パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

オリジナルレシピ

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は9度、最高気温予想は10度で、お天気は曇りとなっております。

日本にいた頃よりもずっとお料理をしているのですが、そうなった理由は簡単。

日本で普通に外食で食べていたものをどうしても食べたい時、ほとんどが自分で作るしかないからです。

今だって本当は、気軽にお手頃に外食でいただけるなら、それが1番ラクチンで良いと思っております。

でも最近は、1週間に1度か2度いただく外食気分な日本食が、めちゃくちゃ楽しみです♪

渡仏する時は日本食を諦めやってきたけど、そんなことはありませんでした。

ま、作るの自分なんですけどね。

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ということで今回作ったのは、横浜の老舗ホテル、ニューグランド発祥のドリアです!

1930年代にニューグランドの初代料理長のスイス人シェフ、サリー・ワイルさんが考案したというドリアは、原型はリゾットにソースをかけて焼くフランス料理。

フランスでもその原型が元の「Gratin de riz(ごはんのグラタン)」が定番で、ベシャメルソースはもちろん、生クリームやトマトソース、チーズだけかけるものなど、さまざまなレシピがあります。

でも日本の食材で日本で作ったグラタンであるドリアは、やはり日本の味だと私は思います。

お米1つとっても、フランスのお米はぱらぱらロング米で、それで作るごはんのグラタンはドリアとは味わいがぜんぜん違ってきますからね。

で、サリーさんが1番最初に作ったのは、バターライスに海老のクリーム煮とベシャメルソースをかけて焼いたものということですが。

今回海老がなかったので、チキンとホウレン草とバターライスのドリアにしました。

でもでも、めちゃくちゃ美味しかったのですよ。

チキンドリアもうまし!

旦那と2人で最後まで飽きずに完食しました。

私的調理ポイントは、使ったのが鶏むね肉だったので火が通り過ぎると硬くなるな、と思いました。

なので玉ねぎとさっと炒めたら鶏肉が半生状態の時に、解凍しておいた冷凍ベシャメルソースを混ぜ、ほうれん草も混ぜ、とにかく鶏肉に完全に火が通っていない状態で、バターライスの上にかけ焼いたこと。

これで丁度よく鶏むね肉に火が通って硬くならず、あっさりしていて美味しく仕上ったように思います。

これ、海老の場合はもっと火の通し方に気をつけなきゃだと思います。

海老ちゃんは火が通ったかな、くらいがプリップリで美味しいですからね。

ベシャメルソースと言うと、鶏肉と海老のマカロニグラタンが1番好きだったのですが。

久しぶりにベシャメルソースのドリアをいただいたら、こんな美味しかったのか、とちょっと新鮮感覚。

これで作り置きベシャメルソースがなくなったので、また作っておこうと思っているのですが、その時は。

まず最初に作るのが、マカロニグラタンかドリアか迷いそうです~。

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今日のパリの気温は朝は4度、最高気温予想は12度で、お天気は小雨となっております。

フランス暮らしが長くなってきまして、王道日本食はわかるけど、ぞくぞく出てくる日本の新グルメ的なものがほとんどわかりません。

なのでネットでたまたま知ったりすると、どんな味なんだろう?と興味がわきます。

で、そんなどんなお味なんだろう?

と、ずっと思っていた1品に初挑戦してみました。

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それがコレ。

色的にちょ~っとわかり辛いのですが、大阪の隠れたB級グルメ、紅生姜と玉ねぎのかき揚げです!

本場大阪の王道は紅生姜だけの天ぷらのようなのですが、今はかき揚げもポピュラーなようで、野菜も摂りたいので今回はかき揚げに挑戦。

さてさて、人生初の紅生姜入り天ぷらですが、お味はどうだったかと申しますと。

これがめっちゃ美味しかったのですよ!

天ぷらだけど、紅生姜の甘酸っぱさがさっぱりアクセントになって、玉ねぎの甘さと相まって後引くお味。

旦那も一口食べてすぐ「トレ・ボン!」と大喜び。

フランス人、1度天ぷら食べたら大好きになる人多いし、旦那もそんな天ぷら大好き人ですが、この甘酸っぱさが特にクセになるようです。

私も初挑戦で「超」気に入ったので、我が家の定番に決定です!

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で、今回使ったのはフランスのアジアンスーパーで結構よく置いてる、この中国製の紅生姜。

お値段はちょっと忘れてしまったのですが、ぜんぜん高くなかったはずです。

色が薄いのでかき揚げにしても濃いピンク色が出なかったのですが、お味はちゃんと美味しく出来るので大丈夫。

今までは紅生姜と言うと、お寿司に添えるか入れるか、後は細かく刻んですし飯に混ぜ込むかくらいしかしなかったけど、紅生姜のレシピが増えて、ちょっと嬉しく思っております♪

この天ぷらは、たとえ天ぷらを食べたことがあるフランス人でも外国の人でも、きっと新鮮だし気にいってもらえる確率が高い、と私は見ております。

なので、もしそんな方々に天ぷらを作る機会があれば、具材の1つとして入れるとグッドかと思います。

かき揚げだけでも、サクサクで美味しい♪って喜ばれますからね。

※追記・・・ウラジミールさんからのコメントで、紅生姜とがりがあることを思い出し、調べてみたところ、2つは違うもので。紅生姜は梅酢に漬けたもの。がりは甘酢に漬けたものと知りました。なのでこの天ぷらはがりと玉ねぎのかき揚げということになります。間違えてすみません。ということで、がりで作っても十分美味しかったので、改めておすすめでございます!

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は8度、最高気温は11度で、お天気は晴れのち曇りとなっております。

昨日1月6日は公現祭(épiphanie)で、キリストが神の子供として公に現れた日だそうで。

そんな公現祭に食べるフランスのお菓子が、ガレット・デ・ロワ。

中にはフェーヴ(ソラマメという意味)と呼ばれる小さな陶製の人形が入っていて、切り分けてこれが当たった人は、祝福を受け、幸運が1年続くと言われております。

このフェーブ、昔々は乾燥の本物ソラマメが使われておりましたが、新年の宴で酔っぱらった人が食べて、ソラマメに気付かないことが多かったため、陶製の人形になり、今はプラスチック製(加熱OKなもの)もたくさん作られおります。

で、元々はそんな公現祭のお菓子ですが、今はクリスチャンに関係なく新年恒例お菓子的な感じになっておりまして、我が家の近所のなかなか美味しいアラブ系パン屋さんでも普通にガレット・デ・ロワが並んでおります。

でも、ガレット・デ・ロワはアーモンドクリームをパイ生地ではさんで焼くだけ。

市販のパイ生地を使えば、難しいことは何もない簡単お菓子なんです。

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ということで、昨日我が家もガレット・デ・ロワを作りました。

毎年アーモンドクリームの、アーモンドパウダーとバターとお砂糖の分量を変えてみて、どれくらいがベストかをあれこれやっているのですが。

それプラス今年は、いつも風味づけにラム酒を使うところを、栗のお酒に変えてみました。

この栗のお酒が、風味にコクと奥行きを出してくれてなかなかグッド♪

結構クリームは美味しく出来たかな、と思います。

でもパイ生地が私的にはちょいと惜しい感じでした。

旦那に頼んでリドルで買ってきてもらったものなのですが、普段は定番とちょっとお値段がお高いのと2種あるのですが、定番の1種類しか残っていなかったそう。

で、その定番のパイ生地になったのですが、焼くと若干口の中がもさっとする感じだったんですよねぇ。

なので来年は、せっかくの新年のお菓子なので、少し早めに少し高めのパイ生地を買っておこうと思います。

そんな感じで出来たガレット・デ・ロワですが、我が家は2切れで十分なので、ご近所さん二か所に、新年のご挨拶も兼ねておすそ分けしてまいりました。

旦那と私が食べた2切れの中にはフェーヴは入っていなかったので、どっちのお宅のガレット・デ・ロワの中に入っていただろうね、なんて話しております。

以前、確かに入れたプラスチックの薄いフェーヴを気づかず誰か食べちゃったという、昔々の本物ソラマメと同じようなプチ事件があったのですが、今回は陶製でちょいと大きめだったので大丈夫でしょう!

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は11度、最高気温は13度で、お天気は曇りとなっております。

は~、もうすっかり年末&お正月の雰囲気が過ぎ去って、毎年新年の気持ちの引き締まり感というものをまったく感じないフランスです。

でも、年始にいただいた和食の美味しさは今もまだ心に、胃にしっかり残っております。

2023新年、パリの我が家のお正月は完全和食です

この和食は、毎年私が1年で1番楽しみにしている食事。

でも、翌日にもう1回、お楽しみが待っているのです♪

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それはラップ寿司の残り半端具材で作った、コロコロ具材の海鮮ちらし寿司です!

1番好きなのは握り寿司だけど、海鮮ちらしも美味すぃ~♪

どちらもお寿司だから似てるっちゃ似てるけど、でも。

酢飯とネタがすでにセットになった握り寿司と、自分で具材や酢飯を好きな分量加減でいただくちらしは、小さな楽しい違いがあるように感じます。

この時の残り具材は、生鱒にサーモンにネギトロ、卵、イクラ。

これにたっぷりの海苔をかけました。

海鮮ちらし寿司を作る時に私が大事ポイントだな、と思うのは卵とイクラ。

ほんのり甘い卵とぷちっとした食感がスペシャルで塩気が強めのイクラが、とてもよいアクセントになるんですよね。

なので、他の具材はそのときどき違っても、卵とイクラ(又は鱒の卵)は必ず入れるようにしております。

卵は卵焼きなのでいつもある程度量が出来上がるので大丈夫ですが、イクラはひと瓶の量が少ないので、ちらし寿司のためにその分残すことを心掛けております。

この前日の1日、お昼も夜も握り寿司を食べた旦那と私ですが、この海鮮ちらし寿司もまったく飽きず、2人で、美味しいねぇ、と言いながら完食いたしました。

握り寿司よりずっと手間なしなので、まだある鱒の卵と冷凍してあるサーモンやリドルでマグロを買ってきて、また海鮮ちらし、やっちゃおうと思いま~す!

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は11度、最高気温は14度で、お天気は霧雨となっております。

日本も三が日が終わり、今日から普段通りの方が多いと思いますが、こちらフランスはすでに2日から普段通り。

このフランスの年始まりのさっぱり感。

これもこれでだらだらしないで、飲み過ぎもなくて、良いのかもしれません。

でも、あの朝昼晩の区切りが何ともいい感じにあやふやになって、どこも同じような番組やっててたいして面白くないTV観ながら、だらだら食べたり飲んだりしてるのが楽しかったんですよねぇ。

は~、ジャポンのお正月、懐かしいです~。

ということで。

この記事でクリスマスにいただいたものをご紹介させていただきました。

2022我が家のクリスマス当日の昼食

メインはマルシェで買ったカネット(雌鴨)のローストだったのですが、このカネットの残りで大晦日、年越し蕎麦を作りました。

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それがこれ、鴨南蛮蕎麦です!

鴨やネギを焼く手間は省き、たださっと煮ただけですが、これがと~っても美味しかったのです♪

簡単に作り方をざっとご説明させていただきますと。

だしつゆは鴨の骨でとっただしと和風だしを合わせたもので、ちょっと濃いめ&甘めに作っておきまして、これ大事ポイントです。

ここに人参の千切りを入れ程よく火を通したら、ネギの斜め切りをたっぷりめに入れ、しゃきっとした歯触りが残るくらい軽く火を通し、火を止めてほぐした鴨ロースト(火が通っているので温めるだけ)を入れます。

あとは器に茹でたお蕎麦をいれ、たっぷりのだしつゆと鴨、ネギ、人参をのせ、お好みで唐辛子をかければ出来上がり。

普通、鴨南蛮に人参は入れませんが、お野菜をたっぷりとりたいので入れてみたら、甘めのだしつゆに合って満足感もでてなかなかグッド。

人参は栄養があるし結構いろいろ万能なので、改めて優秀で重宝するお野菜だと思いました。

鴨を鶏肉にして、だしつゆに鶏だしを使っても美味しいはず。

我が家も丸鶏ローストを作ったら、今度は鶏南蛮蕎麦を作ろうと思います♪

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