今日のパリの最低気温は6度、最高気温予想は10度で、お天気は曇りとなっております。
私が見て興味深かったパリのロマ人についての記事が続いていましたが、今回はちょっと休憩がてら、11月の終わり、晩秋のパリ郊外のお散歩のご紹介です。
(早くご紹介しないと時期外れになっちまいますし)歩いたのは隣町。
かなり寒くなってきたけど、そんな寒さよりとにかく太陽の光が嬉しかったこの日の夕暮れです。
ノエルの飾り付けが始まったばかりで、街はキラキラシーズン突入。
綺麗で見惚れるけど、真冬が始まる合図でもあるので、またこの季節がやってきたか…と思ってしまうのも否めません。
秋と冬が長いパリではわたくし、春と夏を愛する女になりました~。
思いがけずヴィド・グルニエ(vide-grenier)に遭遇。
ヴィド・グルニエは屋根裏部屋を空にするという意味で、個人のお宅のガレージセールのようなもの。
さっと見て、旦那と私、それぞれ1点ずつお買い上げ。
私の長めの散歩に最近付き合うようになった旦那は予想外のお得があったので。
今日散歩して良かった、なんて言っておりました。
そうなのそうなの。散歩って結構お得があるのですよん。
いい気分でマルヌ川沿いへ。
春夏にはしょっちゅう来ているけど、日の短いこんな季節のマルヌの夕暮れはほとんど来ることがないので、とても新鮮。
静かめに感動しながら、フォトカシャカシャ。
白鳥さんがうまいこと現れてくれて、カシャカシャヒートアップ!
のわりに、たいしたフォトが撮れなかったです~。ごめんよごめんよ白鳥さ~ん。
太陽燦々の青空も大好きだけど、水色とバラ色が混ざり合うこんなグラデーションも何とも言えません。
今日散歩してほんとに良かった。
と、私もこの時思いました。
ずっと好きじゃなかった秋冬のショコラ色のマルヌの木々も、こんな風景の中では悪くない。
それぞれの季節の、時間の、太陽マジックです。
のんびりちんたら歩いてたけど、沈みゆく太陽を見た後は、今度はたったかたったか早歩き。
家でわんこたちがお腹すかして待ってるからで~す。
ということで、ヴィド・グルニエで私がチョイスしたブロカント皿1ユーロです。
持ってないタイプの柄で、程よく大胆だけど絵柄自体は素朴で、ロシアなどの東欧料理&お菓子に良いかな、なんて思いました。
ちょっと調べてみたら、ソ連時代の傑作と言われるレニングラードケーキなるものがあって、なんかそれが合いそうな感じ。
ソ連のお菓子なんて親近感マイナス100な感じなので、逆にちょっと興味あります~。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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