今日のパリの最低気温は8度、最高気温は11度で、お天気は曇りとなっております。
パリで一番有名?なセレクトショップと言えば2009年オープンのマレ地区にある「Merci(メルシー)」。
ちょうど近くでランチの予定だったので久しぶりに寄ってまいりました。

ショップ前にある赤いフィアットはお店の名物。
パリに来たことがある方ならMerciの文字を見なくても、この入口と車の絵柄でわかる方が多いと思います。

衣服やアクセサリー、バッグ、靴、インテリア雑貨など、さっすがおしゃれなものがいっぱい。

Merciと言えばこのトートバッグも人気。
色も大きさもいろいろと揃っております。

秋の今はニット系がとても充実していて可愛いのがた~くさんありました。
パリのショップって春夏物はカラフルな色が揃っていても、秋冬物になるといきなり暗い色ばかりになってしまうことが多いのですが、ここはそんなことはなくて明るい色の物もたくさん。

まるで春物のような優しいパステルカラーのブラウスもありました。

でもお値段はかなりお高め。
たとえば可愛いな、と思ったセーターは280ユーロ(今日の換算だと日本円で44,807円ちょっと)でした。
とてもじゃないけど一般庶民が買えるお値段ではありません。
そんなことを思っている側で聞こえてくるのは、フランス語よりも英語や中国語、日本語などの外国語。
この時はほとんどが外国人観光客のようでした。
なのでスタッフさんたちは英語対応もバッチリ。
(若干巻き舌が激しい方もいらっしゃいました)
もちろんフランス人のお客さまもいるでしょうが、日本の情報で紹介されているほどにはフランス人っておしゃれにこだわってないし、おしゃれにお金をたくさんかけられる人もそんなには多くないはず。
特に一般庶民はこのお値段出してまで買う人は正直少ないだろうな、と思いました。
パリにやって来た頃は、おしゃれを1番したいだろう年頃の子たちが服は適当で髪もくしゃくしゃで、何なら寝ぐせもついていて、雑誌などで見ていた日本のパリ情報はいったい何だったの?と思ったくらいです。
ただし今はその頃よりは若い子たち、おしゃれになっていて、パリでもパリ郊外の我が家周辺でも、オーバーサイズのダサ可愛いコーデを楽しむ子をよく見かけます。
パリ市内でも郊外でもいつでも賑わっているな、と思うショップはファストファッション(流行を取り入れた大量生産で低価格の衣料品や業態)のブランドで、スペインの「ZARA」やスェーデンの「H&M」、日本の「UNIQLO」など。
中国の「SHEIN」は今年の5月、パリ4区に期間限定のコンセプトショップをオープンしましたが、連日大行列になっていることがニュースになっておりました。
リサイクルも盛んなので、たとえば我が街のリサイクルショップは、1ユーロフェアやヴィンテージフェアがあると、英語圏の人まで並ぶほどの大行列になります。
フランスもピークは過ぎたもののインフレが続いているので、ますますプチプラ傾向のように感じます。
そんなフランスなので、ここで買うのはごく限られたフランス人、あとはほとんどが観光客かもしれないな、なんて思いました。
でも商品は本当に可愛いので、たとえばせっかくのパリ旅行なのでメルシーに行きたい!奮発して何か買いたい!
っていう気持ちはよ~くわかるな~。
私も旅行でパリへ、っていうんだったら、記念にもなるし買いたいかもです。
やっぱりトートバッグかな?!

見るだけでも楽しくて参考にもなるMerci。
周辺にもおしゃれなショップがありますよ~。
住所・・・111 Boulevard Beaumarchais 3区TEL・・・01 42 77 00 33
HP・・・Merci
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