVでたまたま観ました。

大観光地シャンゼリゼはいつでもたくさんの私服警官が見回りしているそうで、その中の1人が言っていたのですが、シャンゼリゼで多いスリの手口はダントツで飲食店内なんだそうです。

隣合わせのテーブル席になった時に、置いてあるカバンやバッグなどをとるそうで、それはカフェでも高級店でも同じ。

高級店なら安心しちゃいそうだけど、高級店もめっちゃ多いそうです。

なのでとにかく外はもちろん店内でも、貴重品はたとえすぐ自分のそばでも脇に置かない、常に身につけている、が大事だそう。

シャンゼリゼだけじゃなくパリを歩いていると、カフェやレストランでカバンやバッグあんな風に隣に置いちゃって大丈夫かな、と思うことがとても多いのですが、貴重品の入ったものはとにかくクセになるくらい身体から離さない。

というのがほんと大事だと思います。

一瞬だけスマホをポケットに、も、住民でも狙われます。

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いつものことですが、ルイ・ヴィトンのショップの前は大行列。

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そしてそのお隣りにはヴィトンの巨大トランクを模した囲いがあるのですが、この中では世界初のヴィトンのホテルオープンに向け大工事が進んでおります。

開業予定は2026年。

ますますリュクスなオー・シャンゼリゼ!になりそうです。

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正直、旅で初めてパリにやって来てこのシャンゼリゼに来た時は、え?普通に大きな通り?大きな商店街?的に感じたのですが、長年住んでいると馴染んである意味ほっとするものです。

それにやっぱりクリスマスのシャンゼリゼはキラキラで綺麗です♪

今では、冬には1度は見たいな、と思うパリの光景の1つとなっております。

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今日のパリの最低気温予想は11度、最高気温予想は11度で、お天気はほぼ雨の予報となっております。

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パリのゴージャスストリート、モンテーニュ通りのイルミネーションを見てまいりました。

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ここは「ルイ・ヴィトン」「クリスチャン・ディオール」「シャネル」「セリーヌ」「グッチ」「プラダ」「バレンシアガ」などのハイ・ブランドが並ぶパリ一の高級ブランド通り。

クリスマスの時期になるといつもにも増してゴージャスなイルミネーションになって、さらにキラキラ、いやギラギラ?な通りと化します。

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モンテーニュ通りって入った途端とにかくブランドショップが立ち並んでいて、カフェやレストランがあまりなく、そんな中で一軒ひと際目立つのがこのレストラン兼バー。

ゴージャスなモンテ―ニュ通りに負けないくらい煌びやかな雰囲気となっております。

でもここ、2022年に有色人種の対応が問題になった有名レストラン。

テラス席は白人は通されるけど、有色人種は店内の、しかも奥の方に通されたとか。

この後この店がどのような方針になったのかはわかりませんが、今はSNSで拡散される時代。

あからさまな人種差別をするとすぐバレて叩かれる時代。

で、この時見てみると、とにかく寒いのでテラス席は半分も埋まっていない状態で、欧米系の人たち中心でしたが、欧米の人たちって結構寒くても外にいたがるので判断がつきにくく、店内を見てみると、結構満席状態。

そして人種は欧米系はもちろんアフリカ系アラブ系アジア系も含め、リュクスなブランド大好きっぽい雰囲気の女性たちでいっぱいでした。
(男性は少数)

外から見た限りは平均的に散らばって座っているようには見えました。

とにかく、フランスで人種差別意識というのはそこかしこに潜んでいるというのはしょっちゅう感じていますし、今はネットで情報がいくらでも得られるので、ここに入店すること自体、差別も承知しつつなのかな、なんて思うのですが、どうなのでしょうかねぇ…。

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毎年注目のディオールのクリスマスイルミネーション、今年は特に可愛い♪

ミニチュアアートの魅力的なシーンが全面に飾られております。

通りかかる方皆さん、足を止めてスマホで撮ってましたよ。

HP→DIOR

2025年のイルミネーション点灯は1月6日(月曜日)まで。

あと2日しかありませんが、見逃していて立ち寄れる方は散歩がてら見るのも悪くないかな、と思います。

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今日のパリの最低気温は2度、最高気温予想は6度で、お天気は曇りちょっと小雨気味となっております。

どこの国でも同じ、2024年の最後の日となりました。

1968年公開のSF映画の金字塔「2001年宇宙の旅」というのがあるけれど、2001年を24年過ぎて明日は2025年というとこまで来た現在。

2025年なんて若い頃は想像しても想像出来なかったくらい未来だったんですけどね。

あ、でも金字塔映画は3回くらい観るの挑戦したけど、必ず始まり10分くらいで寝ちゃいます。

私には難し過ぎました…。

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ということで、12月のパリ散歩の際に撮ったフォトで2024年最後の更新です。

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ここは都会っ子パリジャンのオアシス、左岸にあるリュクサンブール公園。

パリの公園というと、まずここをイメージする方が多いかな、と思います。

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1933年オープンのマリオネット(操り人形)の劇場「テアトル・デュ・リュクサンブール」。

毎週水曜日、土曜日、日曜日の営業で、この日はお休み。

パリらしいノスタルジックで可愛い雰囲気がいっぱいで、子供はもちろん大人も楽しめる劇場となっております。

HP→Theatre du Luxembourg

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映画に雑誌にと、この公園はいったい何千回、いや何万回登場したのでしょう。

私も旅で初めてパリに来る前は、パリというとエッフェル塔やシャンゼリゼと共に秋や冬のリュクサンブール公園を思い描いておりました。

なぜ秋や冬かといいますと、やっぱりパリに似合うから?!

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こちらはルーブル美術館に隣接するチュイルリー公園。

ルーブルを背に公園を抜けるとコンコルド広場、シャンゼリゼへとつながっております。

なので観光客の姿がとても多く従ってロマ人スリ集団もうようよしております。

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でもカバンを前にして手で押さえて、スリに声を掛けられても無視して通り過ぎれば、それ以上狙われることは少ないです。

ちなみにスリたちは朝10時くらいに出勤してきます。

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最後フォトはやっぱりエッフェル塔で。

パリ市内に住んでいた頃は見慣れていたけれど郊外住まいの今はたまになので、パリだな~、と改めて感じます。

そしてやはりエッフェル塔は夕暮れと夜が美しいです。

さて、毎年最後更新の時は自分にとってその年に一番印象的だった曲をご紹介しているのですが、今年も素敵な曲たくさんあったけど、でも、やっぱり最後はこれかな、と思っています。

フランコ・カナディアンのアリオシャ・シュナイダーの「アンサンブル」です。

本業は俳優の彼ですが、歌声も曲も詩も(別れた恋人の喪失感の内容)繊細で美しく、初めて聴いた時から心に残りました。

ボブ・ディランを聴いて育ったそうですが、なんかそれすごくわかります。

今年、俳優としてだけじゃなくシンガーソングライターとしても大注目となりました。

で、実はこの曲を彼のパートナーであるカナダ人シンガーのシャーロット・カルダンとも歌っております。

シャーロット・カルダンの曲はこの記事で紹介させていただいております。

フランス式メニューでマルヌ川カヌーピクニック

彼女と歌っているバージョンもめちゃくちゃ素敵で、ほんとはどちらか1つと思っていたけど、選べませんでした。

なので2バージョンご紹介となっております。

長くなってしまいましたが、さ、私もこれからお正月準備ですし終わらせますね。

それでは皆さま、良いお年をお迎えください。




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今日のパリの最低気温予想は3度、最高気温予想は5度で、お天気は曇りの予報となっております。

下町12区にある庶民的なアリーグルのマルシェに寄ってまいりました。

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ここはパリの中でも1番安いと言われているマルシェ。

しかも月曜日以外はいつも開いているので、曜日を気にせず立ち寄れるのが嬉しいし助かるんです。

通りの両脇に並ぶ総菜店やカフェ、食堂もほとんどが庶民的価格で、1枚でお腹いっぱいになりそうな切り売りの大きなピッツアや具沢山ブリック(中東の揚げ春巻きチックな総菜)が2、50ユーロくらいから買えます。

ただし大き過ぎて午前中や午後にそれ食べちゃうと、どこかでランチかディナー予定の場合、その時間になってもお腹が減らない、な~んてことになっちまいます。

なのでたとえば食事代を節約、食べ歩きで十分、みたいな場合ならぴったりかな、と思います。

パリは外食が高くて、ハムとチーズのシンプルなサンドイッチでも4ユーロくらいしちゃいますからね。

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パリだけじゃなくフランスのマルシェは実は結構高いというのは、フランスに住んでいるとわかってくることなのですが、このマルシェは大丈夫。

特に野菜果物類はお店も多いこともあってお買い得がたくさん。

私も、これはお買い得だな、と思うことがよくあるのですが、この後のパリ散歩の間ずっと持ち歩くことを考えると、買うのやめておこうとなっちゃいます。

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18世紀に建てられたパリで最古の屋内マルシェと言われている「マルシェ・ボーヴォー(Marché Beauvau)」もあります。

こちらにはお肉屋さんや魚屋さん、チーズ屋さん、お惣菜屋さんなどが入っていて、人気店は軽く行列が出来ている時もあります。

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広場でブロカント市が開かれているのもここのマルシェの良いところ。

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結構ガラクタ率多めな印象ですが、それでも通っぽいムッシューたちが目ぼしいものを探して見て回っている姿を見かけるので、お宝が見つかることもあるのでしょう。

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それほど古いものではないと思いますが、こんなちょっと昭和な感じのブロカント皿は結構よくあります。

ま、これくらいの古さのものだとリサイクルショップの「エマウス」でもよく置いてあって、しかも1枚50サンチームとかで買えちゃうのですけどね。

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アリーグルのマルシェと言えば今や日本でもよく知られているワイン屋さん兼立ち飲みバーの「ル・バロン・ルージュ(Le Baron Rouge)」。

現在はお店の前の通りが大工事中となっております。

このバーは美味しさを求めるのではなく雰囲気を楽しむ店。

庶民たちが気軽に立ち寄り、量り売りの樽ワインを買ったり、一杯飲みながら立ち話をしたりの、パリの下町らしい雰囲気の中に混じって過ごすのが何とも楽しいのです。

ただし、ここではこのお店の冬の名物の生牡蠣は私の経験上食べない方がいいと思っていますし、お高めワインやシャンパンも飲まない方がいいと感じております。

一杯2、50ユーロとか3ユーロのグラスワインで十分です。

どうしてもお高めワインやシャンパンを飲みたい時は目の前でちゃんとそのボトルから注いでもらうようにした方が良いような気がしております。
(あくまでも私の感じていることですが)

住所・・・1 Rue Théophile Roussel
HP・・・Le Baron Rouge 

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パリにはたくさんマルシェがあるけれど、気取りのない庶民的なこのマルシェが私的には1番落ち着きます。

ハイソなカルティエのマルシェもたまには楽しいのですけどね。

住所・・・Place d’Aligre 12区
営業時間・・・火~金:9時~13時、16時~19時半、土:9時~13時、15時半~19時半、日:9時~13半
休業日・・・月
メトロ・・・「ルドリュ=ロラン(Ledru-Rollin)」⑧号線
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今日のパリの最低気温予想は6度、最高気温予想は11度で、お天気はほぼ曇りとなっております。

天気予報でお昼からほぼ晴れの予報だった先週のとある日、12月のパリを散歩してまいりました。

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んが、天気予報外れて昼からもまったく晴れ間が出なくてど~んより。

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ま、しかたありません。

こんなどんよりが典型的な真冬のパリですからね。諦め大事。

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なのですが、夕方前に突然光が射し始めたので、やった~!

となって、遠くなかった大好きな夕暮れの冬のコンコルド広場へタッタカ徒歩でGO!

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というわけでグットタイミングで到着することが出来ました。

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日が長い春夏のパリ(ヨーロッパ全般ですが)は夜10時過ぎでも明るめなので、夕方4時過ぎでこんな風景を見られるのは真冬&冬至前限定。

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パリの秋冬超苦手だけど、こんな夕暮れはめちゃくちゃ好き。

家で夜ごはん待ってる子たちがいるので夕方には家に帰りたい私に助かることも大きいです。

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同じ場所からぐるりと見渡せばシャンゼリゼ大通りとその向こうに凱旋門。

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キラキラブランドショップ街のモンテーニュ大通りもすぐ。

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この日もたくさんの観光客の姿がありました。

女性たち、ブランド好きやね。うふふ。

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モンテーニュ通りを歩いている間時々見えていたエッフェル塔が、通りを抜けた途端、目の前にジャジャ~ンと現れます。

やっぱりこの風景、いつ見てもワクワクします♪

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最後は12月のパリのお約束?のシャンゼリゼ大通りを通って、シャルル・ド・ゴール=エトワール駅から帰路につきました。

今年もこんな12月の美しいパリを見ることが出来て大満足。

こんな風に苦手なパリの冬でも16年間毎年同じことを思って迎えられるのは何て恵まれたことなのだろうと、ほんと思います。

生きてるだけで丸儲けってほんとそうやと思う~。

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