今日のパリの最低気温予想は8度、最高気温予想は12度で、お天気はほぼ曇りの予報となっております。
パリはカルティエごとに表情がまったく違うことをパリに住んで実感したのですが、そんな中でわたくし的に特にぴたっと来るのがパリの下町です。

で、久しぶりに12区のど下町カフェ「ル・ペンティ(Le Penty)」に寄ってまいりました。
場所はパリ一安いとも言われているアリーグルのマルシェの真裏。
ジモティしか気づかない場所にあります。
ここからほんの1、2分のところに今では日本の観光本にもよく出ているワインバー「ル・バロン・ルージュ」がありますが「ル・ペンティ」は日本でまったく知られていないカフェ。
そこがポイントです。
観光客が多くなるとお店の良さも変わってきてしまいますが、ここは今のところまだ正真正銘ジモティ店。
観光客はたま~~に偶然?いるだけ。
「ル・バロン・ルージュ」も以前はそうだったのですが、ここ数年で観光客向けにお店のトートバッグなんかも売るようになって、ちょ~っと変わってしまいました。
好きなお店にはがんばって欲しいけど、人気店になってお店側に欲が出てきたりがあって変わってしまうこと、フランスも日本も同じかもしれません。

エスプレッソ1ユーロです。
1ユーロってかなりお安いですが、ただお店のHPを見るとエスプレッソ1、30ユーロとなっているので、朝限定で1ユーロなのかもしれません。
ちなみにこのお店の名物はテ・マント(ミントティー)で2、60ユーロ。
これはいつの時間も同じお値段で、生のミントがこれでもか~、くらい入っております。
でも今回はこの後行きたいお店があったので飲みきれそうにないのでやめ、初めてエスプレッソ。
この他にもカフェ・クレーム2、50ユーロ。
小グラスワイン2、50ユーロ、大グラスワイン4ユーロ。
軽食のクロックムッシュー3、50ユーロ、クロックマダム4ユーロ。
デザートのフォンダンショコラ2、50ユーロ、マフィン2ユーロ。
と、パリのパン屋さんやビストロでいただくのの1/2近いお値段。
さっすが庶民派アリーグルのマルシェの真裏カフェ。

朝の店内は結構年配の方率高し。
この界隈に住む地元の年金暮らしの方々が安心して寄れて落ち着けるカフェ、ということなのでしょう。

テーブル席は地元の年配の方が多めですが、カウンターは若い人も年配の方も入れ替わり立ち替わりやってきます。
東京で好きだった神保町のバー「まいまいつぶろ」と少し共通するところがあって。
→à vendreとまいまいつぶろ私はこういった派手さゼロでジモティが通うお店が大好きで大好物。
そして正直今は「ル・バロン・ルージュ」よりこちらの方が安心して利用出来ます。

はじめてパリだったらエッフェル塔やシャンゼリゼなどパリの観光地満喫!も良いけど、2度目3度目だったら、こういった下町パリを楽しむのもおつ。
パリ庶民の暮らしがほんのちょっとでも垣間見れることは、今郊外住まいの私にとっても興味深いものです。
住所・・・11 Rue De Cotte 12区TEL・・・01 43 40 90 72
HP・・・Le Penty
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