パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

週末の独り言

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パリ郊外の我が街の春散歩をしょっちゅう楽しんでいる夫婦です。
パリというとマロニエの木を思い浮かべる方も多いと思いますが、
まさしくそのマロニエが今真っ盛り。
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白やピンク色の花をつけたマロニエは大きくて存在感があります。
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かわいい家にも相変わらず見とれて歩きます。
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小さなお子さんがいるのかな、広いお庭のお宅はちょっとした公園のよう。
子供には嬉しい環境ですねぇ。はぁ~。
Foto (919)
今はパリも藤の花(glycine・グリシンヌ)の季節。
藤は日本古来の花と言われているけれど
フランスの風景にもとても馴染んでおります。
紫陽花(hortensia・オルタンシア)も日本が発祥と言われているけど、
これからパリでもあちこちで咲くんです。楽しみ♪
Foto (920)
美しいお城のような館にも美しい薄紫のスクリーン。
Foto (921)
花はすべて綺麗。綺麗じゃない花などないのでしょうねぇ。
Foto (922)
ここは老人ホームらしいよ、と旦那が教えてくれましたが、
ちょうどこの時、ここに住んでいらっしゃる方のご家族らしい方々が車で到着。
会いに来てくれると嬉しいでしょうねぇ。
そんな場面を見て、ふと私たちの老後はどんなかな、とちらっと過ったりします。
あちこちが悪くなっていても旦那とまあまあ元気なら幸せだけど、
こればかりはわかりませんね。
もし1人になってしまったら、と思うと
子供も親類もいないし私には何のすべもありません。
でも結局は今からそれを考えてもしかたないこと。
うちの母はこれから老後、という時に病気になって。
よくなったらあれがしたい、どこそこに行きたい、
とたくさん願いを持っておりました。でもすべて叶いませんでした。
その時、いつかやろうはやめようと思って、
長年の夢だった海外に暮らす、を実行しました。
もし母を見ていなかったら、
いつか海外へ、と今も思っていたかもしれません。
でも実行した今、旦那と出会って思いもよらない再婚をして。
私たちの老後は、と過ったりしている。人生は不思議です。
とにかく、何とかでも元気に老後を迎えられるよう、
出来るだけ身体に優しい手作りごはんを基本にして暮らしていきたいです。
旦那にはもう少し平日のパスティスとビールを減らして欲しいけれど…。
Foto (923)
ということで、今フランスでしょっちゅうかかっていて大好きな曲をご紹介。
アメリカ・ルイジアナ出身のローレン・ディグルで、
ダイレクトに心に響く曲と歌声で心地良いです。


フランスはアメリカ大好き国なので、
アメリカの音楽の情報も早いし、お隣イギリスの音楽も早い。
人生は家族とごはんと音楽が大事、
と思っている自分にとてもいい感じです♪
あとは日本のミュージシャンももっとグローバルになったら嬉しいなぁ。

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Foto (3)
お天気に恵まれた日、旦那とパリ郊外の我が街をゆっくりお散歩。
さくらは散ってしまったけど順番に美しい花たちが咲いてくれています。
Foto (829)
やっぱり春は最高です♪
この素晴らしさを新鮮に教えてくれるために、
冬があるのかもしれません。
あんまりパリの冬苦手ばっかり言ったら、冬もつらいかも。反省~。
Foto (830)
素敵なかわいい家を見るのも2人共大好き。
みんなそれぞれ好みがありますが
自分はやっぱりヨーロッパの古い家に見とれます。
写真で見てた子供の頃からそれはずっと変わらないんですよねぇ。
で、叔母が、moiちゃんは昔から外国が好きだった、としょっちゅう言います。
結局それが今のフランス暮らしにつながっているのでしょうね。
でも日本の温泉宿に行くと何とも風情を感じます。
なんで定番の朝食があんなに美味しいのでしょう?
どうして家でやっても同じはならないのでしょう?
Foto (831)
街のセントラルのお花は係の方々がいつも美しく手入れしてくださっていて。
我が街の真ん中の市民の憩いの場です。
Foto (832)
花や家や春の風景を見ていると自然と歩くのがゆっくりになります。
それに気がついて、ああ、いい時間だなぁ、と。
そして。ゆっくり歩くのはゆっくり生きると一緒だな、と感じます。
今は自分は急がなくてはいけないことがないのでよかったです。
超がつくドジ子なので急ぐと全部空回り~、ですしね。
あ、でもよくせっかちな旦那に
仕度が遅い、時間に遅れる、と怒られるんですよ。
その時は、フランスではそんなきっちりしなくて大丈夫だよ~。
と堂々言い放ちます。
Foto (833)
ここもお花が綺麗。
Foto (834)
憧れの小さなお城のようなお宅です。
と思っていたら、旦那が教えてくれました。
何と!高級老人ホームらしいよ、と。
え?そうなの?と妻はびっくり!
Foto (835)
相当リッチな方々かと思われますが、
いいですねぇ、こんな素敵な家で人生の最終章を過ごせるなんて。
暮らす場所が美しいってとても素敵で大事だと思います。
ごはんが美味しいのと同じくらい。
Foto (836)
新緑の中を歩くのも気持ちがいいです。
空気がぜんぜん違います。新しい酸素が作られているからかな。
Foto (837)
春ははじまったばかり。
お天気の良い日は1人でも2人でも4ぴきとでも、
ゆっくり歩きのお散歩をたくさん楽しみたいと思います。とは言っても。
3ぴきはお散歩大好き過ぎてぜんっぜんゆっくり歩けないのですけどね。
それでケガしましたし…。
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ある日、ある角度で鏡に写っている自分の顔がふと目に入りました。
あれ?何か顔の輪郭が若干変わっている。
ん?と思いよくよく確認すると、
頬の肉が少し落ちてきているんです。たるんできたということですね。
なのでそのせいでほうれい線が目立つようになってきているのです。
あちゃ~、自分で気づいちゃいました~。
で、普段から、あんまりいろいろいじったりやり過ぎない方がいい、
だって仕方ないことだから、と思っていたのですが、
この落ちてきたのは加速を止めたい、止めなきゃ、とやっぱり思いました。
で、頬の運動を始めました。
でも簡単で、歯磨きした時のうがいで、
頬の筋肉を出来るだけたくさん使うようにすること。
その後に口をひょっとこみたいにすぼめて突き出すを1分×3回。
これを1日3回の歯磨き時に今やっております。
やらないよりやった方がマシかな、って感じでやっているのですが、
ちょっと頬がキュッとなってきたような“気“がするんですよ。
でもなんにしてもやはり仕方ないことです。
もちろんぜんぜんカモンじゃないけどあんまり無理はしません。
でもね、もし人に言われたりしたらショックだと思います。
自分で気づくより何十倍も悲しいと思います。
だからネットとかでたまに有名人とかそうじゃない人でも、
劣化したとか意図的にシワが目立つような写真が載せられていたりすると、
キツイなぁ、本人悲しいだろうなぁ、
言ってる人だってもし自分が同じこと言われたらショックだろうに…と、
とにかくなんかいたたまれなくなります。
誰でもいつかシワもほうれい線も出てきますしね。
フランス人は基本的に人の容姿のことをほとんどチェックしないので、
その点はよかったな、と自分に甘いかもしれないけど思います。
でも、だから、たとえば結構ぽっちゃりした人も多いし、
お腹が出てても夏にお腹が見えるセクシーな服とか着てます。
それも誰も何とも気にしない、っていうか普通っていうか。
それから実は日本よりパリの方がずっと“おしゃれじゃない“人が多いです。
これも人の容姿のことをチェックしないことと少し関係があるかなと思います。
他のことでも言えるのだけど、自分にも人にも厳しくないんですよね。
これ、自分の見てくれにはマイナスかもしれないけど心にはラクでよいです。うん。
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日本で働いていた時は、休みが取れると1人でも、誰かとでも、
とにかく海外に旅に出ていました。
一番最初に行った国はポルトガル。
首都リスボンはパリと同じようにスリがものすごく多いけど
どこか素朴で懐かしい雰囲気。
地方はさらにもっとそんな雰囲気で美しくて食べものも美味しくて。
はじめての外国のポルトガルに恋をしました。
いつか住みたいと夢を見るくらいでした。
そんなポルトガルに何度も行くようになり、その間に他のヨーロッパ諸国や
アメリカ大陸、アジアも、島々も含め旅をしました。
危険な場所もあったけど、でもどこも全部それぞれに面白くて
好きじゃないと思ったところは1つもありません。
そしていつか住みたいと思ったポルトガルは、
今人生の不思議でフランス暮らしになって。
ここから飛行機に乗らなくても車で数日かけて行こうと思えば行けるので
そういった意味では少しだけ身近な夢になりました。
そんな中で身近ではなくて死ぬまでにもう一度行けたらいいな、
と思うのがモルディブです。
海の世界が素晴らし過ぎました。
私は一度溺れかけて以来、足のつかないところは恐くてダメなのですが、
モルディブの海だけは恐さよりも海の中を見たい気持ちが勝って、
足がつかなくて心臓をバクバクさせながらも何とかシュノーケリングが出来ました。
色とりどりの魚の群れは別世界。
海の奥からウミガメがゆっくりと上がってきた時は崇高さを感じ心が震えました。
あの世界をもう一度見たいのです。
それに1200近くもの島々からなるモルディブ自体も不思議でどこか非現実。
もう一度だけ、今度は旦那と行けたら、なんて時々夢を見ます。
でも…それはたぶん無理なのです。
うちはわんことうさっちがいるからです。
シッターさんにお願いすれば、と思う方もいるかもしれないけど、
フランスでは動物のシッターさんはポピュラーではないし、
動物ホテルも預けるところはあるけどとても少ないです。
それに何より、私が人にまかせるのが無理なのです。
元気ではちゃめちゃなところがあったり、恐がりでママしかダメな子もいます。
もしどなたかにおまかせして散歩中にリードが外れたら、とか、
ごはんを食べなかったら、と思うともう恐ろしくて旅行どころじゃありません。
何かあった後では遅いのです。
モルディブにまた行けたらどんなに素晴らしいかとほんと思います。
でも、今は何よりもわんことうさっちたちなのです。
かわい過ぎてどうしようもありません。
なので、今はこの子たちと行ける範囲の旅と思っております。
でもよかったな、と思うのが、ここがヨーロッパであったこと。
車で日帰りでたとえばベルギーに行こうと思えば行けないことがないのは、
今もちょっと不思議で好きな感覚です。
モルディブは、行けたことを幸せだったと思わなくちゃです。
ということで、パリ散歩も小さな楽しい旅の1つ。
春がいよいよやって来たしこれからパリは素敵な季節。
パリに行くのが夢、という方々に私が感じるパリをこれからもお伝えします。
な~んて、この間スリにやられそうになったのでえらそうなこと言えませんけどね。
でもそんなこともリアルに。また遭いたくは絶対ないですけど。

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この記事を書こうと思ったのは札幌の叔母と電話で話したことがきっかけ。
親戚の話になり、私が〇〇さんは元気?まだ働いてるの?と言ったら、
叔母が、元気だよ~、まだ60代だからぜんぜん働いているよ~、
経験があるしまだまだ働き盛りだもの、と。
それを聞いて、日本とフランスはぜんぜん違うな、と改めて感じたのです。
フランスも定年退職制度があって今の時点の法律だと
公務員などは別ですが基本は62歳。
で、ほとんど人がとにかく定年退職を心待ちにしているからなんです。

少し前にヴェテリネール(動物病院)へ行ったら、
経営者の先生と旦那が定年退職まであと何年だという話をしていました。
先生はちょっと忘れちゃったのですが、あと3年だとか4年だとか言っていたかな。
とにかくとても待ち遠しくてしかたない様子で話していました。
先生が辞めたら別の良い先生を探さなくちゃだから若干心配なんですけどね。
一年近く住んだことがあるニースで出会った動物病院の先生は、
診断と治療が的確で動物に心から優しくてお金に細かくなくて
(ついでと言って歯石取りやってくれてお金をとらないような人)
それまで出会ったフランスの動物病院の
大ざっぱな先生たちの中で一番信頼出来て、
動物のためにずっといてほしいくらいの人でした。
でも定年退職であっさり辞めてしまいショックでした。
ほとんどのフランス人にとって仕事は人生の中心ではまったくないんです。
そして退職後の残された人生は、もう働かず、
年金もらって好きに生きる、という考え方なのです。

フランス人が退職したらやりたいことで多いのが別の土地へ移り住むこと。
それはフランス国内もあればヨーロッパの別の国や
オーストラリアやニュージーランド、カナダ、なんてこともあります。
キャンピングカーでヨーロッパ&アジア大陸を周りたい、っていう人もいます。
旦那の夢もそれ。それで気に入るカンパーニュを見つけたらそこに住むのもいい、
なんて言っております。ほんとは定年退職前に辞めたいくらいなよう。
私もパリが大好きだけど人生の最終期は
緑と水辺のある場所でのんびり過ごしたいので旦那について行くだけです。
そこで旦那と動物たちと暮らし、好きな古いものに囲まれて、
好きな料理して、出来るなら小さな畑も作って、
70%くらい自給自足出来たらいいな、なんて。最後の夢ですけどね。
少し前に梨花さんがショップ閉店のコメントで、
残された人生はゆっくり生きたい、と話していらっしゃったけど、
そのお気持ちがとてもよくわかります。
人生は短い。自分も残りは短い、もう精神的に疲れることはしたくない、
と思っております。
でももし両親がどちらかでも生きていたら、
そんなことは言っていられなかったかもしれないし、
フランスにも来ていなかったし心配でそばにいたと思います。
そう思うと、国だけじゃなく人それぞれ家族や周りの状況の違いもありますね。
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