今日のパリの最低気温は10度、最高気温は15度で、お天気は晴れときどき曇りとなりました。
ティーンエイジャーの頃、かなりぽっちゃりしていました。
恐くて体重を量りませんでしたが、おそらく今より15、6㎏多かったはずです。
自分でも痩せなくちゃ、とは思ってはいたけど、なんせ食欲盛りなので、食べたい気持ちが勝ってしまって、大盛ごはんや大盛パスタ、総菜パンやアンドーナツ(その頃の好物)を3つも4つも食べて、スナック菓子もつまむ、なんてことをしょっちゅうしておりました。
でもある時、電車に1人で乗っていたら、隣りにいた同じ年代の女の子2人組のうちの1人に顔をのぞかれ、のぞいてない方の子が「どんな顔?」と聞き、のぞいた方の子が「目が大きいだけのデブ」と、私に聞こえるように言いました。
こっちは何にもしてないのに、いきなりそんなことを言われ、びっくりしました。
そしてショックでした…。
もう1つ、ショックだった思い出があります。
ずっと仲が良くて、親御さんもよく知ってる友人がいました。
よく一緒に出掛けたので一緒に写真もしょっちゅう撮っていたのですが、ある時、その子が言いました。家族で写真(その子と私で一緒に撮ったやつ)を見ていたんだけど、moiちゃんって、顔が太ってないからわからなかったけど、足を見ると、結構すごいよね、と皆で話した、と。
いや~、「目が大きいだけのデブ」と言われた時と同じくらい、いやそれ以上に悲しかったです…。
私のいないところで私が写ってる写真を見て(しかも友人はスレンダー)、太ってるね、と皆の話題にされていたのです。
いい家族だったので、それが正直な感想なんだろう、と思い、余計にショックだったのですよね…。
で、その2つがきっかけで人生初の本気のダイエットを開始しました。
熱いお風呂に入りたっぷりの汗をかき、食事はお豆腐と火を通した野菜中心。
それを3ヶ月間続けました。
そしたら、自分が思ってる以上に痩せたようで、会う人会う人に、痩せた~!と言われるようになりました。中には、大丈夫?なんて言う人もいました。
で、がんばれば痩せられる、とわかってそれからは、少しずつ自分で食&体重のコントロールが出来るようになっていき、さらに少しずつ痩せていきました。
そして、いつもだいたい中肉体形を維持出来るようになりました。
でも「デブ」と言われた出来事も、「足を見ると結構すごいよね、と皆で話した」というそのシチュエーションと会話も、今だに忘れることは出来ません。
そう言えば昔、マラソンの高橋尚子さんが2000年のシドニーオリンピックで優勝して、その後ベルリンマラソンでも優勝したりで時の人になり、マスコミの前におしゃれして登場したり、少しふっくらとしたとマスコミに言われていた時期がありました。
その時、前の義妹(前の日本人旦那の妹)が言って、ん?でもそれはおかしくないかな?と、本人には恐ろしくて言えなかったけど思ったことがあります。
それは、義妹は、キューちゃん(高橋尚子さん)がマラソン選手なのになんか派手になったしデブになっちゃって、と言ったのです。
でもマラソン選手はおしゃれしちゃいけないの?と思ったし、もっと疑問だったのが、その義妹の方がキューちゃんよりずっとずっと太っていたこと。
ってかキューちゃんちょっと太っても超スレンダーだったし…。
で、義妹が見事に自分のことは棚に上げてることにびっくりだったんですよね…。
ま、でもこういうこと、太ってる太ってないだけじゃなく、よくありますかねぇ。
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