パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

フランスのCFと人気者と音楽

びっくりしました。
フランスで国民的と言えるくらい有名な俳優兼シンガーの、
「パトリック・ブリュエル(Patrick Bruel)」が女性マッサージ師たちに、
マッサージ以上のことを要求としていたとして
今、女性たちが次々と怒りの声をあげております。
彼は2011年からこの行為を始めたようで、
私だけじゃなく多くのフランス人たちがびっくり。
最近出た新曲はつい数日前までかかっていて、
それがこの「スタンド・アップ」=立ち上がろう!

被害女性たちに、立ち上がられちゃったんですね~。
もう苦笑いしか出ません。
1978年に映画デビュー。1984年にはシンガーとしても成功し、
作曲、演奏、プロデューサーとしても活躍。
PVの内容が、観客たちと一体化な感じで、
歌ってる姿も頼もしくて力強くてまっすぐで…。
一方で真逆のことをしてたっつうわけです。
もう名声すべて失うんじゃないでしょうかねぇ。
いい歌を歌っていても、サイトやブログでいい人っぽくしてても、
もっともらしいことを書いていても
人間はわかりません。
数日前にこの記事を書いたけど。
ホリエモンの呟きと私にも届いた意地悪な匿名コメント
もしSNSのない時代だったら、こういう展開はなかったかもしれません。
それを考えると、ず~っと昔からあった、セクハラやモラハラ、パワハラ
今の時代だったからこうやって明らかになっていってるように感じます。
上のホリエモン記事の時に、
SNSがあって超~便利な時代だけど、超~残念な時代、
と書きましたが、悪いことをしたら
有名人でも有名人じゃなくても企業でも芸能事務所でも明らかになる。
それはいいことだと思います。

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またまた素敵なCFを作ってくれました、
フランスのスーパーマーケット「アンター・マルシェ(Inter Marché)」。
これは3分の短編映画と言っていいかもしれません。
流れる曲はフランスを代表するシンガーでミュージシャンの
バンジャマン・ビオレ(Benjamin Biolay)が歌う、
1953年のアメリカ映画「カンカン」の名曲「セ・マニフィク(C’est magnifique)」。
彼独特の語るようなスペシャルな歌声がこのCFにぴったりです。
恋の素晴らしさと結婚への期待を歌った曲で、
海辺物語の主役は長年連れ添った夫婦。
曲の通りの2人の愛情と人生を優しく描いているのが何とも良いんです。
舞台の、表情豊かなグレイの海辺も美しい。
たぶんノルマンディーかブルターニュでしょうか。
お疲れ様の週末をこの心温まる美しいストーリーと音楽で癒してください。

それでは皆様、どうぞ素敵な週末を。
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ご存知の通り?フランスは離婚が多いので、
学校でも両親が別れている子供たちの割合が
30%を超えていると言われております。
子供がいるけど結婚していないカップルもたくさんだし、
養子を迎えるカップルも含め血がつながっていない家族も珍しくありません。
そんなフランス的な家族スタイルで描いたIKEAのCFがなかなか面白いんです。
1本めは、別れたパパとママの間を子供が週末などに行き来するという、
フランスで多い離婚後家族を描いております。
うちの近所にもそんなカップル&ちびっ子がおります。
CFの中で「デ・コキエット(des coquillettes)」という言葉が出てきますが、
これはパスタのマカロニに似たもっとちっちゃいので、
茹でたコキエットにおろしたチーズをかけたものは
フランスでは超簡単手抜き?料理の1つ。
子供がそんなコキエットをうま~く利用してるのが可笑しいんです。



パパもママも「毎晩?」とちょっぴり怒ってます。
そしてもう1本は2人暮らしのパパとキュートな息子くんが
楽しみながら自分たちで部屋の模様がえをしております。
流れるミュージックもかっちょいいんですよ。
(パパも!)



こちらも、人種も様々なフランスらしい内容となっております。
フランスIKEAのCF、なかなかよいでしょ?

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少し前からフランスで盛んにかかっているのが、
ベルギー、ブリュッセル出身のシンガーソングライター
「アンジェル(Angèle)」の曲。
ポップな曲を軽くゆるく歌っていて何だか心地よい。
しかもめちゃくちゃかわいいんです。
ちょっとフランスギャルを思い起こすような甘くキュートな顔立ち。
ちょうど少し前にTV番組でゲストとして出ていたのですが、
やっぱり相当かわいかった!
生歌も披露していたけど魅力的でしたよ~。
Foto (218)
1995年生まれの23歳。好きな食べ物は日本食でラーメンも大好きだそう。
かわいいだけじゃなく才能もあって、しかも日本食好きって嬉しくなってしまいます。
こうやって目じりしっかりアイラインメイクはヨーロピアンのシンガー、
よくありますね。あとこちら生まれのアジア人の女の子も。
でも、今回ご紹介の下記の音楽PVではほぼスッピンで、
ラッパーとして活躍しているお兄さんの
ロメオ・エルヴィス(Roméo Elvis)と一緒に歌っております。
彼女の魅力と曲は日本でもウケそうな感じだなぁ、と思います。

こんなかわい子ちゃんもブリュッセルやパリでラーメンすすってるんなんて。
あの美味しさはやっぱり万国共通なのですね♪

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たまたまつけていたTVで放送されていて、
何となく見ているうちに面白くてついつい見入ってしまったのが、
1978年のフランス映画の名作で日本語タイトルは「Mr.レディMr.マダム」。
名前は聞いたことがあったけど初観賞です。
中年ゲイカップルのどたばたコメディで舞台はサントロペのゲイキャバレー。
引き込まれたわけは何と言っても女装のゲイ、アルバン役のミシェル・セロー。
ミシェル・セロー自身はゲイではなかったようなのですがいやいやすごい役者さん。
動作もヒステリックになって神経に触る甲高い声も、すぐ傷つくとこも、
全部なんか憎めなくて可笑しい。魅了されました。
この俳優さん、私は知らなかったのだけど旦那に聞いたら名優だそう。
でも2007年に79歳でノルマンディーのオンフルールで亡くなっておりました。
1978年にこういった内容の作品はまだそれほど馴染んだものではなかったはず。
それも新鮮で役者さんたちのうまさもあって世界的に大成功したのでしょう。
さて私が来て実際に何となく見てきたパリの、今だとLGBTって言うのでしょうか。
その様子というかどんな感じかちょっとお伝えしてみたいと思います。
まず、やはり日本より多く見かけます。週末に2人で買い物していたり、
カフェで仲睦まじくお茶してる姿なんかも普通です。
TVの、たとえばアパルトマンや家探し番組、
わんちゃんの問題行動相談番組なんかにも、
男女カップル、男性カップル、女性カップルが皆普通に出てきます。
また、TV司会者でもロラン・ルキエ(Laurent Ruquier)、
ステファン・ベルヌ(Stephan Bern)など、
しょっちゅう見る司会者さんたちがカミングアウトしております。
じゃあ、フランスがまったく差別しないか、と言ったらそうでもないです。
やっぱり古い考え方の人が結構いて、この人はゲイだ、とか言っております。
エマニュエル・マクロン大統領もそう言われている1人ですが、
ムッシューマクロンの場合は、
カミングアウトはやはり場合によって出来ない人もいると思うのですが、
年上の奥様との話を美談にして利用してるとこがよく思われていないよう。
あとブルジョワ優遇の政策だったとこがとにかくまずかったよう。
で、マクロンさんは置いておいて。
フランスって思ったよりはLGBTについて寛容なわけではないし、
思ったよりは遅れてるな、と私はフランスに住んでみて感じています。
パリに来たばかりの頃に知り合ったゲイカップルは、
地方の地元に帰ると今だに肩身が狭い、と口を揃えて言っておりました。
たぶんベルギーやオランダの方がずっと進んでいるんじゃないかしら。
少し前には、オランダで性別で分けない共用トイレが出来た、
な~んてニュースもやっておりました。
男性女性マークのどちらもついていないんですよ。おトイレマークだけ。
男性で生まれたけど気持ちが女性の人も、女性で生まれたけど気持ちが男性の人も、
誰でも気兼ねなく入れるということ。進んでるなぁ、と感心しちゃいました。
それに比べるとフランスはまだまだ。
住んでみてわかったことの1つです。

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