パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

フランスの不思議

パリ庶民のリアルな日常と暮らし情報、料理をご紹介していたmoiですが2025年12月に南ブルターニュに引っ越ししました。

ちょうど1年前の今頃、住んでいたパリ郊外の家の売却が決まり、やっと第一段階突破だな、と、つかの間ほっとしていたことを思い出します。

でもその後、家の細かな点を知りたいとのことで買い主さんカップルが家に来た日、この記事で書いた隣人のアジア女性がまた恐かった、という出来事があったんです。
大笑いされて知る、アジア女性も難しい

それは旦那が買い主さんカップルに説明しながら家と庭を案内し、彼らが帰った後に1人庭に戻ってきて、その様子を家の中にいた私が何の気なしに見ていた時のこと。

例のアジア女性が自分の家から出てきて、庭の手入れか何かするふりをしながら旦那に近づいていき、何やら聞き始めたのです。

私たちは売却が決まったことを特に誰にも話していなかったので、窓から買い主さんらしきカップルを見ていた彼女が詳しいことを知りたくて聞き出そうとしているんだな、とわかりました。

そして見ていると、旦那が聞かれるがままに答えているように見えたので、私はそれがいやで、窓を開け旦那に、あまりそんないろいろ話さないでね、と彼女の前で普通の口調で言いました。

すると彼女の顔つきが途端に変わり、彼女(私のこと)何なの!良くないわね!と怒り出しました。

その後も何か文句を言っていたけど私は気にせず家の奥に戻りました。

で、家の中に戻ってきた旦那が、彼女がとても怒って私の悪口を言い出したこと、でもやはり家の売却や買い主さんのことをあれこれ聞いてきて、でも最低限のことしか言わなかったこと、家の売却価格も遠回しに聞き出そうとしていたのはわかったけど、もちろんそれも言わなかったことなどを話してくれました。

旦那は機嫌がいいと聞かれたことを何でも話してしまうところがあるし、それを利用されやすいので心配だったのですが、ちゃんと言わないでいてくれたようでした。

実は売却することを決め家に売却中の看板が出してから、まだ売れないの?などと言ってくる近所の人が何人かいて、いやな思いをしたことがあったんですよね。

なので2人で、とにかくもう聞かれても余計なことは言わないようにしようと決めていたのです。

話を戻しまして、で、その庭の出来事があってから、彼女は私が庭にいると、自分の家の窓の扉をわざとガチャン!と大きな音をたてて閉めたり、以前にも増してキツイ目つきで私を見るようになりました。

め~っちゃ恐かったです…。

でも引っ越すからいいや、と私も次第に開き直っていったし扉ガチャン!にも慣れていったので、とにかくごくごく普通にしておりました。

そして結局私はもちろん旦那も、彼女とも彼女のフランス人の旦那さんとも話すことなく引っ越しをしました。

ちなみに、まだ売れないの?と言ってきたのは皆フランス人だったのですが、売却が決まった後に売却価格を遠回しに聞き出そうとしたり、会った途端に、いくらで売れたの?と聞いてくる人もいたのですがそれは皆アジア人でした…。

あ、でもそう言えば今のご近所さんにはアジア系の人がいなくて、街中でもアジア系の人を見かけたのは女性1人と男性は2人、だったかなぁ。

パリやパリ郊外はアジア系の人がめちゃくちゃ多かったけど、大都市以外の地方に来るとホントぐぐんと少なくなるんですね。

日本人なんてさらに少なくなるだろうし、今の街にいるのかいないのか。

そうは言っても日本人、結構いたりするんですけどね。どうでしょうかね。

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パリ庶民のリアルな日常と暮らし情報、料理をご紹介していたmoiですが2025年12月に南ブルターニュに引っ越ししました。

先週末は南ブルターニュからロワール川を渡って南に下がった町に住む旦那弟さん宅に、カヌーも含め預けていた荷物を取りに行き、昼食もご馳走になってまいりました。

去年の9月1日にパリ郊外の元我が家を去ってから約1ヶ月半お世話になったお宅で、南ブルターニュに引っ越してくる際、車に乗りきらなかった荷物があったんですよね。

で、フランスは2月末から一気に春めいたのですが、この日も自宅を出る時はまあまあ良いお天気。

そして弟さん宅に到着するとさらに良いお天気だったので、青空の下でお庭アペロして、丸鶏のローストとフライドポテトをご馳走になり、デザートは私が作っていったシャテーヌとチョコレートのケーキをいただきました。

5ヵ月ぶりだったので新しい生活のこと、ブルターニュの長い長い雨のこと、弟さん宅地域も今年の冬は雨が十数日続いて普通じゃなかったことなど、話すことがいっぱい。

でもすべて過ぎたことなので、皆で美味しいものをいただきながら笑いながら過ごしました。

そんな感じで楽しくゆっくり昼食をいただいた後、弟さん宅を出発し南ブルターニュへ帰ったのですが、その時、よく言われているロワール川の境と天候について改めて、本当にそうだな、と実感することがあったんです。

じゃ、その実感したことを順番でご紹介させていただきますね。

IMG_2588

旦那弟さん宅を出発して20分くらい経ってから撮った1枚です。
(上に写っているのは車の上に乗せたカヌー)

雲はありますが、気持ちの良い青空で日なたは半袖でもいいくらい。

IMG_2591

ところがロワール=アトランティック県に入りロワール川がもうすぐというところまで来ると、次第に雲が増えてきて。

IMG_2597

ロワール川を渡り湾岸のサン=ナゼールの街を通り過ぎると、ほぼほぼ曇り空~。

IMG_2600

そしてロワール=アトランティック県と接っする南ブルターニュの新我が街に着くと、引くくらい完全にどんより曇り空~。

実はフランスでは「ロワール川を境に天候が変わる」と言われていて、私も知ってはいたし、弟さん宅滞在中に今の家を見に南ブルターニュに来た時も、やっぱりちょっと違うな、とは思ったのですが。

この日の帰り道は見事に言われている通りの天候で、がっくししましたよ。

しかも車から降りたらかなり肌寒くて、弟さん宅のあの青空が太陽が幻のように思えました…。←ちょいと大袈裟

ちなみに旦那は昔、半日の間にロワール川を挟んですぐの南と北を行き来したことがあって、そんなに離れていないのに南と北で温度が3度くらい違ってて、南では半袖Tシャツだったけど北に着いた途端セーターを着たそう。

とは言うものの、今日は南ブルターニュも雲1つない青空で最高に気持ちの良い日でした。

しかもしばらく晴天が続きそうなので気分は上々です♪
(人生後半は天候が超重要になってきた人間なもんで)

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パリ庶民のリアルな日常と暮らし情報、料理をご紹介していたmoiですが、2025年12月に南ブルターニュに引っ越ししました。 IMG_1549 - コピー 数年間悩んでいた長女犬のミュミュの酷い目ヤニ鼻ヤニが、空気の綺麗な旦那弟さん宅に居候中に治まったことをこの記事で書きました。
環状高速沿いのパリ郊外を去って起きた変化

で、去年の9月1日にパリを出てもうすぐ半年、新居に移ってきてもうすぐ2ヶ月になろうとしている今も治まっていて、以前の可愛いお顔にすっかり戻ってほんとに嬉しいんですよね。

今年15歳(推定年齢)。

白内障が進んでいるけどまだ見えているし、散歩が大好きでしっかりとした足取りでたくさん歩きたがって食欲も旺盛。

ただし老犬なので眠りが深くなってきていて新居の日なたで眠っている時は誰よりもぐっすりん子。

でもその寝顔がまた可愛くてこちらが幸せな気持ちになります。

この気持ちはわんちゃんや猫ちゃん、動物と暮らし、心から愛おしく感じている方ならわかっていただけるかな、と思います。

でもそういう気持ちがまったくわからない人もいるんですよね…。

このわかる人わからない人とのちょっとした出来事がパリを去る直前にあったんです。

近所にわんちゃんと暮らしているご夫婦がいらっしゃったのですが、我が家と同じ保護犬だったこともあり、散歩途中に会うとよくお話をしました。

なので、パリを去る直前の散歩で会った時に、もうすぐ引っ越しをすること、旦那弟さん宅にしばらく居候して家探しをすることをお伝えしました。

するといつも笑顔の優しい奥さまが不安気に「わんちゃんたちも連れていくのよね?」と聞いてきたので「もちろんです!宝物ですから」と伝えると、ご夫婦2人でほっとした表情を浮かべ「素敵な家が見つかるといいわね」と奥さまが言ってくださいました。

フランスは(も)、引っ越しやバカンス旅行のために平気で犬や猫を捨てる人がめちゃくちゃ多いし、うちは4ぴきいるので不安が過ったのだと思います。

その奥さまの質問に対しいやな気持ちにはまったくならなかったし、むしろわんこ側の気持ちになって心配してくれたことに改めて好感を持ちました。

その数日後、今度は別のご近所さんの旦那さまの方にその逆の言葉「犬は置いていくの?」と言われたんです。

その、置いていくの?は、置いていきなさいよ的な意味合いでして、どうしてそんなことを言ったのかは、それまでの彼らの言動でわかっております。

フランスは夫婦でも生活費は折半というスタイルが多いのですが我が家がそうではなく、旦那が新しい家を買い(探し)、そこに私が私の大事にしている犬を連れて行けるのが、面白くなかったのだろうと思います。

でもそれは私が心の中で感じていたことですしそれより何より、彼が動物に興味ないのは知っているししかたないことだけど、置いていく=犬を捨てる、というまず人としてどうなのかと思う発言をした事が本当に残念でした。

で、いつも自分の子供の自慢話をめちゃくちゃする人だったので「〇〇さんが自分の子供が可愛いのと一緒で私も自分のわんこたちがめちゃくちゃ可愛いんです!」と、何とか言い返した次第です。

うちのうさぎが死んで私がひどく落ち込んでいた時は「じゃあ、その後食べたの?」なんてことも言ったことがあって、家に帰って泣いたこともありました…。

本人は軽い気持ちで言ったつもりかもしれないけど、正直、無神経にもほどがあると思いました。

でも今は元我が街の人で会うこともないので、うん、過ぎたことです。

逆に「わんちゃんたちも連れていくのよね?」と言ってくださったご夫婦には「家が見つかってうちの子たちも皆元気です!」とお伝えしたいし、もし近くに来ることがあったら連絡ください、ともお伝えしたいくらいです。

わんちゃん猫ちゃんニワトリさんがいる旦那弟さん宅に居候している時、弟さんのやはり動物好きの奥さまと2人でこんな話しをしました。

動物は人間(も動物ですが)と違って意地悪や嫌味を言わないし自分の都合やお金のための計算をしないからいいんだよね、でも人間と同じように感情豊かで個性があって、動物のいない人間だけの暮らしなんて考えられないよね…と。

その奥さまがニワトリさんをぎゅっと抱き締めていた光景が今も忘れられません。

ニワトリを抱き締めるということを私は考えたことがなかったけど、その光景が本当に愛しげで素敵で心に強く強く残ったのですよね。

ということで最後にフランスで人気の歌手「ルアンヌ(Louane)」の最新曲をご紹介いたします。

タイトルは「シアン(Chiens:わんこたち)」で、ルアンヌとわんこ彼氏のストーリー仕立てになっていて、可愛いわんこたちがたくさん出てくるし曲もキュートです♪

ではではまた次回。
  

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パリ庶民のリアルな日常と暮らし情報、料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの最低気温予想は12度、最高気温予想は25度で、お天気は晴れの予報となっております。

フランスには「スターアカデミー」という歌手を目指す人のためのコンテスト番組があります。

でもコンテストだけじゃなく、出場者たちが郊外のお城で歌唱やダンス、演技の訓練を受けながら生活を共にし、その様子も放送されます。

2001年から始まったこの番組は2008年のシーズン9に視聴率低下のために終了しましたが、2022年シーズン10が復活。

2022年の優勝者のアニシャについてはその後のことがわからないのですが、2023年のシーズン11の優勝者のピエールは去年デビューして大活躍。

そしてその去年2024年のシーズン12の優勝者の北フランス出身マリヌが、ピエールに続き今年大活躍しております。

そんな彼女の歌声がコチラ↓

彼女は自分で曲を作って歌うシンガーソングライター。

この曲も彼女が作っていて、ただ今フランスでヒット中です。

柔らかで軽い歌声もメロディも心地良くて結構好きなので、ラジオでかかると一緒にハミングしております。

で、つい数日前に2024年のスターアカデミーの出場者たちが今年フランスを周る「スターアカデミーツアー2025」なるももの模様がたまたまつけたままのTVで放送されていました。

こうしてスターアカデミーについて書いたけど、実はほとんど観たことがなかったし優勝したのがマリヌであることはニュースで知っていたけど、ちゃんと出場者たちを観るのは初めてだったのです。

で、そのまま観ていたら、もうみ~んな歌が上手いのですが、マリヌが1975年のエリック・カルメンのバラード曲でセリーヌ・ディオンもカヴァーした「オール・バイ・マイセルフ」を歌いまして、あの曲ご存知の方も多いと思いますが、マリヌ、超高音のとこが楽々出るし声量に超びっくりしたのです。

彼女は自分で作った曲は特に高音を使わず軽やかに歌っているけど、ぜんぜん高音も出るし声量もあるしで、歌がめっちゃ上手いんです。

そんな高音出るのに使ってないとこが興味深かったしほんとのシンガーソングライターだな、と思ったのですよね。

自分が音域が広くても歌えても、それと自分が作る曲作りたい曲、歌う曲は別なんですね。

それから、その「スターアカデミーツアー2025」で準優勝だったというアフリカ系女性のエボニーもめっちゃ上手くてびっくりしましたよ。

繊細な中にも力強さがある歌声でちょっとダイアナ・ロスを彷彿させるような歌声。

こんなに上手くても準優勝なのか、と思いました。

とにかく、歌うということでも作るということでも才能がある人ってこうなんだな、と思ったのです。

で、その時、30年くらい前の出来事が過ぎったのです。

私はOLだったのですが、ある時、会社に出入りしているプロのミュージシャンを目指しているという書籍店のバイトの青年が自分が歌っている自作の曲が入っているというカセットテープをくれて、自分の歌を聴いてみてください、と。

そのカセットテープをもらった日はたまたま私の1番の友人2人が1人暮らしの私の部屋に遊びにくることになっていたので、3人で聴いてみることになったのです。

そしたらびっくり。

自分で作った曲で自分が歌うのにもかかわらず低音の声が出ていなくてまったく聴き取れないし、しかもやけに音域が広い曲で激しく高音になったと思ったらいきなり悲鳴みたいな歌声。

びっくりって書いたけど実は衝撃に近くて、そして本当に申し訳ないんだけど良くないんだけど耐えられなくて、3人でもうほんとお腹が苦しくなるくらい息が苦しくなるくらい笑ってしまったのです…。

そしてやっとや~っと落ち着いた後3人で超真面目に、この人は自分の音域わかってないよね、自分の音域で曲作らなくちゃだよね、自分で歌うのが無理なら提供する側になった方がいいよね、ってか大丈夫なのかなプロ目指して、と結構本気でいろいろ話合ったのです。

その後、そのテープを返したか返さなかったのかは覚えていないのですが、ただ返したのであれば、良かったです、とは伝えていないはずです。

今彼も50代後半くらいになっていると思いますが、どうしてるのかな。

とにかくマリヌとは真逆だったのですよね…。

そんな遠い昔のことを思い出したシンガーソングライターたちの音域。

シンガーソングライターだけじゃなく、目指すのでも名乗るのでも内容がついてきてないと、やっぱり厳しいというか、哀しいな、と思います…。

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パリ庶民のリアルな日常と暮らし情報、料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの最低気温予想は19度、最高気温予想は32度で、お天気は晴れの予報となっております。

旦那の亡くなった前の奥さまの親友はフランス男性と結婚しているモロッコ系女性のムスリム(イスラム教徒)だったそうです。

で、ある時、我が街のブロカント市に旦那&奥さま、そのフランス男性&モロッコ女性の2カップルで参加したことがあるそうなのですが、ブロカント市に参加する時って、皆食べ物や飲み物を持ち寄り、好き好きに食べながら飲みながら、お客さまとのやり取りを楽しみつつ売買するんですよね。

で、その時もシャンパンがあって、フランス男姓2人(旦那とモロッコ女性の旦那さま)とフランス女性(旦那の奥さま)、そして親友のモロッコ女性の皆でシャンパンを楽しんだそうです。

イスラム教ではアルコール類は禁止ですが、彼女は旦那さまがフランス人なこともありしょっちゅう飲んでいたし、とにかくシャンパンが大好きだったそうなんです。

でも、家じゃなく我が街のブロカント市で外で飲むということで、同じ街に住む兄弟が通りかかってもしお酒を飲んでいるのを見られたらとにかくうるさいので、常に人目を気にしてこそっと飲んでいたそう。

その話を聞いて、やっぱりそうなんだな、生まれたら当たり前に入らされていた宗教の中で育っていても、だからって好きなものは好きだし、その宗教がすべてと思ってるわけじゃないんだろうな、と思ったのです。

さらに他宗教、または他人種とパートナー関係になった場合、その気持ちがよりはっきりするんだろうな、と。

それにしても、本人が大人になっているのに今だに口うるさく言ってくる男兄弟って正直、やっかいだな、とも思いました。

でもムスリム女性の身近で本音的なことを知らなかったので、興味深いな、と思ったんですよね。

で、今週、我が家の向かいに住む、5月に奥さまを亡くされたばかりのポルトガル系のムッシューがアペロに来てくださいました。
今のフランスをつくづく感じた6度目のお葬式 前編

ムッシューは3人息子さんがいて、次男さんのパートナーがムスリム女性であることを奥さまの教会でのお葬式の際に知ったことを書きました。

で、お庭でのアペロは、私は簡単なおつまみを出すだけで男2人だけの時間を邪魔しないようにしたのですが、2人でいろいろ話したようで、旦那も思うところが多々あったようです。

そんな中で2つ話してくれて、それがどちらもとても印象的だったんです。

まずは、ムッシューの次男のムスリムであるパートナーさんは家の中では、当たり前ですがヒジャブ(イスラム女性が髪を覆い隠すもの)はもちろんアバヤやチャドル(イスラム女性が全身を隠すために身に着けるゆったりしたもの)は身に着けず、私たちとまったく同じだということ。

家の中だったら暑い日はタンクトップに短パンだってあるのかもしれません。

ところが一歩外に出るとなると、男兄弟たちがやれヒジャブかぶれ、アバヤ、チャドルで身体を隠せ、と口うるさく言ってきて常に目を光らせているのだそうです。

なので、しかたなく身に着けるのだそうです。

旦那の奥さまのシャンパン大好き親友の男兄弟と同じですね。

イスラム教も含めそれぞれの宗教や信条は尊重しなくてはと思うけど、その口を出してくる男兄弟たちは女性を1人の人間として尊重していないし、男性優位的考え方そのものだな、と思います。

ただし、イスラム教徒の男性が皆そうだとは言い切れないとも思います。

フランス人パートナーのイスラム教徒もたくさんいますし、イスラム教徒カップルでもアバヤやチャドルはもちろんヒジャブも身に着けていない女性というのもたくさんいますからね。

それに元々コーランでは男女平等と人種差別を説いているのに長年、保守的なムスリム男性たちが自分たちの都合のいいように解釈し利用してきたということも大きいよう。

それにしても男性と女性がほぼ対等でお給料の差もほとんどないフランスで、真逆の考え方だな、と思います。

その中で共存しようというのだから、そりゃなかなか大変です。

しかも移民2世3世がどんどん増えているけど、フランス人の人種差別と偏見、今もかなり酷いですからねぇ。

もう1つ面白いと思った話が、3人いるムッシューの息子さんの長男さんなのですが、ティーンエイジャーの時はサッカーばかりしていて勉強の方は本当にま~ったくだめだったそうなのですが、ある時サッカーを諦め勉学の方にシフトし猛勉強したそうです。

で、何と今、科学の研究者だそう。

日本では子供の頃から勉強勉強なのでその時点で優秀な子供は多いけど、フランスは子供の頃に勉強勉強言われないので抜きんでた子は少ない。

でも大学や大学院に進んだ時に勉強してぐぐんと伸びる人が多く、逆に子供の頃から勉強してばかりの日本人の子は伸び悩む。

という話を、娘さんが高校からフランスに移った日本人ママに聞いたことがあるけど、まさしくそのフランス的伸びた子なんだな、と思いました。

ということで、普段挨拶だけだったお向かいポルトガル系ムッシューですが、今回たまたまアペロの機会があって、それぞれ皆いろいろあるんだな、と知って、とても興味深かった次第です。

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