日本では丸鶏チキンのローストはクリスマスなど、特別な時のご馳走のイメージかな、と思いますが。
フランスではどこのお肉屋さんの店頭でも丸鶏チキンがロースターで焼かれているし、スーパーでも手頃に丸鶏が買えるので、自宅でローストチキンを作るのもごく普通のこと。
我が家も最低でも月に1度はローストチキンを焼きます。
で、食べ終わった後の残った骨も日本から持ってきたシャトルシェフで煮て、鶏ガラスープを必ずとっております。
しかも。
まずは1番だしの鶏ガラスープをとります。
この1番だしは澄んでいて、私の大好物のあっさり中華そばのスープにぴったりです。
そして今度はこの1番だしをとった後の骨と水で2番だしの鶏ガラスープをとるんです。
この2番だしは鶏骨のだしがしっかり出た濃厚白湯スープ。
我が家はこれでしょっちゅうつけ麺を作っております。
つけ麺のスープはパンチがきいているのが美味しいし、透き通っていなくてもビジュアル的にOKなので、濃厚白湯スープがぴったりなんですよね。
しか~し。
今回はつけ麺じゃないものに挑戦してみました。
それがじゃん!長崎のソウルフード、長崎ちゃんぽんです!
長崎ちゃんぽんは牛乳を使うので出来上がりの色が白濁しております。
なので2番だしの白湯スープでちょうどいいんじゃないかな、と思ったのです。
そしたらめちゃくちゃ美味しかったんです~♪
オイスターソースや醤油などの調味料と具材から出たうまみが白湯スープと合うし、豆乳(牛乳の代わり)で程よくまろやかになります。
いろんな具材も美味しくて栄養もあるしで、旦那なんか私以上の食べっぷり。
飲むように完食しておりました。これはリンガーハットのちゃんぽんにも負けてないんじゃないか?
なんて思いました。って言っても、リンガーハットちゃんぽん、かれこれ20年以上食べてないですけどね。
(ああ、食べたいのぉ)作り方も具材さえ種類ちょっと多めに揃えればぜんぜん難しくなくて、今回の具材はすべて家にあったものたち。
キャベツ、人参、玉ねぎ、冷凍の海老、豚肉、キクラゲ、ブロッコリーです。
かまぼこがないのは残念ですが、ここはフランスなのでしかたありません。
スープは白湯スープに醤油、オイスターソース、みりん、酒、少しの砂糖と豆乳、すりおろしニンニク(これ大事ポイント)などであらかじめ鍋に作っておきます。
で、フライパンで具材をさっと炒め、作っておいたスープを入れれば、ちゃんぽんスープはこれでOK。
後は茹でた麺をちゃんぽんスープに入れ、麺も熱くなれば出来上がり。
麺を茹でずにそのままちゃんぽんスープに入れるレシピもあるようなので、麺によってはどちらでも大丈夫なのだろうと思います。
フランス人は、と言うか外国の人は日本のとんこつラーメンが大好きな人が多いので、この鶏骨白湯スープちゃんぽんも喜んでくれる率、高いんじゃないかな、と思います。
フランスや欧米在住でローストチキンをよく召し上がる場合はもちろん、日本でも鶏ガラだけなら超お安いので、この2番だし白湯スープちゃんぽん、おすすめでございます!
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