パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

普段着のパリ、カルティエ

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

クリスマスまであと1週間となりましたが、今週、12月のパリを散歩してまいりました。

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パリ散歩の時はいつも、どのカルティエを歩こうか、何を食べようか、どこで休憩しようか、とプチ計画。

朝10時頃に家を出て暗くなってきた頃帰りの電車に乗る(冬の場合)、のお気軽自由な1人歩き。

これが郊外住まいの今の自分にちょうど良くて楽しいんです。

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それにパリはどのカルティエも毎回何かしら新鮮な発見があって知れば知るほど面白い。

ちょっと道に迷って、パリらしい絵になる路地裏に入りこんだり、写真雑誌に出てきそうな中庭が美しいアパルトマンを見つけたり。

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この日もいろんな新鮮に出会いました。

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それから懐かしいカルティエも歩いてみました。

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このお店は、渡仏してきて最初に行った語学学校の通学途中にあって、ときどき寄っていたところ。

小腹が減った時用のサンドイッチやスナックを買っておりました。

あの頃と人生が激変し過ぎて、とても遠い昔のことのよう。

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そんなお店があるのはレイモン・ポアンカレ通り。

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高級住宅街16区の大通りです。

レイモン・ポワンカレって、名前は聞いたことはあるし人名なのは知ってるけど、どんな人なのか知らないわ、な方がいらっしゃるのではないでしょうか。

実はわたくしがそうだったのです。えへ。

1860年に生まれて、フランスの首相、大統領を務め、1934年に亡くなった方だそうです。

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私が通学で通っていた時は、いつも何台かの高級車が停まっているような高級イタリアンだったお店は、それから2度くらいお店が変わり。

今はサンジェルマン・デ・プレの人気カフェで花の装飾がスペシャルな「メゾン・ソバージュ」の2 店舗めがオープンしておりました。

隣にあったハーゲンダッツもなくなって、そこも全部メゾン・ソバージュ。

サンジェルマン・デ・プレ店よりずっと空いていて落ち着いていて、ゆっくり出来そうです。

グラスワインが5ユーロからあるので、こっち方面に来た時に一休みするのにはなかなか良いかもしれません。

テラス席もあるので、春か夏に寄ってみようかな。

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レイモン・ポワンカレ通りを下ればエッフェル塔がよく見えるトロカデロ広場。

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トロカデロ広場を抜けるとその先はセーヌ川。

ちょうど夕暮れから夜に変わっていくその間で、パリに明かりが灯る時間。

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12月は夜が早く始まるしクリスマスなので、パリの夜が最高に美しくなる素敵月。

あまり帰りが遅くなりたくない私なのでこの点は嬉しいのです。

なので数か月ぶりにパリの夜景をたっぷり楽しんでまいりました。

フォトもしてまいりましたので、また改めてご紹介させていただきたいと思います。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

昨日11月21日、フランス政府は、コロナ第5波が急拡大していることを認識している、と伝えました。

だいぶ前から街中で、たとえ混雑してる中でも、マスクをつけている人が少なくなっていて。

多くのフランス人がコロナ収束気分だったと思います。

マスクは一応いつもつけているけど、私も気が緩んでいたことは否めません。

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で、我が家は旦那と私、ファイザーのワクチンを2回接種済みですが、3回め接種であるブースター接種を考える前に、自分のワクチン効果期間を調べてみました。

ブースター接種とは、新型コロナウィルスのワクチン接種を終えた人の免疫を強化するための、3回めの接種のことだそう。

ということで、米ファイザー社と独ビオンテック社が共同で開発したワクチンについて公表しているデータが下記になります。

ファイザーのワクチン接種後6ヶ月間の全体の発症予防効果は91%。

ワクチン接種後6ヶ月間の重症化予防効果は97%。

2回めの接種から2ヶ月後の発症予防効果は96%。

4ヶ月後の発症予防効果は90%。

6ヶ月後の発症予防効果は84%。

2回め接種から2ヶ月後が予防効果が一番高く、その後徐々に低下していくとのこと。

私が2回め接種を受けたのが7月2日なので、もうすぐ5ヶ月めに入ります。

なので今の私のワクチン接種による発症予防効果はまだ結構維持が出来ていると思われます。

日本もですがブースター接種を受ける時期は、2回め接種から8ヶ月の間隔をあけて、としている国が多く、フランスも8ヶ月が目安となっております。
(ただしブースター接種は6ヶ月後から可能)

そうすると私の場合は来年の3月2日以降。

特に身体が弱いというわけでもないし、これからのフランスの状況や政府の考えにもよりますが、今はまだブースター接種についてはすぐには考えなくてよいのかな、と思いました。

また、新規感染者が急増中ではありますが、ワクチン接種効果で入院患者数の急増は抑えられているとのこと。

ワクチン接種後6ヶ月間の重症化予防効果97%、大きいようです。

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でも、たとえワクチンを接種していてもコロナは甘くありません。

オーストリアとオランダでは感染が急速拡大して、現在、オーストリアでは全土で、オランダでは部分的にロックダウンとなっております。

オランダはワクチン接種を終了している成人が85%にまでなっているのに、です。

フランスもこれからまた正念場が来るかもしれません。

わたくしも、マスクをつける、密を避ける、マメな手洗いと消毒を心掛け、気を引き締めてまいりたいと思います。


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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

2021年6月9日から外国人観光客の受け入れを再開したフランス。

その6月から何度もパリ散歩をして、観光客が徐々に戻っているな、と思っていました。

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でも少し前にパリを歩いた時は、今まで以上に観光客の激増を実感。

観光スポットはどこもコロナ以前のようにかなり賑わっていたんです。

それもそのはず。

観光客が数が、コロナ禍真っただ中で激減した時と比べ3倍近くにまで回復したと、数日前のニュースで伝えておりました。

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観光スポットだけじゃなく、ジモティが多いカルティエも、ものすごい活気。

やはりパリはこの光景が似合います。

電車に乗ったり、お店や商業施設に入る際は必ずつけなくてはいけないマスクも、街中でつけている人は結構減ってきました。

でもこの緩みがやはり良くなかったよう。

昨日のニュースでは、ヨーロッパの新規感染者がまた増加傾向にあり、フランスも同じ状況だと伝えておりました。

ワクチンの効果も下がってきているのも原因なので、3度めワクチン、状況を見ながら我が家も考えなくてはかもです。

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観光客がたくさん戻ってきたけど、日本人を含めたアジア人観光客の姿は、まだまったくないのが少し寂しいところ。

現在、日本人がフランスに入国するためには、ワクチン接種証明書(日本のものでOK)または72時間以内に受けたPCR検査か抗原検査の陰性証明があれば、検査、隔離なしで可能ですが。

ネックは、その日本人が日本に帰国で入国するのが厳しいのですよね。

日本のワクチン接種証明を持っていても、日本に入国後14日間の自宅等での待機が必要。

待機10日目以降に、改めて自主的にPCR検査または抗原検査を受け陰性ならば、それを厚生労働省に届け出することで、残りの自宅待機は求められないとのことです。

これで思い出したのが、わんこの渡仏経験でした。

フランスへの犬の入国よりも、日本への犬の入国の方が検査が多くて準備期間もずっとかかるのですよね。

やはり日本は厳しくてきっちりしております。

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コロナの山は越えたと思っていたけど。

徐々にインフルエンザ的な感じになっていくのかな、なんて過ったけど。

やっぱり甘くないコロナ。

以前のようにフランスと日本、行き来出来るのはまだ当分先になりそうですね…。

つい最近、今、NHK BSのパリの番組観てるよ、と友達がメールくれて、何だろう、と検索してみたら「恋しいパリ」という番組でした。

今のこの時にこのタイトル、パリがお好きな方は胸がキュンとなるだろうな、素敵なタイトルだな、と思いました。

(私も観たいけど観れなくて残念!)

このブログもパリが大好きで見てくださってる方がたくさんいらっしゃると思います。

いつも代わり映えしない内容ですが、少しでも楽しんでいただけるよう、私も自分自身も楽しみながら、自分で歩いて知ったパリ、暮らして感じたパリをご紹介してまいりたいと思います。

パリが恋しい皆さん、ファイト~。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

パリに暮らし始めたのは2008年の4月。

それ以前は旅行者として4回来て、4回とも同じカルティエに滞在しました。

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それがこの記事でご紹介したパン屋さんのあるメトロ駅「モベール・ミチュアリテ」界隈。

パリのクロワッサンコンクール優勝店「メゾン・ディザベル」の仕事ぶりにびっくり

初めてパリに来た時に滞在したのがこの界隈で、お店がたくさんあって活気があって比較的安全で便利。

とても気に入ったので、以来、ここにしていたのです。

とは言っても、4回めの2008年の2月の旅行は、4月から暮らし始めるアパルトマン探しのためでした。

日本から一緒に連れてくるチワワ坊と安全に暮らせる場所、というのが何より大事だったので、前もって見つけておきたかったのですよね。

その時の航空券はマイレージが貯まっていたのでそれを利用し、宿泊はこの界隈の一番安いホテルをネットで見つけました。

ホテルがあるのはモベール・ミチュアリテの駅からすぐの、緩やかな坂道の途中。

行ってみると、見るからに年季が入っていて、一歩入ると中はちょっと薄暗くて、お客さんはバックパッカーたち中心。

古い建物をお金をかけずに改造していて何十年?も経っているのが感じられました。

同じ時に宿泊していた人たちに話を聞いたり実際に部屋も見せてももらいましたが、各部屋の大きさがやけに違っていました。

それに、シャワーがあるけどトイレがないとか、トイレがあるけどシャワーがないとか。

どちらも一応あるとか(私が泊まった部屋)、どちらもないとか(その場合は共同シャワー&トイレ使用)。

統一性がまったくないのが何とも不思議な感じでした。

でもバックパッカー1人旅をよくしていたので、こういうホテルもびっくりはしなかったのですよね。

それまでなんて、たとえばスペインでは窓のない半地下の部屋とか。

マレーシアでは夜中にダニみたいのが次から次へと行列でベッドにはって出てくる、湿気がものすごい部屋とか。

台湾では、夜中に壁一面に大量の蚊が張り付いている部屋、というのも経験がありました。

なのでそれに比べればぜんぜんよい方でした。

それにアパルトマン探しが目的なので、ある程度清潔で夜だけちゃんと眠れればOKだったのです。

宿泊費は14年前のあの時で、1泊50ユーロ前後だったかな。

とにかくこの界隈では一番安かったのですよね。

で、その格安ホテルなのですが。

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数年前に大大工事が行われ、現在「ホテル・ラ・ランテルヌ」というおしゃれなブテックホテルとなっております。

HP→Hotel La Lanterne

モダンなカラーの外観で、常に花も飾られております。

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格安ホテルだった時の名前をもう覚えていないのですが、ラ・ランテルヌ(=ランタン、提灯、ランプの意味)という名前ではなかったように思います。

買い取られたんでしょうね。

これだけの立地にあの不思議(ヘンテコ?)格安ホテルは確かにもったいなかったので、当然の流れでしょうか。

HPをちょっとのぞいてみたら屋内スイミングプールやハマム、中庭もあって、お部屋もエレガントで私が宿泊したホテルとはま~ったく別の世界。

お値段は1泊200ユーロ前後からで、なかなかの評判のようです。

特に昔のホテルに思い入れがあるわけじゃないけど、前を通るたびに、変われば変わるもんだな、と思っております。

ちなみに。

このアパルトマン探しで無事、チワワ坊やと住む部屋を見つけて、ほっとして日本に帰ったのですが。

後日、不動産屋さんから連絡があり、持ち主の相続問題が持ち上がったとかで結局その部屋に住めなくなり、別のすすめられた部屋を実際に見ることがないまま契約したのです。
そして4月の渡仏してきたその日に、初めて部屋を見て、そのまま入居となりました。

何のための部屋探し旅だったのかって感じだったのですよね。

でもそれも過ぎた出来事。

今は遠い懐かしい想い出です。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

パリ郊外の我が街マルシェの様子はしょっちゅうご紹介しておりますが、久しぶりにパリのマルシェに寄ってまいりました。

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5区のカルチェ・ラタンの一角にあるモンジュ広場のマルシェです。

この日は朝から青空が広がって、眩しいくらいに秋の光がいっぱい。

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そんな中で、活気あるパリマルシェを歩くのは、それだけで楽しい♪

気分はカルチェ・ラタンに住むパリジェンヌです~。

いや、パリジェンヌはずずしいな。かと言ってパリマダムってほど優雅な雰囲気もないしな。

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モンジュ広場のマルシェは規模は大きくないですが、魅力的な店舗が集まっています。

お肉屋さん、魚屋さん、お惣菜屋さん、チーズ屋さん…多くのお店が地元の方たちでかなりの行列となっておりました。

この後、ランチの予約をしていたので我慢しましたが、食べながら見て回りたかったくらいです。

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パリらしい重厚で大きなアパルトマンに囲まれて、やはり郊外とは違う雰囲気。

そう言えば、渡仏したきた年に親しくしていた方がこの界隈に住んでいたはず。

ここの暮らしは楽しいわよ、って言ってましたっけ。

東京もだけど、パリはそれぞれのカルティエで雰囲気、暮らし方がほんと違うんですよね。

旅行で来ていた時は、それがあまりわからなかったけど、住んでみてつくづくそう思います。

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たまにはパリマルシェも良いな、と思った10月の秋晴れモンジュ。

まだ木々が色づいていて美しい秋の間に、またどこかパリのマルシェに寄りたいで~す。

マルシェ・モンジュ・・・水、金、日曜オープン
営業時間・・・曜日ごとに違うのでHPで確認してください
最寄り駅・・・「Place Monge」⑦号線
HP・・・Marché Monge
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