パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

オリジナルレシピ

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は4度、最高気温予想は12度で、お天気は小雨となっております。

フランス暮らしが長くなってきまして、王道日本食はわかるけど、ぞくぞく出てくる日本の新グルメ的なものがほとんどわかりません。

なのでネットでたまたま知ったりすると、どんな味なんだろう?と興味がわきます。

で、そんなどんなお味なんだろう?

と、ずっと思っていた1品に初挑戦してみました。

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それがコレ。

色的にちょ~っとわかり辛いのですが、大阪の隠れたB級グルメ、紅生姜と玉ねぎのかき揚げです!

本場大阪の王道は紅生姜だけの天ぷらのようなのですが、今はかき揚げもポピュラーなようで、野菜も摂りたいので今回はかき揚げに挑戦。

さてさて、人生初の紅生姜入り天ぷらですが、お味はどうだったかと申しますと。

これがめっちゃ美味しかったのですよ!

天ぷらだけど、紅生姜の甘酸っぱさがさっぱりアクセントになって、玉ねぎの甘さと相まって後引くお味。

旦那も一口食べてすぐ「トレ・ボン!」と大喜び。

フランス人、1度天ぷら食べたら大好きになる人多いし、旦那もそんな天ぷら大好き人ですが、この甘酸っぱさが特にクセになるようです。

私も初挑戦で「超」気に入ったので、我が家の定番に決定です!

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で、今回使ったのはフランスのアジアンスーパーで結構よく置いてる、この中国製の紅生姜。

お値段はちょっと忘れてしまったのですが、ぜんぜん高くなかったはずです。

色が薄いのでかき揚げにしても濃いピンク色が出なかったのですが、お味はちゃんと美味しく出来るので大丈夫。

今までは紅生姜と言うと、お寿司に添えるか入れるか、後は細かく刻んですし飯に混ぜ込むかくらいしかしなかったけど、紅生姜のレシピが増えて、ちょっと嬉しく思っております♪

この天ぷらは、たとえ天ぷらを食べたことがあるフランス人でも外国の人でも、きっと新鮮だし気にいってもらえる確率が高い、と私は見ております。

なので、もしそんな方々に天ぷらを作る機会があれば、具材の1つとして入れるとグッドかと思います。

かき揚げだけでも、サクサクで美味しい♪って喜ばれますからね。

※追記・・・ウラジミールさんからのコメントで、紅生姜とがりがあることを思い出し、調べてみたところ、2つは違うもので。紅生姜は梅酢に漬けたもの。がりは甘酢に漬けたものと知りました。なのでこの天ぷらはがりと玉ねぎのかき揚げということになります。間違えてすみません。ということで、がりで作っても十分美味しかったので、改めておすすめでございます!

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今日のパリの気温は朝は11度、最高気温は13度で、お天気は曇りとなっております。

は~、もうすっかり年末&お正月の雰囲気が過ぎ去って、毎年新年の気持ちの引き締まり感というものをまったく感じないフランスです。

でも、年始にいただいた和食の美味しさは今もまだ心に、胃にしっかり残っております。

2023新年、パリの我が家のお正月は完全和食です

この和食は、毎年私が1年で1番楽しみにしている食事。

でも、翌日にもう1回、お楽しみが待っているのです♪

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それはラップ寿司の残り半端具材で作った、コロコロ具材の海鮮ちらし寿司です!

1番好きなのは握り寿司だけど、海鮮ちらしも美味すぃ~♪

どちらもお寿司だから似てるっちゃ似てるけど、でも。

酢飯とネタがすでにセットになった握り寿司と、自分で具材や酢飯を好きな分量加減でいただくちらしは、小さな楽しい違いがあるように感じます。

この時の残り具材は、生鱒にサーモンにネギトロ、卵、イクラ。

これにたっぷりの海苔をかけました。

海鮮ちらし寿司を作る時に私が大事ポイントだな、と思うのは卵とイクラ。

ほんのり甘い卵とぷちっとした食感がスペシャルで塩気が強めのイクラが、とてもよいアクセントになるんですよね。

なので、他の具材はそのときどき違っても、卵とイクラ(又は鱒の卵)は必ず入れるようにしております。

卵は卵焼きなのでいつもある程度量が出来上がるので大丈夫ですが、イクラはひと瓶の量が少ないので、ちらし寿司のためにその分残すことを心掛けております。

この前日の1日、お昼も夜も握り寿司を食べた旦那と私ですが、この海鮮ちらし寿司もまったく飽きず、2人で、美味しいねぇ、と言いながら完食いたしました。

握り寿司よりずっと手間なしなので、まだある鱒の卵と冷凍してあるサーモンやリドルでマグロを買ってきて、また海鮮ちらし、やっちゃおうと思いま~す!

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は11度、最高気温は14度で、お天気は霧雨となっております。

日本も三が日が終わり、今日から普段通りの方が多いと思いますが、こちらフランスはすでに2日から普段通り。

このフランスの年始まりのさっぱり感。

これもこれでだらだらしないで、飲み過ぎもなくて、良いのかもしれません。

でも、あの朝昼晩の区切りが何ともいい感じにあやふやになって、どこも同じような番組やっててたいして面白くないTV観ながら、だらだら食べたり飲んだりしてるのが楽しかったんですよねぇ。

は~、ジャポンのお正月、懐かしいです~。

ということで。

この記事でクリスマスにいただいたものをご紹介させていただきました。

2022我が家のクリスマス当日の昼食

メインはマルシェで買ったカネット(雌鴨)のローストだったのですが、このカネットの残りで大晦日、年越し蕎麦を作りました。

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それがこれ、鴨南蛮蕎麦です!

鴨やネギを焼く手間は省き、たださっと煮ただけですが、これがと~っても美味しかったのです♪

簡単に作り方をざっとご説明させていただきますと。

だしつゆは鴨の骨でとっただしと和風だしを合わせたもので、ちょっと濃いめ&甘めに作っておきまして、これ大事ポイントです。

ここに人参の千切りを入れ程よく火を通したら、ネギの斜め切りをたっぷりめに入れ、しゃきっとした歯触りが残るくらい軽く火を通し、火を止めてほぐした鴨ロースト(火が通っているので温めるだけ)を入れます。

あとは器に茹でたお蕎麦をいれ、たっぷりのだしつゆと鴨、ネギ、人参をのせ、お好みで唐辛子をかければ出来上がり。

普通、鴨南蛮に人参は入れませんが、お野菜をたっぷりとりたいので入れてみたら、甘めのだしつゆに合って満足感もでてなかなかグッド。

人参は栄養があるし結構いろいろ万能なので、改めて優秀で重宝するお野菜だと思いました。

鴨を鶏肉にして、だしつゆに鶏だしを使っても美味しいはず。

我が家も丸鶏ローストを作ったら、今度は鶏南蛮蕎麦を作ろうと思います♪

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

明けましておめでとうございます。

2023年になりましたね~。

毎年こんなふうに、2020年になりました2021年になりました2022年になりました言ってるけど。

こうやって月日はどんどこ過ぎちゃっております。

その度に残りの人生が確実に減っていることを心のどこかで忘れず(すみませんリアルで)、2023年も楽しく過ごしてまいりたいと思います。

ということで。

我が家の2023年の元旦のごはんのご紹介です。

日本人のわたくし、あっけないフランスのお正月が寂し過ぎるので、毎年完全和食と決めております。

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そんな思いでがんばって作ったのがコチラ。

こう言っちゃ何だけど、フランス家庭で1番大事なクリスマスより力入っております。あは。

準備を始めたのは12月30日。

だし作りをこの日から始め、予め作り置き出来るものもこの日にすべて作って、小さなタッパーに入れて冷蔵庫へ。

そして31日は、とったおだしを使ってお雑煮のスープや煮物作り。

揚げ物は揚げればOK状態にして、タッパーに入れて保存。

とにかく前もって出来ることはすべてやっておきました。

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ということで、まずはお花ちゃんです。

クリスマスに買ったお花が何とかもってくれたので、和の器に入れ替えて飾り直し。

お花があるだけでテーブルの明るさが違います♪

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で、まずはお正月に欠かせないお雑煮です。

でもお餅は高過ぎて買えないので、お餅なしです。

それでも十分満足。

我が家のお雑煮は北海道出身で関東暮らしが長かった母の味。

母はお料理が得意とは言えなかったのですが、お雑煮は本当に美味しくて、食べた人には必ずと言っていいほどだしの合わせ方を聞かれます。

母に会ったことがないフランス人旦那も大好物。

会ってなくても、味でつながってることが面白いな、と感じます。

ってか。

娘がフランスに移り住んでフランス人と家族になってるなんて、って空でびっくりしてると思います~。

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野菜中心の9種の小さな盛り合わせで。

左上から時計回りに、ほうれん草の胡麻和え、人参の甘酢和え、カブの浅漬け、カブのポタージュ味噌風味、和風ウフ・ミモザ、ジャガイモと人参のマヨネーズ和え、さつまいもの甘煮、芽キャベツの塩昆布バター和え、海老とソラマメの塩炒めです。

冷蔵庫にあったお野菜や常備野菜を、年末の冷蔵庫掃除かてら総動員。

残り野菜で簡単に少量の副菜を作るのは結構好きなので、ラジオで音楽を聴きながら、どんどこ作りました。

1つ1つは超簡単なものばかりですが、いろんな味が数種並んでいると、目に嬉しいし楽しいです。

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私が1年で1番楽しみにしているラップで作る握り寿司です。

今年の具材は、生の鱒、牛のタタキ(前日の大晦日に食べた残り)、シブレット、イクラ(1瓶だけ大事に残しておいたもの)、ネギトロ、ホタテ、卵、生サーモン、マグロです。

いつももっといっぺんにたくさん作るのですが、今年は無理せず程よい量を作りました。

なぜなら、夜また食べたければ食べたい分を作れば良いからです。

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筑前煮です。

彩りに大事な絹さやorインゲンをうっかり買い忘れ、グリンピースを飾りました。

煮汁をかけ忘れ、なんかつやつや感がありませんが、旦那が珍しくあっちゅう間に完食。

フランス人は日本の茶色の煮物系が苦手気味という場合が結構あって、旦那もそんな1人。

でも全部食べてもらえたので、なんか嬉しかったです。

少し甘めのしっかり味にしたのが良かったのかも。

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鶏肉の海苔チーズ揚げです。

旦那にはザ・和食の中で味変的なものも必要なので、1品、揚げ物を入れました。

海苔とチーズってボン・マリアージュ♪

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そして、スモーク鴨とオレンジとルッコラのサラダで、和風ドレッシングがけです。

ドイツ系スーパー「アルディ」で買ったスモーク鴨をまだいただいていなかったので、元日に和食スタイルでいただこう、と思っておりました。

鴨とオレンジは王道ボン・マリアージュで、ここに醤油を使ったドレッシングを合わせました。

醤油万能!とても美味しかったです♪

2023新年のパリ郊外の我が家のお正月元旦ごはんは以上となります。

そして今は夕方の6時半前。

なのでそろそろ元旦お寿司第二弾を作り始めたいと思います。

やっぱなんてたって寿司が最高で~す!

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

日中の気温が0度前後になってきたパリでございます。

今札幌もパリと近い気温のようで、やっぱりパリは北の街だな~、と感じております。

そんな北の街パリなので、身体が温まるものが食べたいな、あったかいおうどんなんていいかなぁ、と思ったのです。

で、何のおうどんにしようかな、とネットで見ていたら、出て来たカレーうどん。

すぐ、これだ!と決めました。

でも食品棚を見たらうどんがない。でもおそばはある。

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それが我が家のお気に入りドイツ系スーパー「リドル」で買っているこのおそばで、1ユーロしないもの。

というわけでうどんをおそばに変更です!

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そして作りましたカレーそば。

カレーうどんは結構食べたことがあったけど、カレーそばはもしかしたら人生で初かもしれません。

そばはやっぱりそばの風味が楽しめるざるそばか、大好きなたぬきそば(温&冷)、と思い込んでいたからです。

ですが、カレーそばもまたうまし。

うどんもいいけど、そばはもっとするするっと食べれて軽い味わい。

しかも笑っちゃうくらい超~簡単。

海外でお高い日本のカレールーもまったく必要ありません。

濃いめのだしに醤油、みりん、塩、砂糖、カレー粉(多め)で味付けして、玉ねぎと薄切り豚肉をさっと煮ます。

片栗粉でほんのりとろみづけしたら、ネギの青いとこの薄切りを入れてさっと火を通したらカレーだしつゆはOK。

後は茹でてよく水を切ったおそばを器に入れて、カレーだしつゆを注げば出来上がりです。

今回自分的にほんのちょびっと工夫したのが豚肉。

冷凍しておいた豚肉を半解凍したら薄切りにして、塩胡椒、お酒で下味をつけ、小麦粉をまぶしました。

小麦粉をまぶすことで火を通してもお肉が硬くならず、作ってから時間が経っても柔らかいままなのです。

しかもだしに程よくとろみがつくので、片栗粉のとろみもづけも少量で大丈夫。

こんなふうに超簡単に作ったカレーそばですが、旦那と私、おそばをすするのが止まらず、最後はこのだし汁も飲み干すのを我慢したくらい美味しかったのです♪

さすがに丼一杯全部飲み干しちゃうと塩分が心配ですからね。

とにかく大満足。

これは旦那だけじゃなく、日本のカレーが大好きになる確率が高い外国人にウケるんじゃないかな、と予想します。

もちろんおそば、おうどん、どちらもです。

我が家もこの簡単さで美味しさなので定番に決定です!

豚肉を鶏肉に変えてカレー南蛮そばにしても美味しそうなので、その時にあるものでちゃちゃっと作りたいと思います!

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