我が街の衣服専門リサイクルショップと、そして久しぶりにエマウス巡りをしてまいりました。
エマウスはアベ・ピエール神父(1912‐2007)によって立ち上げられたホームレス支援団体運営のリサイクルショップ。
フランスでは知らない人はいないほどで、フランス中にエマウスのショップがあるんです。
でもリサイクルショップとは言っても侮れない。
衣服、家具など何でもありますが、実は我が家のブロカント食器たちのほとんどが格安でエマウスで見つけたもの。
エマウスを知ってしまうと、パリの蚤の市や他のお店で売っているフランスのブロカント食器があまりにも高過ぎて、正直買う気がなくなってしまうくらいなんです。
この日は青空が広がってちょっと春の気配。
2月に入って少しずつお天気の良い日が増えてきております。
相変わらずパリの暗い冬は長かったけれど、必ず春はやって来るんだなぁ。
な~んて思いながら眺める明るいパリの空です。
我が街リサイクルショップの後は、まずは一番よく行くエマウスに到着。
トラックのイラストに描かれているのが、アベ・ピエール神父です。
まずは家具コーナー。
年季の入った古い家具もあって見るだけでも楽しいんです。
我が家もエマウスで買った古い家具がありますが、本当はもっと欲しいくらい。
でもなんせ小さな家なので置く場所がないんです。
こちらは衣服コーナー。
バッグや靴もあります。
ガラクタみたいなのもたくさんあるのですが、その中から自分なりのお宝を見つけるのが楽しいんです♪
で、買ったもの1つめは我が街リサイクルショップで、このH&Mの薄いピンクのレーヨンのブラウス4ユーロ。
フロンドボタンのところがスカラップ型になっているのがポイント。
ほぼ未使用状態なのも嬉しい。
春になったら綺麗めデニムを合わせてシンプルに着たら可愛いかな、と思っております。
2つめはエマウスでヴィンテージの花柄のニットセーターで、これも4ユーロ。
たぶん60年代か70年代のものと思われます。
見るからに懐かしくて、昔、お母さんやおばあちゃんが着ていたような雰囲気が、元オリーブ少女だった私の心にキュンときました。
あ、オリーブ少女ってご存知ない方が多いと思いますが、昔「Olive」っていう、パリやリセエンヌなどフランスを意識した女の子向けのファッション雑誌があったんです。
その愛読者の女の子たちがオリーブ少女。
とにかくコーデや出てくるモデルさんが可愛かったんです。
オリーブではよく古着も組み合わせていて、私も当時よく古着を買っていたんです。
でもその後大人になって古着はまったく着なくなっていたのですが。
パリに来たら素敵なヴィンテージショップがたくさんあって、流行りに関係なく自分が好きで古着を着ているパリジェンヌってかっこいいな、と思うようになりました。
で、今はまた程よく古着熱復活。
今の服と合わせて自分なりに楽しんでおります。
これは踝丈のデニムを合わせて靴はビビッドな色のを持ってくると可愛いかな、と思っております。
薄手のアンゴラなので、まだ寒いけど春めいてくる3月にいいかしら。
ちなみにメイド・イン・イタリー製。
ここフランスでイタリアの古着を着るってのもなんかおつで楽しいで~す。
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