パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

和食

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

子供の頃からとにかくお米が大好きです。

でも、中年にはお米がお腹まわりにくる。

と気づいてから、仕方なく食べる量をかなり減らしております。

そんななので。

2週間に1回くらい冷凍するためにごはんをまとめて炊いて、炊き立てを味見も兼ねていただく時は、ここフランスでの小さな日本的幸せ。

そんな炊き立てごはんをいただく時は梅干し、明太子、ぬか漬けなんかが最高ですが、ここは外国なのでなかなかお手軽ではありません。

でもここ数年の間にフランスで作れる、梅干しにも明太子にもぬか漬けにも負けないものを見つけて、今の時期の我が家の特別なごはんの供となっております。

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それは、この夏、素麺、鰹のタタキ、天ぷら、お刺身などなど。

我が家の食卓で大いに活躍してくれた青紫蘇ちゃんが秋を迎えた時に作るもの。

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穂紫蘇の塩漬けです!

これがぷちぷち食感と穂紫蘇の風味が何とも言えずごはんと合わせると本当に美味。

初めて作った時は、こんなに美味しいごはんの供を私は何十年も知らなかったのか、と思いました。

しかも材料は穂紫蘇と塩の2つだけで、作り方も簡単。

我が家の作り方は穂紫蘇の実を洗ってさっと茹でて、一晩水につけてアクを抜きます。

それを乾かしてから、塩に漬けて2、3日冷蔵庫で漬けこめば出来上がり。

ポイントは、塩分を控えめにすると穂紫蘇の風味が生きないので、ある程度しっかり塩を使うことかな、と私的には感じております。

最初に漬ける時は薄塩にして2日めに味見して好みの塩を足すのでもグッド。

で、今年も、旦那と2人でいただく1ヶ月分くらいの穂紫蘇の塩漬けが出来ました。

日本製の品質の良い梅干しや明太子は海外だと超お高いけど、この穂紫蘇の塩漬けは、青紫蘇を自分で育てれば、夏に思いっきり紫蘇の葉が楽しめるし、秋にはこの塩漬けでもう1度美味しい。

海外で紫蘇を栽培なさってる方は結構多いと思うので、もしこの塩漬けを作っていない場合は、本当におすすめでございます♪

我が家は、1ヶ月分じゃ寂しいので、来年はもっとたくさん紫蘇を育てようと思っております。

穂紫蘇の塩漬けがなくなったら、これをまた作る予定。

最高に美味だった手作りのゴマ山椒昆布

これは今年見つけた最高に美味しいごはんの供。

穂紫蘇の塩漬けかゴマ山椒昆布か、たまの納豆ごはんかバター醤油ごはんがいただければ、私的にはここフランスで大満足です♪

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

麺類が好きで、ラーメン、おそば、パスタなど少なくても週に1回は食べております。

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で、今週食べようと思い立った麺がこちら。

少し前にドイツ系スーパー「リドル」で買った出前一丁ゴマ風味です。

袋を開けてみたらちゃんと粉末スープの他に、ゴマ油の小袋も入っておりました。

コレコレ。出前一丁はコレがないと。

でもただ袋通りに作るだけじゃ物足りないな、と思い、アレンジも含め出前一丁を検索してみると。

何と10月31日に「にんにく入れたらウマかった!出前一丁 辛にんにく&ごまラー油」という新商品が発売されることを知ったのです。

で、これはマネしてやってみるしかない!

と思い、簡単アレンジで作ってみました。

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それがじゃん!こちらです!

で、もうタイトルにもしておりますが、めっちゃ美味しかったのですよ!

結構すするのが止まらない感じです。うんうん。

でも作り方は超~簡単。

検索で見つけたアレンジレシピも少し参考にさせていただきまして。

にんにくのみじん切り(2人分で2片)と豆板醤(2人分で小1と1/2くらい)を油で香りが出るまでしっかり炒め、後はお水を表示より少しだけ多めに入れて、袋通りに作るだけ。

トッピング具材は今回は白髪ねぎと白炒りゴマをごま油で和えたもの、冷凍しておいた茹でキクラゲ、そして前日に作っておいた焼き豚と煮卵です。

簡単インスタントラーメンなので、具材でちょっと豪華にしたいと思い、前日に焼き豚と煮卵は作っておきました。

見ためが結構赤いのでかなり辛そうに見えますが、実際にはそこまで辛くなくて、フランス人の旦那は、私に負けないくらい美味しい美味しい♪と喜んでズズッと食べておりました。

にんにく&辛味が本当に良く合います♪

それにたまのインスタント麺も美味しい~。

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副菜は手作り餃子で、3日前に餡を作って冷蔵庫で寝かせておきました。

我が家の餃子は必ず餡を3日以上寝かせるのが大事ポイント。

これでお肉と野菜、調味料がよく馴染んで美味しくなるんです。

これもよく味が馴染んで、いただくと小籠包みたいにジュっとスープが出てきて、美味しかったです~。

日本にいた時は餃子はあまり食べなかったし、作れなかったのですけどね。

海外にいると人間いろいろ工夫してやるもんです。

ということで、この日のごはんは、インスタントラーメン&餃子だったけど、大満足。

これはフランスだけじゃなくヨーロッパ在住で(ヨーロッパの出前一丁は共通のようなので)、出前一丁ごま風味が手に入って、にんにく&辛いのが(でもあの分量だとそれほど辛くありません)大丈夫な方には、私的には超おすすめです!

これは、アジア料理でおもてなし、の時のシメに出しても、フランス人も含め外国人に喜ばれるのではないかな、とも思います。

おもてなしでインスタントラーメン?

って思うかもですが、トッピング具材で見ためを良くすればぜんぜん問題なしだと思います。

私は、このラーメン、アジア料理おもてなしの強力レシピになるな、と思っております。

でも我が家はまずはとにかく自分たちが食べたい時用にまた、出前一丁ごま風味、絶対買い置きしておこうと思いま~す!

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今年のはじめにアジアンスーパーで賞味期限が近くて半額になっていた粉山椒を買って、すぐ冷凍しました。

でもすっかり忘れていて、ふと思い出して料理に使ってみたら、想像を遥かに超えた美味な1品が出来ました。

フランスで和食。最高に美味だった手作りのゴマ山椒昆布

これで、ジャパニーズペッパーとも呼ばれる山椒の美味しさに改めて気づき、また何か作ろうと思っていたのです。

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で、今回作ったのが、牛そぼろの山椒風味です!

ゴマ山椒昆布もですが、山椒は佃煮や蒲焼などの甘辛味で引き立つので、牛そぼろがすぐに思い浮かびました。

で、大丈夫。やはり思った通りの美味しさです♪

ゴマ昆布もですが、この牛そぼろも山椒が入ることで大人味になって、さらに美味しくなるな、と、好みもあると思いますが、私は感じました。

作り方は、定番牛そぼろと同じで。

お鍋かフライパンに水、お酒、醤油、みりん、砂糖などの調味料と牛ひき肉を入れ、煮て、途中で生姜のすりおろしを加えます。

汁気がなくなったら、最後に粉山椒(我が家は結構多め)とお好みで白炒りゴマを混ぜて出来上がりです。

煮詰めると味が濃くなっていくので、最初から濃い味で煮ないことがポイント。

最後に混ぜる粉山椒がアクセントになるので、それも含め、お好みの甘辛味になさるのが良いと思います。

この時はシンプルな炒り卵と合わせ、2色丼にしましたが、ふりかけのようにごはんにかけたり添えたり、混ぜ込んでおにぎりにしても美味しいだろうな、と思います。

甘辛牛そぼろというだけでもフランス人は喜ぶと思うのですが、フランスのペッパーとはまったく違う山椒の風味は、さらに新鮮で喜ばれるのではないかな、と思います。

旦那も、この牛そぼろもゴマ山椒昆布も、山椒の香りが独特でいい、と言っております。

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ちなみに、冷蔵庫に常備しておいたカブと昆布の浅漬けも、この時一緒にいただきました。

ポリ袋にカブと人参(少し残っていたので)、赤唐辛子、昆布、塩、お酢、少しの砂糖を入れてしっかり、でも優しくもみもみ。

後はそのまま冷蔵庫に入れて、1、2回取り出してもみもみして、一晩置けば出来上がり。

塩を控えめにして、いただく時に醤油を少しかけても美味です。

私もですが、旦那もこのサラダ感覚の浅漬けが大好きで、あっちゅう間に食べておりま~す!

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

夏にはトマトやきゅうり、青紫蘇、ズッキーニの花がたくさん採れた我が家の家庭菜園。

(ズッキーニは残念ながら今年は実がほとんどつきませんでした)

今もまだトマトが少しずつと青紫蘇が収穫出来ております。

で、秋になって、今度は秋の味覚を大量収穫中でございます。

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その1つが胡桃です。

胡桃は強いので、天候に関係なく毎年たくさんの実がなります。

今年もやはり大量で、今毎日、胡桃の木の下に落ちた実をまめに拾っております。

で、いつもシンプルにオーブンでローストしていただくのですが、ロースト仕立ての香ばしい胡桃の何と美味しいこと!

すでにローストされたものを買うよりずっと美味しいので、家でロースト胡桃、おすすめでございます。

なのですが、せっかく大量収穫なので、ロースト以外に何か作ろうと思い、挑戦。

そしたらめちゃくちゃ新鮮な美味しさだったのです。

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それが、じゃん!信州名物の胡桃そばです!

何度か胡桃そばのことは聞いたことがあって、食べてみたいな、とずっと思っていたのですよね。

作り方は超簡単。

ローストした胡桃と炒り白胡麻をミキサーで少し粒粒が残るくらいの粉状にして、これにそばつゆ、みりん、少しの味噌と砂糖などで味付け。

薬味はたっぷりのすりおろし生姜とネギ、青紫蘇を添えました。

麺も胡桃つゆも冷たくしていただくことが多いようなのですが、今は秋なので、つゆを温かくしてみました。

これが程よく濃厚でつるつるどんどこ食べちゃう!

砂糖の量を控えめにしたのもすっきり味になってよかったのかな、と思います。

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で、1人1束のおそばを茹でましたが、旦那とあっちゅう間に完食してしまいました。

本当はもう1束ずつくらい食べれそうだったけど、身体のために腹八分目が良いので我慢我慢。

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おそばはリドルで購入したもので、何と0、89ユーロ!

そば通の方は納得できないかもしれませんが、私的にはフランスで0、89ユーロでこの質なら大喜びです。

しかもアジアンスーパーで売っている中国製のおそばは確かもう少し高かったはず。

中国製より安心です。

ということで大満足だった胡桃そば。

おそばを食べ慣れていないフランス人でも、このお味は気にいるんじゃないかな、と思います。

我が家は甘さを控えめにしましたが、外国の人にはもう少し甘めにしても良いかもしれません。

ワサビを入れても美味しいらしいので、次回はワサビをたっぷり?入れていただきたい。

近々絶対また作ろうと思っておりま~す!

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

旦那はシンプルな焼き魚が好きではなくてまったく食べません。

旦那が結構好きなサバも、パリの日本食品屋さんで1度試しに買ったサンマも、オランダ水産で買ったホッケの干物も、ただ焼いて大根おろしを添えたものは見ただけで、食べたくないと言って食べません。

でもそんな旦那が大好きな焼き魚料理があるのです。

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それは鮭の味噌コチュジャン漬け焼き。

これとタラの味噌漬け焼きだけは、美味しい美味しい♪と言って毎回大喜び。

味噌の力ですね。

最近はフランス人料理人さんも味噌を使う人がものすごく増えて、お肉やお魚にぬったり漬けて焼く、フレンチな1皿も料理番組で見かけます。

昨日は、料理のコンペティション番組に出場しているまだ10代の料理を学ぶ学生さんが、料理のテーマに茄子が出されたら、すぐ「miso」と合わせることを決めていました。

茄子と味噌って日本人だったらよく合うのは知っているけど、まだ10代のフランス人の料理学校の学生さんが知ってるって、時代は変わったなぁ、とつくづく思いました。

フランス人料理人さんたちへの日本料理の影響力、すごいです。

ちなみに「miso」はフランスでは「ミゾ」と言います。

sが1つだと濁音になってゾ、sが2つだとソと読むからです。

なのでたとえば「bonsai」は「ボンザイ」、「wasabi」は「ワザビ」、「isuzu」は「イズズ」、「kawasaki」は「カワザキ」となります。

ただし、最初にsがくると、濁音にはなりません。

なので「sushi」はそのまま「スシ」となります。

さて、我が家の味噌コチュジャン漬けですが、漬けだれは味噌、コチュジャン、みりん、少しの醤油、砂糖なのですが。

ポイントはみりんと砂糖を結構多めに入れること。

この旨味と甘みが、焼いた時に味噌コチュジャンのお味を引き立ててくれます。

この甘辛は、フランス人をはじめ、外国の人は特に喜ぶだろうな、気に入る確率高いだろうな、と思います。

旦那もこれが良いようです。

漬け時間は調味料の量にもよりますが、1日ならあっさり仕上がりに。

2日ならしっかり味に仕上がります。

そして焼き方ですが、味噌と砂糖が入っているので焦げやすいですが、我が家では、フライパンに料理用のクッキングシートをしいて、中火を調節しながら皮から焼いて、途中で1度ひっくり返して両面焼いております。

これだと美味しそうな焦げ目が綺麗につくし、クッキングシートなのでこびりつかないし、焼いた後はクッキングシートを捨てて、フライパンは簡単洗いでOKなのでラクチンです。

タラの味噌漬けも同じ焼き方で美味しく焼き上がります。

私的には鮭とタラを試してみて、味噌コチュジャン漬けは鮭、味噌漬けはタラが合うな、と思っているのですが。

好みのお魚があると思いますので、いろいろやってみると良いかもしれません。

日本だったらサワラも美味しそうです♪

フランスにもサワラは「maquereau espagnol(マクロ・エスパニョール)」と言って、大西洋と地中海で獲れるようなのですが、ここパリでは見たことがないんですよね。

ああ、サワラでも美味しいだろうなぁ~。

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