パリ郊外の我が街には小さなアジア食品屋さんが何軒かあって、我が家から歩いて5分くらいのところにもあります。
2ヶ月に1度の割合で、車で30分ほどのところにある大型アジアンスーパーに行きますが、普段はご近所アジア食品店。
ここが異国フランスでパリ郊外で、と思えばかなり助けていただいております。
今回はそんなご近所アジア食品屋さんで買える、主に和食に使う食材のご紹介です。
本当にしょっちゅう買っているものでコチラになります。
お値段と、そしてフランスのアジア食材ということで、産地も併せてご紹介させていただきますね。
まずは日本式の絹豆腐で1パック1、15ユーロ。
フランス産となっております。
フランスのアジア系企業で作られているようです。
お味はここがフランス、と思えば普通に美味しいです。
我が家の人間2人は冷奴が大好物なので、ほぼいつも冷蔵庫に常備しております。
1、15ユーロっていうのも結構お手頃かな、と思います。
日本式のうどんは1、30ユーロで韓国産。
コシとかもちもち感はまったくないけど、とにかくあっさりしたものが食べたい、おうどんが食べたい、という時に心も胃も安らいでほっとします。
かきたまうどんとかネギたっぷりうどんとか干し椎茸かきたまうどんとか、食べれるだけで幸せで~す♪
この他におそばやそうめんも売っております。
おそばは今フランス系スーパーでもよく売っていて、ぜんぜん悪くないお味です。
ただし、わたくしあんまりそばのお味にこだわりみたいのがないので、というかわからないので、通な方にはフランス産そばはどうかなぁ~。
白胡麻2、50ユーロで中国産。
これをフライパンで炒って炒り胡麻にして、瓶に入れていつでも使えるように常備してあります。
黒胡麻も同じようにして常備しております。
胡麻和え、和え物、酢の物、冷奴、サラダ、ラーメン…しょっちゅう何でもかけちゃう。
渡仏してきた14年前は、胡麻はフランス人にとってはまだそれほどポピュラーではなく、知らない人も多かったように思います。
それが今じゃ、パン屋さんで普通に胡麻入りのパンが売っているし、ビストロやレストランでも使われております。
胡麻を使った裏巻きのお寿司が浸透したことも大きいかな。
でもお寿司以外の和食的な使い方はまだ浸透していないように思います。
ほうれん草の胡麻和えの美味しさ、まだフランス人は知らないぞ~。
春雨2、50ユーロで中国産。
我が家は週末以外は毎日がダイエットデー。
麺類をいただく時は、半分春雨を混ぜていただいております。
お味はどうなの?と思っちゃうかもですが、これが結構大丈夫。
それなりに美味しくいただけます。
生姜パウダー2、30ユーロで、マルセイユのスパイスの会社「ESPIG」のもの。
「ESPIG」はフランスではとてもポピュラーなスパイスメーカー。
1876年にアルジェリアで設立されたのがはじまりで、その後マルセイユに移っております。
生の生姜もアジア食品屋さんでもフランスのスーパーでも売っているので、いつも常備しておりますが、パウダータイプも便利。
抑えた風味と香りなので、和風の和え物やスープに入れても主張し過ぎず、隠し味としていいお仕事してくれます。
冷奴とかそうめんには断然生の生姜が、しかもたっぷりがいいですけどね!
青ネギ2、50ユーロでタイ産。
フランスでポピュラーなポワローネギ(西洋ネギ)でも十分いろいろと代用できますが、やはり和食に青ネギを使えると味も見た目も気分もアップします。
この他にお野菜系は、もやし、ニラ、白菜、エノキダケ、しめじなどが近所のアジア食品屋さんでいつでも購入出来ます。
2ヶ月に1回、大型アジアンスーパーに行って、和食のための調味料類なども含めまとめ買いをして、後はちょこちょこ近所の小さなアジア食品屋さんに行って補充すれば、和食も結構いろいろ作れます。
日本を出る時は、もう和食はあまり食べれないかも、と覚悟したけど。
そんなこたぁぜんぜんなかったです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
応援クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ