パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

週末の独り言

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

小山田圭吾さん問題がまだまだ波紋が広がってますね。

昔、友人がフリッパーズギターのファンで、解散後は引き続き小山田圭吾さん(コーネリアス)のファンで、ときどき話を聞いておりました。

なので3、4年前に「ロッキング・オン・ジャポン」の1994年のその記事をネットで偶然知った時は壮絶な内容過ぎてショックを受けました。

こういうことを25歳だか26歳でも平然と自ら話すことにも異常さと怖ろしさを感じました。

そして今回の事態。

学生の時の実際の鬼畜行為と、25、6歳になってもどれだけのことを自分がしたか気づいていなかったこと。

この2つのことへの因果応報だと思いました。大大因果応報だなと。

多くの人の怒りの発言は尤もだなと思わざるを得ません。

ただ同時に、傷つけられた側の方は今どんな思いかな、と過りました。

きっと50代の大人の今でも、何十年経っても思い出すと辛いだろうな。

忘れるのが一番かもしれないけど、忘れることは出来ないだろうな、と。

今のこの状況も、もしかしたら辛いかもしれませんね…。

それともう1つ過ったのが、もし自分の子供がそんな目に遭っていたら、ということ。

私が親だったら一生許さない。一生憎んで、一生彼がやったことに対して懺悔を求めると思います。

でも。

もし当事者である自分の子供がそうではなかったら。

忘れたかったら。忘れようとしていたら。

そうしたら、私も子供のために歯を食いしばってでも忘れようとしたかな、と。

それと考えてみると。

子供は親に隠していたかもしれません。

もしかしたら今も当事者の親御さんは知らないこともありえます。

そうだったらこの今の騒がれている状況、さらに相当辛いだろうな、と思います。

そして因果応報って、今までの自分の経験だと。

怒り続けて憎み続けている時は、その相手には何も起こらず、自分の気持ちが静まった後や忘れた頃に、相手にそれ相当のことが起こったりします。

そしてその時はすでに自分の心は前に進んでいたりします。

小山田圭吾さんは、多くの人が求めた通り、オリンピックの楽曲制作を辞退しました。

私もそうしてほしいと思っておりました。

なのでこれから後は。

傷つけられた方の今の思いを知らない私たちは。当事者ではない私たちは。

これ以上の怒りの連鎖を続けなくていいのではないか、と私はですが思っております。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。
コロナ禍があって、1年以上会えなかった知り合いに久しぶりに会って話をたくさんしてきました。
その中でびっくりしたと言うか、こういうことはこれからさらに増えていくのだろうな、と思いながら聞いたことがあります。
それはその知り合いのご家族がLGBTをカミングアウトしたということ。
私も何度か会っていて、その時はまだティーンエイジャーでした。
あれから数年が経ち、まだ子供だったあの子は今、自分らしくいられる道を歩み始めたんだな、とちょっと感慨深かったです。
もう1つ、嬉しかったことがあります。
その知り合いは実は以前はLGBTを毛嫌いしておりました。
有名人の話が出た時、あの人はゲイよ、と何度か言っていました。
だけど自分の家族がカミングアウトして、やはり考えが変わったよう。
こういう時代なのね…と。
もうこれからは古い考えにとらわれないで受け入れていくのが大事になっていくのかな、と私が言うと。
本当にそうかもね、うんうんと頷いていました。
今までこういった話を真剣にしたことはなかったけど、まさかこんな風に話せる日が来るとは思ってもいませんでした。
ショックは相当大きかったようですが、プラスになることがたくさんあると私は思います。
私は女性と付き合ったことはありませんし、今は旦那がいて十分幸せだし、もう新しい恋愛自体にまったく興味がないですが。
でももし今の時代に生きる若い自分だったら、好きになったら男性でも女性でもどっちでもありだったかもな、と今思っております。
で、知り合いと会ったその夜、ほんとに偶然ですが、TVドキュメンタリーで、世界中のLGBTの人たちが家族にそれを使える動画が放送されていました。
ある女性は大好きな自分のおばあちゃん(90歳近く?)に、緊張しながら伝えると。
知ってたわよ、とおばあちゃん。
女性がいつから?と聞くと、もうずっと前からよ、と。そして。
あなたは私の大事な可愛い孫。いつだって応援してるわ、とおばあちゃんが言うと、女性は涙涙でした。
中学生くらいのある少年は、自分のお父さんにやはり超緊張しながら伝えていました。
するとお父さん、まったく驚かず、ってか笑いながら軽く言いましたよ。
なんだ、そんなこと?やけに緊張してるから何かと思ったら。君は君らしくいればいいんだよ、と。
少年の方が逆にびっくりしていて。でも安心した表情がめちゃくちゃ可愛いかったなぁ。
お父さんはもしかしたら少年の心を傷つけないよう、あえて明るく軽く言ったのかも、なんてちょっと思いました。
日本の関西の青年も自分のお母さん(オカン)に伝えておりました。
そしたらお母さん、何で女の子じゃあかんの?と。
困って口ごもる息子くん。
結婚は?子供はどないすんねん?とお母さん。
すると息子くんは現在カナダ在住らしく、カナダでは結婚出来るし、子供も欲しいから引き取ることも考えている、と話しておりました。
お母さんは納得していませんでしたが、息子くんはやっぱりほっとしておりました。
私は子供がいないので、もしもの話になってしまいますが。
もし子供がいて、もしそんな時が来たら。
90歳近いあのおばあちゃんみたいに、いつだってあなたを応援してるわよ、って。
少年のパパのように、君は君らしく生きればいいんだよ、って言える親でありたかったです。
たとえ心は動揺しても。
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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。
5月19日から6ヶ月半ぶりに映画館が再開したフランス。
私も超久しぶりに我が街の映画館に観に行ってまいりました。
中国出身でアメリカで活動する女性監督クロエ・ジャオの「ノマドランド」です。
アカデミー賞では監督賞など3部門、ヴェネツィア映画祭では金獅子賞など、多くの賞を受賞しているこの作品。
家も仕事も失い車上生活車となった女性のロードムービーで、現代のノマド(放浪者)と季節労働者たちの姿を淡々と描いているのですが、素直に感動しました。
クロエ・ジャオさん、マーベル・スタジオの大作「エターナルズ」の監督も務め、秋に公開を控えているのですが、アジアの星だな、と嬉しくなりました。
そしてアジアといえば今、何と言ってもBTS。フランスでも大人気です!
私も大好きだし、そしてやはり、アジアの星だな、奇跡だな、と思っております。
BTSが世界のアイドルになったのは、まずは世界の人を魅了できる質の高いパフォーマンスをしているから。ちゃんと実力が伴っているから。
そして彼ら7人のそれぞれの魅力も大きいなと思います。
あっさり東アジア人顔なのも世界で今新鮮。
フランスに住んでるアジア人の1人である私は、彼らがこんなに大人気になったのが嬉しくてしかたありません。
世界的なアジア出身アイドルグループが生まれるなんて、今までまったく考えられなかったけど、時代は動いておりますねぇ。
そう言えば、アメリカ人ラッパ-&ソングライターのドージャ・キャットの新曲「Kiss Me More」のPVでも、東アジア系の奥二重の超イケメンがこれでもか、くらいにその美しさを見せてくれているけど。
もしかしたら今きてるのはアジア人男性、特に東アジア人男性かもしれませんよ~。
奥二重のイケメン、興味のある方はPVでチェックしてみてくださいね。

追記・・・このイケメンさんはアメリカ人俳優で韓国とイタリアのハーフ、アレックス・ランディさんのようです。納得。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。
グラミー賞の最優秀レコード賞を18歳の最年少で受賞した世界的人気シンガー、ビリー・アイリッシュの過去のアジア人差別発言が問題となっておりますね。
以前から彼女の曲が好きでよく聴いていたし、彼女の体形に対しての揶揄や批判は、本当にひどいな、と常々思っていました。
なのでこの差別発言を初めて知った時は残念に感じたし、こんなことを言うのだったら、彼女が自分の体形のことをいじられてもしかたないかもな、とも正直思いました。
ただ詳しい内容を知ると、アジア人に対する蔑称「チンク(Chink)」という言葉を使ったり、アジア人のしゃべり方をまねしたとして、問題になっているのは、彼女が13、4歳頃の時のこと。
そしてその後彼女はSNSを通して謝罪文の言葉を公開し「若くて無知だったことに関係なく、それが人を傷つけるものであるという事実。恥ずかしくて吐き気を覚えた」としております。
で、13、4歳の頃で蔑称と知らなかったことはあり得る、と私は思ったのです。
というのも私も日本で使われている蔑称を13、4歳の頃まったく知らなかったのです。
なぜなら家で両親がそういった言葉を発することがなく、話題になることもなかったからです。
父が沖縄出身で若い頃、自分自身が差別された経験があったのかも、と思います。
なのでか、とにかく、両親は差別意識がたぶんなく、そういった話も出たことがなかったのですよね。
で、私がいくつかの蔑称を知ったのは学校の同級生や友達、その親が発した言葉からでした。
それがきっかけで今でも、あの時の私は本当にひどいことした。恥である。と思っている出来事が1つあります。
それは中学1年の時のことです。
クラスである言葉を言われ、からかわれている子がいたのです。
私はその言葉をその時初めて聞き、その子の家が周りに住宅のない場所だったので、その言葉=田舎、と思い込み、私も一緒にその言葉を発して、からかってしまったのです。
するとその時、担任の先生が入って来て、大激怒したのです。
あの時の先生の目は怒りを通り越して、憎しみに満ちていました。
以来、誰もその言葉を使わなくなり、私も忘れていきました。
ただあの時の先生の目はなぜかずっと心に残っていました。
そしてその言葉が蔑称であることを知ったのは、その数年後。
友達と友達のお父さんの車に乗っていて、そのお父さんがある大きなお屋敷の前を通った時に言ったのです。「この家の人は〇〇なんだよ。でもこんな大きな家を建てたんだよ」と。
その言葉は、田舎の意味だと思って私も使った言葉。でもお父さんの言い方から、何か低い身分の人が這いあがった的なニュアンスを感じました。ただの田舎の意味じゃないな、と気づきました。
で、家に帰って母親に聞いてみたのだったかな。はっきりとは覚えていないのですが。
でもとにかくひどい差別用語だとやっと知ったのです。
その時、先生の憎しみに満ちた目の意味もやっとわかったのです。当たり前でした。言われた子はどんなに悲しかったことか。私、最低でした。
それが初めてできっかけで、日本にはたくさんの差別があることがわかってきました。実際に差別が激しい人にも何人か出会いました。
批判はしなかったけど、反面教師になっていったように感じます。
そしてフランスに来て、自分が差別される側になって、改めて思っております。
言い方変かもですが、差別ってほんとにかっこ悪いな、さっぱりしてないな、勘違いもはなはだしいな、じゃ、あんたはいったい何なのさ、と。
もし中学1年のあの時のからかう私が目の前にいたら、同じこと言い放って一発蹴り飛ばしそうになっていたかもしれません。
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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。
2009年にニースに住んでいた時、日本から長年の友達が遊びにきました。
その時は学生で日本から連れてきたチワワ坊やと2人(ぴき)暮らしの節約生活。
友達が来ても特に外食などはせず、私のアパルトマンでごはんを作って食べたり、出かける時もサンドイッチを作りました。
フランスはハムとチーズのサンドイッチでさえも4ユーロ前後しちゃうのですよね。
で、友達が1人でお散歩に行ってくるという時、お願いしたことがあります。
それは、もしマクドナルドに行くことがあったら、紙ナプキンをくれるので、それを捨てないで持って帰ってほしいということ。
その頃のニースのマクドナルドは1つ商品を買っただけでも紙ナプキンを5、6枚くれたのです。
それがチワワ坊やの散歩の時のカカ(うんち)の片付けにとても重宝したのです。
フランスは紙製品が日本よりも割高。なのにマクドナルドでは、こんなに要らないでしょってくらい紙ナプキンをくれたのですよね。
なのでニースではマクドナルド紙ナプキン使いが私の生活の習慣となっていたのです。
で、散歩から帰ってきた友達、マクドナルドの紙ナプキンをどっさり持って帰ってきてくれました。
飲み物を買ってもらったもの以外にも、各テーブルで他のお客さんが使わないで残していった紙ナプキンももらってきたとのこと。
私、本気で大喜び♪
すると友達が私を見つめてボソッと言いましたよ。
「moiちゃん。なんかフランスで嬉しさの基準低くなったね」って。
「え?」と私。
言われてみればホントそうなんです。フランスに来て節約が当たり前になって、そんな小さなことでも本気で嬉しかったのです。
それにしても、その時も今も思うけど、友達はなかなかうまいこと言いましたねぇ。
で、今もフランスで嬉しさの基準が低くなった自分は変わっていないのです。
思うのですが、日本の嬉しさの基準が高いのですよね。ものの質がいいし新商品がどんどこ出てくるし、コンビニの商品1つとっても本格的なものがたくさんあってアイディアもすごい。
リッチな方々は別だろうけど、フランスの普通の庶民は新しいものをしょっちゅうは買わないし、リサイクルやブロカント市が生活にとても浸透しています。
コンビニもないのでついつい何か買ってしまう、というコンビニの魔力もありません。
今では私もそれらにすっかり慣れ、そんなフランス暮らしの中で工夫しながら節約することに面白みさえ感じております。
さすがにマクドナルドの紙ナプキンはもう必要ないけど、料理をする時に使ったキッチンペーパーを乾かして、わんこ散歩の時に持っていっております。
はじめ旦那はちょっとびっくりしていたけど、今では普通になりました。もったいないですからねぇ。
そんな旦那も超節約家ですが、人様にしわ寄せしてでも自分が得したい人ではないし、ズルをしてでもお金を儲けたいという人でもまったくないので、それはほんと良かったな、と思っております。

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