ついにジャン=ポール・ベルモンドが亡くなってしまって。
時代が終わっていくな…と寂しさが過っていたのですが、でもふと、今も健在のフランスの大スターたちが次々に思い浮かびました。
まだまだ伝説は続いております。
まずは何と言ってもベルモンドと言えばアラン・ドロン。
長い間、ベルモンドと比較され、ライバルとされてきました。
白髪になったベルモンドとアラン・ドロンの2人が共演しているのをニュースで何度か見たことがあるけれど。
年を重ねた2人だからこそのリラックスした雰囲気と、2人にしかわからないような親密感があって、映画ファンとしてなんか嬉しかったです。
2019年の8月、83歳の時に脳卒中で倒れましたが、現在は回復して療養を続けているようです。
ベルモンドの国葬にも出席していて、笑顔で観衆に手を振っておりました。
この10月に78歳を迎える大女優カトリーヌ・ドヌーヴはバリバリ現役。
2019年10月に公開された日本人の是枝裕和監督作品「真実」にも主演しました。
その後、11月にやはり脳卒中で倒れましたが、程度が軽く、2020年に復帰。
たまに映画の宣伝でニュースにゲストとして登場することがあるけれど。
すんごい貫禄で大スターのオーラがハンパないです。
ドヌーヴと言うと私が思い出すのがジェラール・ドパルデュー。
少し若くて72歳。
ドパルデューが所得税率が一律13%のロシア国籍を取得した「ドパルデュー事件」では、彼と親しいドヌーヴが彼を擁護するような発言をしたのですよね。
それは置いておいて。
今のドパルデューはびっくりするくらいの巨漢。
現在も映画に結構よく出演しておりますが、毎回姿を見るたびに大きくなっていってるような印象です。
BB(べべ)の愛称で親しまれたブリジット・バルドーも健在。
フランスを代表するセックス・シンボルであったべべは何と、9月28日の今日が誕生日で87歳になります。
俳優の仕事は引退し、現在は動物愛護運動家と’してよく知られておりますね。
多くの男性や人間たちに裏切られたり騙されたりして、人を信用出来なくなっていったと、ご本人が著書で書いていらっしゃるようですが。
以前インタビューで彼女が話したことで印象に残っているのが、映画「素直な悪女」で共演し、不倫関係になったジャン=ルイ・トランティニャンについてのこと。
彼は別。彼ほどチャーミングな人はいないわ、と言っていたのですよね。
その時、ああ、やっぱりそうなんだ、と思ったのです。
と言うのも、その少し前に、小さな朗読劇に主演していたトランティニャンのTVインタビューを見ていて、素敵な人だな、と思ったからです。
カンヌ映画祭でグランプリをとった2012年の映画「愛、アムール」ではカンヌの華やかな舞台には一切立たなかったし、姿を見せなかったのですが。
その地味な朗読劇のためにインタビューに答えていて、佇まいや雰囲気が知的で重厚で温かみがあるのです。
そして、僕は昔、女性のことで何度もバカなことをしてしまったから、とさらっと静かに話していたのですが、その物言いがまた素敵だったのですよね。
この人はモテるだろうな、と思いました。
ジャン=ルイ・トランティニャンは12月に91歳になります。
トランティニャンと言えば、日本だと1966年の映画「男と女」を思い起こす方が多いかもしれません。
この映画で共演したアヌーク・エーメも今年89歳で健在。
私が初めて彼女を知ったのはTVで観た映画「モンパルナスの灯」。
そのあまりの美しさに子供ながらに見とれたのですよね。
2019年にクロード・ルルーシュ監督をはじめ「男と女」のスタッフ&キャストが再び集まり、53年後を描いた「男と女 人生最良の日々」が制作されております。
残念ながら私は観ていないのですが、この記事を書いていたらめちゃくちゃ観たくなってまいりました。
そして映画の舞台になったノルマンディーのドーヴィルにも久しぶりに行きたくなってきました~。
ちなみに。
クロード・ルルーシュ監督も健在で今年84歳。
ジャン=ポール・ベルモンドの国葬に出席していましたが、背筋まっすぐでタッタカ歩いていて、まだまだ作品が何本も撮れそうと感じるくらい、お元気な様子でした。
数年前にはTV番組で、売り出し中だという監督のノルマンディーの別荘が紹介されていましたが、大きな窓から海が見渡せて素晴らしいお宅でしたよ~。
もう売れたかな?
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