パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

和食

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は11度、最高気温は14度で、お天気は霧雨となっております。

日本も三が日が終わり、今日から普段通りの方が多いと思いますが、こちらフランスはすでに2日から普段通り。

このフランスの年始まりのさっぱり感。

これもこれでだらだらしないで、飲み過ぎもなくて、良いのかもしれません。

でも、あの朝昼晩の区切りが何ともいい感じにあやふやになって、どこも同じような番組やっててたいして面白くないTV観ながら、だらだら食べたり飲んだりしてるのが楽しかったんですよねぇ。

は~、ジャポンのお正月、懐かしいです~。

ということで。

この記事でクリスマスにいただいたものをご紹介させていただきました。

2022我が家のクリスマス当日の昼食

メインはマルシェで買ったカネット(雌鴨)のローストだったのですが、このカネットの残りで大晦日、年越し蕎麦を作りました。

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それがこれ、鴨南蛮蕎麦です!

鴨やネギを焼く手間は省き、たださっと煮ただけですが、これがと~っても美味しかったのです♪

簡単に作り方をざっとご説明させていただきますと。

だしつゆは鴨の骨でとっただしと和風だしを合わせたもので、ちょっと濃いめ&甘めに作っておきまして、これ大事ポイントです。

ここに人参の千切りを入れ程よく火を通したら、ネギの斜め切りをたっぷりめに入れ、しゃきっとした歯触りが残るくらい軽く火を通し、火を止めてほぐした鴨ロースト(火が通っているので温めるだけ)を入れます。

あとは器に茹でたお蕎麦をいれ、たっぷりのだしつゆと鴨、ネギ、人参をのせ、お好みで唐辛子をかければ出来上がり。

普通、鴨南蛮に人参は入れませんが、お野菜をたっぷりとりたいので入れてみたら、甘めのだしつゆに合って満足感もでてなかなかグッド。

人参は栄養があるし結構いろいろ万能なので、改めて優秀で重宝するお野菜だと思いました。

鴨を鶏肉にして、だしつゆに鶏だしを使っても美味しいはず。

我が家も丸鶏ローストを作ったら、今度は鶏南蛮蕎麦を作ろうと思います♪

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

明けましておめでとうございます。

2023年になりましたね~。

毎年こんなふうに、2020年になりました2021年になりました2022年になりました言ってるけど。

こうやって月日はどんどこ過ぎちゃっております。

その度に残りの人生が確実に減っていることを心のどこかで忘れず(すみませんリアルで)、2023年も楽しく過ごしてまいりたいと思います。

ということで。

我が家の2023年の元旦のごはんのご紹介です。

日本人のわたくし、あっけないフランスのお正月が寂し過ぎるので、毎年完全和食と決めております。

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そんな思いでがんばって作ったのがコチラ。

こう言っちゃ何だけど、フランス家庭で1番大事なクリスマスより力入っております。あは。

準備を始めたのは12月30日。

だし作りをこの日から始め、予め作り置き出来るものもこの日にすべて作って、小さなタッパーに入れて冷蔵庫へ。

そして31日は、とったおだしを使ってお雑煮のスープや煮物作り。

揚げ物は揚げればOK状態にして、タッパーに入れて保存。

とにかく前もって出来ることはすべてやっておきました。

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ということで、まずはお花ちゃんです。

クリスマスに買ったお花が何とかもってくれたので、和の器に入れ替えて飾り直し。

お花があるだけでテーブルの明るさが違います♪

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で、まずはお正月に欠かせないお雑煮です。

でもお餅は高過ぎて買えないので、お餅なしです。

それでも十分満足。

我が家のお雑煮は北海道出身で関東暮らしが長かった母の味。

母はお料理が得意とは言えなかったのですが、お雑煮は本当に美味しくて、食べた人には必ずと言っていいほどだしの合わせ方を聞かれます。

母に会ったことがないフランス人旦那も大好物。

会ってなくても、味でつながってることが面白いな、と感じます。

ってか。

娘がフランスに移り住んでフランス人と家族になってるなんて、って空でびっくりしてると思います~。

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野菜中心の9種の小さな盛り合わせで。

左上から時計回りに、ほうれん草の胡麻和え、人参の甘酢和え、カブの浅漬け、カブのポタージュ味噌風味、和風ウフ・ミモザ、ジャガイモと人参のマヨネーズ和え、さつまいもの甘煮、芽キャベツの塩昆布バター和え、海老とソラマメの塩炒めです。

冷蔵庫にあったお野菜や常備野菜を、年末の冷蔵庫掃除かてら総動員。

残り野菜で簡単に少量の副菜を作るのは結構好きなので、ラジオで音楽を聴きながら、どんどこ作りました。

1つ1つは超簡単なものばかりですが、いろんな味が数種並んでいると、目に嬉しいし楽しいです。

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私が1年で1番楽しみにしているラップで作る握り寿司です。

今年の具材は、生の鱒、牛のタタキ(前日の大晦日に食べた残り)、シブレット、イクラ(1瓶だけ大事に残しておいたもの)、ネギトロ、ホタテ、卵、生サーモン、マグロです。

いつももっといっぺんにたくさん作るのですが、今年は無理せず程よい量を作りました。

なぜなら、夜また食べたければ食べたい分を作れば良いからです。

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筑前煮です。

彩りに大事な絹さやorインゲンをうっかり買い忘れ、グリンピースを飾りました。

煮汁をかけ忘れ、なんかつやつや感がありませんが、旦那が珍しくあっちゅう間に完食。

フランス人は日本の茶色の煮物系が苦手気味という場合が結構あって、旦那もそんな1人。

でも全部食べてもらえたので、なんか嬉しかったです。

少し甘めのしっかり味にしたのが良かったのかも。

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鶏肉の海苔チーズ揚げです。

旦那にはザ・和食の中で味変的なものも必要なので、1品、揚げ物を入れました。

海苔とチーズってボン・マリアージュ♪

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そして、スモーク鴨とオレンジとルッコラのサラダで、和風ドレッシングがけです。

ドイツ系スーパー「アルディ」で買ったスモーク鴨をまだいただいていなかったので、元日に和食スタイルでいただこう、と思っておりました。

鴨とオレンジは王道ボン・マリアージュで、ここに醤油を使ったドレッシングを合わせました。

醤油万能!とても美味しかったです♪

2023新年のパリ郊外の我が家のお正月元旦ごはんは以上となります。

そして今は夕方の6時半前。

なのでそろそろ元旦お寿司第二弾を作り始めたいと思います。

やっぱなんてたって寿司が最高で~す!

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

日中の気温が0度前後になってきたパリでございます。

今札幌もパリと近い気温のようで、やっぱりパリは北の街だな~、と感じております。

そんな北の街パリなので、身体が温まるものが食べたいな、あったかいおうどんなんていいかなぁ、と思ったのです。

で、何のおうどんにしようかな、とネットで見ていたら、出て来たカレーうどん。

すぐ、これだ!と決めました。

でも食品棚を見たらうどんがない。でもおそばはある。

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それが我が家のお気に入りドイツ系スーパー「リドル」で買っているこのおそばで、1ユーロしないもの。

というわけでうどんをおそばに変更です!

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そして作りましたカレーそば。

カレーうどんは結構食べたことがあったけど、カレーそばはもしかしたら人生で初かもしれません。

そばはやっぱりそばの風味が楽しめるざるそばか、大好きなたぬきそば(温&冷)、と思い込んでいたからです。

ですが、カレーそばもまたうまし。

うどんもいいけど、そばはもっとするするっと食べれて軽い味わい。

しかも笑っちゃうくらい超~簡単。

海外でお高い日本のカレールーもまったく必要ありません。

濃いめのだしに醤油、みりん、塩、砂糖、カレー粉(多め)で味付けして、玉ねぎと薄切り豚肉をさっと煮ます。

片栗粉でほんのりとろみづけしたら、ネギの青いとこの薄切りを入れてさっと火を通したらカレーだしつゆはOK。

後は茹でてよく水を切ったおそばを器に入れて、カレーだしつゆを注げば出来上がりです。

今回自分的にほんのちょびっと工夫したのが豚肉。

冷凍しておいた豚肉を半解凍したら薄切りにして、塩胡椒、お酒で下味をつけ、小麦粉をまぶしました。

小麦粉をまぶすことで火を通してもお肉が硬くならず、作ってから時間が経っても柔らかいままなのです。

しかもだしに程よくとろみがつくので、片栗粉のとろみもづけも少量で大丈夫。

こんなふうに超簡単に作ったカレーそばですが、旦那と私、おそばをすするのが止まらず、最後はこのだし汁も飲み干すのを我慢したくらい美味しかったのです♪

さすがに丼一杯全部飲み干しちゃうと塩分が心配ですからね。

とにかく大満足。

これは旦那だけじゃなく、日本のカレーが大好きになる確率が高い外国人にウケるんじゃないかな、と予想します。

もちろんおそば、おうどん、どちらもです。

我が家もこの簡単さで美味しさなので定番に決定です!

豚肉を鶏肉に変えてカレー南蛮そばにしても美味しそうなので、その時にあるものでちゃちゃっと作りたいと思います!

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

ここ数年でフランスのスーパーで白大根や白菜が手軽に買えるようになって、我が家が毎週行くドイツ系スーパー「リドル」でも白菜が売られるようになりました。

で、そのリドルで少し前にこの冬初の白菜を買って、広東麺や中華丼にしたりして美味しくいただき、まだあともう1品、何か白菜料理作れるな、と思っていたのです。

で、日本にいた時によく作っていた簡単な1品をふと思い出し、久しぶりに作ってみました。

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それがこれ、白菜と豚肉の重ね煮です。

フランスに来て初めて作ったのですが、いや~、これがめちゃくちゃ美味しかったのです~。

定番過ぎて作ることを思いつかなかったのですが、白菜と豚肉を重ねてだしで煮るだけなのに、何でしょうこの美味しさは。

いただきながらいちいち唸ってしまいました。

で、今回ほんのちょっとだけ私的に工夫してみたのが、和風だしと鶏だしの2種だし使いをしたこと。

あとは普通にお酒と塩、少しの醤油で味付け。

豚肉は冷凍しておいたものを少し解凍させて薄切りにしました。

つけだれはもみじおろし入りの自家製レモンポン酢です。

でもつけだれなしでいただいても、ポン酢につけてもそれまたうまし。

旦那はつけだれなしがとても気に入ったようで、器に残った煮汁も全部飲み干しておりました。

和風だしだけでも十分美味しいと思いますが、鶏だしを足すことで、あっさりな風味にほんのり奥行きが出たように感じました。

私は豚しゃぶが大好きなのですが、フランスで豚しゃぶを作ろうと思うと、結構気合いが必要。

でもこれだったら、とりあえず白菜と豚肉があればいいし、お鍋に合う野菜やお豆腐もあれば、少し大きめのお鍋で、隙間に野菜やお豆腐を入れて煮ればお味はほぼ豚しゃぶ。

豚しゃぶよりぜんぜんラクチンなので、我が家の大定番おかずに決定です!

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で、この日はこの重ね煮に合わせ、簡単和定食にしました。

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味噌、醤油、コチュジャン、みりん、砂糖の漬けだれに2日間漬けて、フライパンにクッキングシートをしいて焼いた、鮭の味噌コチュジャン漬け。

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BIO(オーガニック)人参がたっぷりあったので、前日に作っておいた簡単サラダ。

Cpicon 人参と白ゴマの甘酢サラダ by ルロワ・モワ

主な材料は人参と白ゴマで超簡単ですが、白ゴマのプチプチ感が良くてとても美味しいです。

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重ね煮を作って、ほんの少し残った白菜は、塩でもんで赤唐辛子を少し入れて浅漬けに。

即席で作って5分も置いていないのですが、少しだけお醤油をかけていただいたら十分美味しかったです。

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そしてさつまいもと玉ねぎのお味噌汁で、これも前日に作っておいたもの。

これにBIOの黒米ごはんでした。

いや~、やっぱり和食美味しいな~、と改めて思ったこの日のごはん。

それにこの冬は白菜しょっちゅう買って、冷蔵庫に常備しておこうって思いました。

ってことは、豚肉も買っておかなくちゃだな。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

先週末の日曜日、雨上がりの寒いマルシェに行った後は、その日の朝に仕込んでおいたものをリドルで買った電気コンロにのせて、グツグツ煮ていただきました。

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じゃん!今年初のお鍋です♪

数日前から天気予報で、日曜は寒いと言っていたので、これは初鍋のタイミングだ!

と思って冷凍庫をチェックして具材を解凍して、準備をしておりました。

で、何鍋かと申しますと。アンコウと鶏だんご鍋です!

(アンコウは沈んでいて見えておりませんが)

アンコウは大好きなお魚で、今までは焼いてフレンチにすることが多かったのですが、去年はじめてアンコウ鍋を作ったら、それが美味しくて。

以来アンコウはまずお鍋、のイメージになりました。

ただし、日本のアンコウ鍋はだし汁にあん肝が入っておりますが、そのあん肝がフランスではたま~に見かける程度でお手軽ではないので、残念ながらあん肝なしです。

その代わり、何かもう1つ美味しいものを入れてみようと思い、アンコウ&鶏だんごにしてみました。

そしたら、もうタイトルにしておりますが、海と山の幸の融合が何とも言えず、美味し過ぎて最高でした~。

今回のだしは昆布を一晩水につけて、弱火でゆっくりとった昆布だし。

これにお酒、みりん、塩、少しの醤油などで味付け。

具材はアンコウ(さっと熱湯をくぐらせたもの)、ミキサーでミンチにした鶏で作っただんご、白菜、人参、ネギ、干し椎茸、木綿豆腐、冷凍ほうれん草、残っていたキクラゲ。

昆布だしにアンコウと鶏と干し椎茸からも程よくうまみが出て、まずこのだしが本当に美味。

柚子胡椒、レモン汁で作ったポン酢、もみじおろし、ネギなども準備して、旦那はポン酢でいただくのが美味しかったようだけど、私はだしだけか、柚子胡椒少しだけで十分だな、と思いました。

そして、食べた後の器に残っただしも私は全部飲み干しちゃいました。

いや~、日本のだしの美味しさ大満喫。身体にも心にもしみました。

またアンコウ買っておかなくては。

でも我が街のお魚屋さんではなく、このアンコウもですが最初からお値段がはっきりしていて安心なスーパーで買いたいと思います。

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お鍋だけじゃあれなので、小さなサーモンイクラ丼も作りました。

作ったっていうかのっけただけですけどね。

マルシェから帰ってきてお腹が減り過ぎていて急いで準備したので、トッピング用のシブレットがちょっと雑です。

急いでも急がなくても、これを切るくらいなら時間はほとんど変わらないのに、つい急いでしまいます。

次回はどんなにお腹が空いていても落ち着きたいです。

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前日のごはんで作ったローストポークは、冷凍しておいた焼き豚の残りたれをかけて焼き豚風にしました。

ローストポークは塩と胡椒だけのシンプル味にしておくと、ソースでフレンチにも中華風にも和風にもラーメンの具材にも出来るので、私はいつもシンプルに作っております。

焼き豚たれ味のローストポーク丼にしてもグッド。

ちなみに前日はマスタードソースでいただいたのですが、それも美味しかったです♪

ということで。

今日は15時50分からサッカーワールドカップのフランス×チュニジア戦の放送があります。

その前に家事を全部片づけて、TVの前に座りたいと思いま~す!

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