パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

ヴァカンスごはん

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いつも同じことを書いてしまうのですが、フランスのお正月はめちゃくちゃさらり。
12月31日と1月1日はごちそう&シャンパンで過ごす感じですが、そんな31日も仕事は一応通常通りで、ま、それでもそれぞれの会社で午前中で終わったり、いつもより早めに終わったりがあって。そして、今年はちょうど土日にあたりましたが、いつもだったら新年も2日からす~ぐお仕事が当たり前。日本のお正月感覚とはまったく違うのです。だからこんなさっぱりお正月にはじめの頃は慣れない、って言うか寂しいって言うか。なので一人だけでも何とか日本のお正月気分を味わおうと、12月31日から1月1日にかけて家族が(旦那&わんこべべたち)寝静まった時とかに一人ネットの日本のダウンタウンのあれとか、ちょっとNHKのあれとか観ながらちびちび日本酒を飲んだりしていたものです。でももうここ数年はすっかり諦め慣れてきましたねぇ。で、今は日本に住んでいらっしゃる人様のブログとかで、いいなぁ日本のお正月とかお節とかご家族の集まりとか、を見ながら、この遠いユアラップの地で思いに馳せるのです。以前は家族のことを思い出して切なくなったりもしましたが今は大丈夫。ただただやっぱり素敵だなぁ、ともう心ほっこり…。やっぱあたしゃ日本人でございます~。
さて我が家の新年1日のごはんをさっとご紹介です。なんせ1日は起きたら10時過ぎだったものだから焦って作ったもので繊細さにちょっとかけるのですが(言い訳ねぷぷ)、メインはラップで作った簡単握り寿司で+お餅なし我が家のお雑煮(お餅買いに行けなかった)+天ぷら+ちょこっと小鉢の地味めごはんでございます。お節は一度がんばって作ったら、旦那がほんのちょっとしか食べなかったので以来やめました~。でもやはり日本食がいただきたいのでここ数年は手巻きや握り寿司が多いです。で、この時のお寿司具材はサーモン、旦那がマルシェで買ってきたまぐろ(たぶんびんちょう?)、ホタテ、茹で海老、フォアグラソテー、鴨のスモークハム、アボガド&カニカマ、そして玉子はコチラ。
Cpicon 喜八の厚焼き玉子の出汁 by 喜八(キハチ)
そしてなます代わりのような1品がコチラ。
Cpicon 人参と白ゴマの甘酢サラダ by milketmoi

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お店で職人さんが握ってくださるお寿司とはくらべものにならない代物ですが、それでもこうして海外に暮らしているとお寿司というだけで嬉しくてありがたくそして幸せ。2日は今度は美味しい海苔で手巻きをたくさんいただいちゃいました。手巻きってのがまたねぇ、美味しいんだ♪
さて、明日からは日本もそしてフランスも、ってか世界中の多くの方が通常通りのはじまり。日本の方はまたすぐ新年会とかも続くかと思いますが、どうぞ皆さまの仕事はじめがなかなか素敵でありますように。青空だといいですね~。


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そしてノエル当日のメニューのご紹介です。でも前夜第一回めごはんが終わったので、何て言うか気持ち的には2/3を終えた感でかなりリラックスモード~。作るものも何となく決めていたけど前菜だけはぎりぎりあるものと相談決め。
で、そんなぎりぎり決め前菜が今超~気に入っている黒大根の生スライスにホタテとサーモンのタルタルをのせた1品で「ホタテとサーモンタルタルの黒大根カナッペ」。ベースのタルタルはこのレシピとなっています。
Cpicon 2種サーモンのタルタル*薄切りパン添え by milketmoi
これがとっても美味しかった♪タルタルはもうホタテとサーモンだから美味しいのですが、黒大根のパリパリ食感とのアンサンブルがよくて。このいただき方は我が家の定番になりそうな予感です。
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私はタルタルカナッペちょっと+生ガキもまたいただきました。今回のはノルマンディー産のものでしたが、新鮮であっさりなうまみで美味しかったです~。
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魚介の1皿は少し前からノエルに作ろうと決めていた再挑戦のサーモンのミキュイ(mi-cuit=半分火が通ったという意味)。前回初挑戦した時は火が入り過ぎて失敗してしまったのですが、今回はフィリップ・エチュベストシェフの作り方を参考にガルニチュール(付け合わせ)も考えてのオリジナルでの再挑戦。これがサーモンの火入れも完璧で付け合わせのフェンネルも美味しく出来て自分で言うのもずずしい話ですが2人して唸るくらい感動してしまったのです。上手くいくとこんなに美味しいのか、と。付け合わせも合うとこんなに美味しいのか、と。これは我が家の私の大事なレシピになりそうです!
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お肉は前日に作った鹿ちゃんの低温調理を温め、軽くソテーしたフォアグラをのせ、ガルニチュールは最近お肉の付け合せにとても気に入っている揚げた野菜とソテーした野菜の盛り合わせに。ベースが前日と同じものでも合わせ方でまったく違う味わいになってこれも飽きずに美味しくいただけました。ちなみにフォアグラソテーのせお肉メインが美味しかったのが印象的なのはこのお店。
→「L’Ourcine(ルルシーヌ)  ~パリのビストロ 13区~

ボリューム的にも満足でシェフさんも気さくで感じがよくとても気に入ったビストロです。ここもまた行きたいです~。
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デザートは前日とまったく同じコーヒー風味のケーキで、私もこの時は1切れいただきました。あるもの利用で作ったのですが思ったよりずっと美味しくてこれも大満足。旦那はまたしても2切れ食べておりました。食べ過ぎじゃないの?って言ったらノエルだからいいんだ、と。そしてこの夜も冷蔵庫に入れておいたのを見つけて1人でしっかり食べていたので、食べ過ぎじゃないの?ってまた言ったら、明日になったら味が落ちているから、って言うので、いつも同じこと言ってるね、って言ったら天井の方を見てすっとぼけておりました~。

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そして
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今年の我が家のツリーはちょっと小さめさん。
と言うのも下に置く大きなサイズのものだと我が家にいるちっこい運び屋さんが家中&はたまた庭にまで持って行ってしまうので、テーブルの上に置けるようなこのサイズにしたのです。
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これがなかなかちょうどいいな、と。子供の頃から海外の家にある大きな本物ツリーに憧れて、フランスに来てからも旦那の嫁になってからもやはり大きいのがいい、だってここは外国だもん、みたいな気持ちがあったわたくしですが、が、もうそろそろそんな気持ちも落ち着き、ノエルもさらり行けるようになってきました~。
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片付けもラクチンそうです~。でもまだまだ片づけませんよ。フランスでは1月入ってもまだそのままの場合も多く、たとえばお店とかでは2月入っても飾りが残ってる、な~んていうのも珍しくありません。
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ツリーの一番上に飾った天使ちゃんですが、ある日キッチンの方に転がっていまして、見て見たら、翼を半分なくし、オメメも一個取れちゃった天使ちゃんになっておりました。何かの拍子で落ちたのをどこかの運び屋が悪さしたようです、
犯人は誰だ?


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今年のノエルのパリも、と言うかフランスが全体的に暖冬で、TVニュースでは、今の時期雪が積もって寒~いはずのサヴォアやアルザスにもあまり雪が積もらず、スキー場などの関係者たちが商売上がったりだよ、と言っているくらいで。そう言えばパリも初雪がまだだけど、こりゃ来年になりそな感じかしら。こんなノエルの時期にパリに雪が降ったのはこの時。
→「雪雪こんこん
この2010年のパリは雪がよ~く降ってものすご~く寒かったのだけど、あれほどの寒さはこの年が最後だったように思います。あれからそれほど寒くはない度がホントどんどん上がっているように感じるなぁ。それにしてもブログってこうして思い返して確認もできていいな。やっててよかった!ってなんかこんなフレーズあったねねね?!あ、開いててよかった!だったな。古い!ぷぷっ。
ということで24日のラ・ヴェイユ・ド・ノエル(クリスマス・イヴ)の我が家のディナーのご紹介です。今年はいつもより少し軽~い気分で作りました。と言うのも人間は二人だけだし、何年か張り切って時間をかけてやっていたけど、そろそろそろそろ、フランス人がノエルノエルと言ってても、ああそうねぇ、くらいに聞き流す余裕?が出てきたのでございます~。 
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で、先ずはアペロのおつまみに簡単ちゃちゃちゃと作ったフォアグラとパンデピスの一口サイズのミルフィーユ仕立て。上にちょこんと乗ってるのはショコラです。フォアグラがそれほど好きではない旦那が美味しい、と6個も食べておりました。でももっと綺麗に切らなくちゃだわ。 
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お次はフランスではノエルや年末の大定番である生ガキ。旦那は生ガキ好きじゃないのですが私が大好きなので買ってきてくれました。以前はレモンをぎゅっと絞っていただくのが一番好きだったのですが、今はエシャロット入りの赤ワインヴィネガーでいただくのも大好き。つるんと何個も食べれちゃいます。
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そして魚介の1品は自分で考えて作ってみた、ホタテとじゃがいものミルフィーユ仕立て。ホタテもノエルの大定番食材で、ホタテで何か、とは思っていたけど、どんなふうに食べたいか、私の胃袋がなかなか決められなくて、ぎりぎりで考えた1品です。そのわりには結構美味しく出来ました。んだけど、ホタテとミルフィーユの割合をもう少し変えた方がよりいいな、と。これは改良の余地ありです。ってかホタテじぇんじぇん見えてませんね。
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お肉は去年、一昨年もノエルに作ってまた一年に一回今年も食べたい、と思いコチラ。
Cpicon 鹿肉のロースト(ローストベニソン) by 伝統肉協会

70度のお湯で火を入れる低温調理法で作る1品で、今年が今までで一番完璧に出来ました。ものすごく柔らかくて肉汁使いの我が家の定番ソースもよく合いました。ガルニチュール(付け合わせ)はじゃがいもピュレにいろいろ野菜をのせたもの。これも美味しくてメインは総合的にバッチリなのでした。ほっ。
この低温調理法、私はここで、
→「A LA MARGURITE(ア・ラ・マルグリット) ~パリのレストラン 1区~
いただいたお肉の柔らかさにビックリして、以来、いい赤身のお肉はよく低温調理で作るようになりました。このお店は味付けが上品でしつこくなく私的にはかなり美味しかったところ。またいつか行きたいです。
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デザートは今年は控えめ小さめのコーヒー風味のバタークリームケーキにしました。ケーキはほとんど食べないわたくしなのですが、コーヒー風味で甘くないのなら食べれそう、思ってこれにしてみたのですが、でもやっぱりデザートまでは辿り着けなくて、代わりに?旦那が2切れ食べました。とても気に入ったようでした。コーヒー風味ケーキは今まであまり作らなかったからかな。次回はノエル当日(今日ですが)のメニューのご紹介です♪


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エマウスやブロカントの食器たち、飾るだけじゃなくときどき使ってあげようと思っていて、この時はおうちビストロを意識したメニューだったのですべてエマウスで買ったお皿にしてみました。
先ずは前菜はコチラ。
Cpicon 海老とマッシュルームのタラゴン炒め by トクライ 
お庭のタラゴン(エストラゴン)がこの時もっさもさで、大好き海老と合わせるレシピみ~っけた、とお試しです。カリカリトーストにのせていただいたらワインのおつみにピッタリの1品となりました。
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スープはコチラ。
Cpicon 面倒くさがりパパお得意!オニオンスープ by ゆぅぷん
オニオングラタンスープも大好きだけどチーズで食べ応えがしっかり出て他のものがいただけなくなるのでこの簡単オニオンスープをチョイス。玉ねぎを倍量にして作ったのですがめちゃくちゃ美味しかった!これ、強火で炒めてあとはコトコト煮るだけですが、時間をかけて飴色玉ねぎにしてからじゃなくても十分美味だなぁ、と思いましたねぇ。うんうん。
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サラダは自分レシピのコチラ。
Cpicon 【家ビストロごはん】カリカリパンのサラダ by milketmoi 
ビストロのサラダと言うと先ず私が思い浮ぶのがこのサラダ。お店のも美味しいけどこれもかなり負けてませんよ~。バター香るカリカリパンととろり半熟卵がたまりません♪
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メインはコチラ。
Cpicon 料理上手な叔母のミートボールシチュー♡ by クマリエ
久し振りのミートボール料理だったのですが、これはミートボール料理のイメージを超えるような1品!生クリーム+ブールマニエ(バターと小麦粉を合わせたもの)でクリームの味が濃厚で奥深い。これほんとビストロのメインで出てきても納得かもです。それがおうちで作れるっていうのが嬉しい。
こうしてこの日は自分的にはエマウスの食器たちとメニューが合っていて大満足ごはんとなりました。で、この後はお皿さんたちせっせこ優しく手洗いしてキュッキュッキュッ拭いてすぐ食器棚にしまったのでした。


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旦那プチヴァカンスだった時ごはんの今度は今度はイタリアン編です。
で、先ずは一度お試しして気に入ったリピのこちらたち。
Cpicon 簡単朝食に☆メープルベーコントースト☆ by メルティローズ
Cpicon 簡単おつまみ☆生ハムの大葉チーズ巻き☆ by ババガレイ
メープルトースト、今回はさらにメープルを多くかけちゃったのですが、これがまた美味しい♪ベーコンのしょっぱさとメープルの甘さが、フランスのキュイジニエさんたちもよく意識してるsucré‐salé=甘み&塩気、のマリアージュ。
そしてお庭大葉と生ハムとクリームチーズで簡単くるくるレシピさんはこの手軽さなのに美味しくて助かります~。こちらたち、これからもお世話になる予定です。
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そしてここからはイタリアンメニューで、先ずはスープがわりにコチラ。
Cpicon 白豆のあつあつスープパスタ♪ by Arsinda
この日すでにちょっと肌寒かったので、イタリア在住Arsindaさんのパスタいろいろそそられたんだけどその中から選んだ温か1品。これがと~~っても美味しかった!これは秋冬の我が家の大定番に決定です!体にも優すぃ~。
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お次は自分レシピのコチラ。
Cpicon 2種サーモンのタルタル*薄切りパン添え by milketmoi
ほんとはスモークサーモン+生サーモンがベストですが、今回は中途半端に残っていたスモークサーモンだけで作りました。が、大丈夫めっちゃ美味しい♪ この時みたいにスモークサーモンだけ使いなら生魚が苦手な外国の方にもたぶんとても喜んでいただる1品かと思います。
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そして何度も作っているコチラ。
Cpicon パスタの悪魔風♪トマト・ペストソース by ブランディ
もう私にはベストなトマトソースパスタですでに大定番。トマト缶で作るトマトソースのパスタはこれでいいと思ってるくらいに大好きです!
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メインはこれもリピのコチラ。
Cpicon 本場イタリアの味✽ミラノ風カツレツ by そよ風☆
これはパン粉にも卵液にもパルメザンを混ぜるのが素敵大事ポイント。私もパン粉にパルメザンを混ぜるのはやっていたけど、それだといまいちパルメザンの風味が弱いなぁ、思っていてこのレシピをお試ししたら、ちゃんとパルメザンの風味が感じられて、なのでレモン汁ぎゅっと絞るだけで十分美味しくて。以来ミラノ風カツレツはこのスタイルと決めています。
で、今回のレシピさんたちは(自分のもずずしく入っておりますが)私的に勝手に1人太鼓判おつまみ&イタリアンさん。全部定番にしたいレシピなのです。


さてさてタイトルにも書きましたフランスのパン粉についてもちょこっと。
我が家にいつもあるのがこの2種類。

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左の「Fine Chapelure de pain」がパンが原料のパン粉で、右のがパッケージを読んでみるとパプリカやクミンなどのスパイスが入っているという「Chapelure Dorée」。
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で、これが「Fine Chapelure de pain」の粒。日本のパン粉に比べて粒がとても細かく軽い仕上がりになります。
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そしてこちらが「Chapelure Dorée」。やっぱり粒が細かく色がほんの~りスパイス色になっていますが風味はそれほどには感じないです。上の「Fine Chapelure de pain」の方がドライな感じで、私はパッケージのフォトと同じように、シンプルな揚げ物にはこちらの「Chapelure Dorée」を。グラタンなど上がカリッカリがいいものは「Fine Chapelure de pain」を、と使い分けています。が、大きな違いはないのでどちらか1つあれば十分と思います。
私もそうだったのですが、フランスに来てスーパーでパン粉探してみるけど、ないなぁ、思ったりするのですが、このTipiak社のパン粉は定番中の定番でどこのスーパーでもだいたい置いてあるのでご存知ない方はどうぞ探してみてください。簡単に発見できますよ。


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